ハイブリッド執筆法 連載を書き終えての雑感のようなもの
ごきげんよう、ひだまりのねこですにゃあ!!
私、今現在ですね、
いいなずけ無双~中身が小学生男子な学園一の美少女と始める同居生活が色々とおかしい https://ncode.syosetu.com/n1700hv/
という小説を連載しておりまして……ええ、宣伝です。
毎日更新で本日2月26日現在で149話、31万文字ほどの長編ローファンタジーなんですが、昨日最終話まで無事書き終えましたので、ご報告と宣伝を兼ねてこうしてエッセイを書いているというわけです。
完結は来週の木曜日もしくは金曜日になりそうですね。多少加筆修正しながらとなるので、確定はしていません。ご興味あればぜひ~。
さて、宣伝はこれぐらいにして。
今回の連載なんですが、実はあるテーマを実験するために書き始めたという経緯があります。
それは書き溜めをして、完結をしてから投稿するというチャレンジです。
私の執筆スタイルは、毎日書きながら投稿するというライブ感を楽しむスタイルで、プロットを作らず、終わりだけ決めて、後はそこに向けて逆算で進めていくんですね。
これが一番性格的にも合っていて、楽しいんですよ。
ですが、周囲には完結まで書いてから投稿を始めるというスタイルの書き手さまが多い。そしてそういう方の作品はたいてい完成度が高い。
書き始めて三年目に突入しますし、食わず嫌いをしないで幅を広げることも必要じゃないかと柄にもないことを考えましてですね、活動報告で書き溜めチャレンジしますと宣言をして書き始めたのが本作。
最初は順調でした。十万文字くらいで完結する予定でしたからすぐ終わるだろうと。
でも、完結予定の十万文字を超えた時点で……アレ? まだ序盤……主要人物すら出てきてない。
という現実に震えまして、早々に完結後投稿は諦めました~。私切り替えは早いのです。
でも書き溜めの執筆をしていてメリットも発見しましたよ。
メリット① 毎日投稿の締め切りに追われなくてよい。無理なく自分のペースで執筆できる
これに関しては毎日執筆が私のペースなので、それほどメリットではないのですが。むしろ出せないことへの焦りというか、もやもやの方が辛かった。
メリット② 改稿や手直しが出来る
書き溜めの一番のメリットは間違いなくこれですね。リアルタイム連載だとこれが難しい。出来なくはないんですけど、何度も推敲してみたり、お話の順番を組み替えたりは難しい。キャラを増やしたり、減らしたりもできますしね。
メリット③ 貯金をしているようなワクワク感
最初はそうでもないのですが、書いた原稿が増えてくると通帳を見てニマニマするような気分が味わえます。
もちろんデメリットもあります。
デメリット① ライブ感が無い
やはり書いたらすぐに投稿してしまいたい人間にとって、小説って生ものなんですよ。新鮮なうちに出したい。その時に感じたままのリアルな感覚を大事にしたいのです。
デメリット② 執筆中小説が一杯になってわけがわからなくなる
整理下手の私にとってこれは厳しい。どこに何があったかわからなくなって混乱を極めました。
デメリット③ 予約投稿が面倒くさい
これも苦手なのです。案の定何度も失敗しまして、一度に七話まとめて投稿されてしまったり……逆に投稿されていなかったり……泣きそうでした。
というわけで、私にとって書き溜めは素晴らしい方法だけれども、執筆以外の部分で合わないというか、苦労が多いよね というのが実感です。
結局、連載は途中から毎日投稿という従来のスタイルに戻したんですが、せっかく書き溜めのメリットを知ったので、なんとか良い部分を取り入れられないかと考えて生み出したのが、ハイブリッド執筆法です。
簡単に言えば、週末に一週間分書き溜めをして、それを推敲加筆訂正しながら毎日投稿していくという方法。
一週間分まとめて書くことで流れの確認もできますし、あとからアイデアを足すことも出来るので書き溜めのメリットを生かすことが出来、基本は毎日更新なので、リアルタイム投稿の醍醐味もちゃんと味わえるという最高の方法です。まさに良いとこどりのハイブリッド。
一つ問題があるとすれば、一週間分のまとめ書きは結構大変です。
コツとしては、完成度は気にせず、六割~七割くらいの下書き感覚で書くことかなと。
私の場合は会話部分中心に書いてから地の文を足してバランスをとることが多いです。
ある程度書くのが早いという方にはおススメの方法ですよ~。
それにしても、連載は孤独な作業です。かなりのエネルギーを持って行かれるので、連載中は何でこんな想いしながら書いているんだろうと自問自答の繰り返しです。
それでも……終わりが見えて、最後の回を書いているとき、私は毎回泣きながら書いています。
悲しい話じゃないですよ。私はハッピーエンドしか書きませんから。
数か月間ずっと時間を使って、手を動かして、頭を使って心を揺らしながら書き上げた物語。
それは紛れもなく私自身であって、生きてきた証であって、私の人生そのものなのです。
だから涙が出る。
作品として投稿し完結した瞬間、それは私の手から離れてしまうから。
ずっと一緒だった双子が引き離されたような感覚。もしかしたら子どもが巣立ってゆくときの親の気持ちなのかもしれません。
寂しいけれど誇らしいようなこの感覚。
小説を書いていて良かったと思える瞬間。
だから完結させるのはやめられない。
疲れ果てて空っぽになっても……また書こうと思ってしまうのです。
皆さまも書いてみませんか?
そしてもし未完結の小説が眠っているのなら
完結させてみるのも悪くはない
そんなことを思ってしまうのです。