仕事
そなたは失業したから仕事を与えてくれと申してゐるが
仕事がなくなってはおらんぞ
いくらでもあるでないか
何故に手を出さんのぢゃ
そなたはすぐ金にならねば食って行けない
金にならぬ仕事は出来ぬ
自分はよいが妻子が可哀さうだから
などと申してゐるが
どんな仕事でも
その仕事にとけ込まねば
その仕事になり切らねばならんのに
そなたは目の先の慾にとらわれ
慾になり切って
目の色を変えて御座るぞ
それでは仕事にならん
仕事は神が与えたり人が与えてくれるのでないぞ
自分自身が仕事にならねばならん
この道理さへ判れば
失業はないぞ
自分が仕事ぢゃからのう
と神様は申されますが (ᐢ ᵕ ᐢ)。
ただ、本来の”仕事”はその様に思います。