表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私は毎日水分補給と空腹予防と死ぬより惰眠してほしいと力説する

作者: 高海

 【きつい しんどい 辛い】

 私も実家で体調が悪くなると言いがちだ。何故体調が悪くなると精神状態も悪くなるのだろうか??当たり前のように受け入れてきたが謎が残る仕組みだ。中には体の不調を【気合い】なる物で無視し仕事をこなせる超人もいる。ただの根性で解決していいのか?筆者も学生時代に超人な下級生に尋ねたことがある。しかし、特に何もしていないとしか返事はなかった……恐らく超人達は我々一般人が工夫してようやくこなせるポイントを学生時代から無意識に習慣にしているのだろう。我々も真似できれば超人に近づける筈だ。

 そこで、筆者の経験を活かした心の健康法を記していこうと思う。


 一つ目【水分を意識して摂取すること】意識すれば実に簡単だ。だが効果は絶大。


 まず水を意識的に摂取することで「偽の空腹感」を紛らわせることができる。人間は朝食などを抜いたり早食いしてしまうと血糖値が乱れてしまい食べたのに空腹感を感じて余計に食べてしまう。そこで、水を飲むことで体を落ちつかせ冷静になれる。また、単純に水分補給欲を食欲に勘違いしてしまうこともある。食事以外でもこまめに「一時間に数回」は水を飲むことをお勧めする。


 二つ目【空腹を感じるまえに三食しっかり食べて予防する】空腹も一種の体調不良である。


 そもそも何故一日三食なのか。空腹によるパフォーマンス低下を予防するためである。筆者は小学生時代給食時間まで何も食べてはいけないという規則があったので空腹に悩まされてきた。四時間目には空腹ゆえに気分が荒れ反抗し叱られそのままの雰囲気で給食へ……という事があった。高校生になりある程度ましにはなったもののこの時期に空腹時に使われる気力精神力を根こそぎ奪われてしまった気がする。とにかく、空腹感を舐めてはいけない。空腹も発熱と同格いやそれ以上にきつい体調不良である。


 ならば何を食べるべきか。好きなものを食べるべきだ。まずは好きな食べ物。「食べていてストレスの少ない物」を選ぶべき。筆者の場合は蜜柑ゼリーやインゼリー、冷凍パスタ、冷凍牛丼の素だった。冷凍物は食べる気力が出ず数か月手を付けなくても問題なく食べられる。パンも美味しいが気を付けよう。好きなものを食べ食生活による精神安定が軌道に乗り始めてから栄養面も考えよう。

 当然だが家族との擦り合わせも必要になってくる。だが……正直、本人よりも家族の気遣いが大切だ。まず家族の優しさに触れつつも、ゆっくり回復して恩返ししていこう。【いつかは必ず良くなる】そう信じて寝よう。


 三つ目【寝る。死ぬのを諦めて寝る】これに尽きる。


 筆者がこの手記を残せるほど回復したのは極論「死ななかったから」だ。別に見栄えのいい理由ではなく長年希死念慮により様々な手段を自分なりに試した結果死ねなかったから諦めただけである。自殺衝動に駆られるほどの気力体力がどん底まで尽きたのもある。理由はどうあれ私は「自殺」よりも「惰眠」を選び結果的に時間と僅かなゲームという癒しが私を助けてくれた。「自殺も睡眠も意識を手放す」事は変わらない。それなら痛みもなければ睡眠薬もあるし家族も理解を示してくれる、【惰眠】の方が楽で前向きではないだろうか?

 


 何?【寝続けるだけだと家族に迷惑をかけたくないから自殺する】だと……?




                   判断が甘い。




 自殺にも山ほど種類がある。そのどれもが本人が精神的に助かっても残された家族に借金が山ほど襲い掛かったり引っ越さざるを得なくなる事もざらだ。海中自殺なんて、見つかったらその水域は当分立ち入り禁止になり、本人は行方不明扱いになり家族は生涯後悔しながら探し回る事になる。

 

              

          自殺は、【許されない大罪】である。

 睡眠はまだ生きているだけマシだ。生きてさえいればまだやりようがあるからな。


 安易に【自殺はよくない】と発言しても納得はしないだろう。そこで、寝続けることで自殺を免れた筆者の2024年5月31日直近の筆者の精神的日常を記しておこう。

 まず、三食に不満が有ったり量が少なかったり、空腹が続くと体調が精神的にきつくなる。【きつい、しんどい】と独り言いがちになる。その場合はどうするか?ゼリーを飲んでから


【布団に横になり寝る、最短2時間最長数時間は寝る】


そう、きつくなるも寝ることで快復するのだ。三食の不満も買い出しに出たり、家族と栄養面での食材の使い方の話し合いで解決させる。あくまで筆者の場合だがゼリーは本当に、本当に、ありがたい。常に6個は常備している。うつ病だけでなく腹膜炎なども経験しているので、猶更筆者にはゼリーが必要なのである。それらも全て【自殺を気力が無さすぎる故に諦め、熟睡する日々を年単位で過ごした】からである。

 

 さらに話すなら、処方された薬を継続して飲み続けることも大切だ。まず

            【薬は自分を変えてしまう怖い物】

という考えは捨てよう。ADHDの薬は特に、自分の創造性が失われ自分の性格が激変してしまう。と流布されているが。その通りである。筆者も十代の頃コンサータ等を飲みだしたが確かに性格が変わった。が、それ以上に【やっと、やっと、皆と同じ土俵に立てた】と歓喜に満ちていた。じゃあ私の創造性は永遠に消えたままなのか?


答えは【      否       】である。

現に私はどれだけネットで炎上し否定されようと拗ねて反省して結局熟睡して生きている。なんだかんだ物語に手を伸ばしている。

「薬を飲みだしたから自分は物書きになれない」なんて諦観するのは早すぎるだろう。いやむしろ、冷静になり脳内が冴え渡るからこそ、理屈で先人の知恵を吸収し考察し描くべき【絵描き】として目覚めるかもしれない。


 結論

毎日食事以外にも意識して水を飲む

空腹を予防する三食食べる、好きな物を食べつつ余裕があれば健康を意識する

希死念慮に囚われ自殺するくらいなら、とにかく寝ろ

死ぬことすら諦めて寝ろ、とにかく寝ろ、苦しんで死ぬよりお布団で惰眠した方が楽ちん

処方された薬はしっかり飲め、そもそも薬を怖がるな、飲み続ければいつか必ず良くなる

絵描きはともかく、小説は誰でも出来る物語である。薬を飲んでても物語は書ける。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ