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アリアンロッドRPG2Eリプレイ『ぼっちだけど分身して派手に遊んでみた』  作者: 桐谷瑞浪
第1話 グランフェルデン・フェスティバル
6/12

PREPLAY03 今回予告&キャラクターメイク

 桐谷瑞浪(以下、桐):満を持してキャラクターを作っていきます。なあに、俺 (たち)には無敵のスタートセットがあるぜ(震え声)!

 ポリ靴(以下、靴):いえーい。

 大剛式(以下、剛):民度低いけど、物好きな読者のかたゴメンなさいね。

 うろるちゃ(以下、う):このリプレイの作者は匿名掲示板ばっかり見ていたから底辺層の思考回路らしいよ。

 ベイベイ(以下、米):ファミ通よりファミマガで育ってきた僻地出身の鏡なんだ。みんな、見捨てないであげてね!

 桐:はい、ここでは公式サイトからダウンロードしあ『スタートセット①改訂版 プレイヤーブック』を使っていきますよ。

 剛:某人気作品みたいにハンドアウトとかないの?

 桐:えっ?

 剛:えっ?

 桐:キャラクターシートだよ~

 剛:……。

 桐:……。えー、まず決めてもらうのがキャラクターの名前。それからメインクラス、サポートクラス、そして種族。スキルの決め方は……。

 靴:サンプルキャラクターェ。

 桐:サンプルなんて?

 靴:サンプルキャラクター使うといいって書いてありまっせ。

 桐:えっ?

 靴:えっ?

 桐:……。まあ知ってるし、それでもいいんだけどキャラクターシートの項目の中にルールブック読まないと扱いが分からないのがあるんだよね。7ページの脚注な。

 う:でもサンプルキャラクターでもいいよ。

 桐:そうすると1人だけキャラクター余るやん?

 靴、剛:そこはGMがなんとかするところだよ……。

 桐:今回は基本的に、サンプルキャラクターなしにしようか。ただ、ステータスなどはサンプルキャラクターが基準です。それと、サンプルキャラクターとそっくり同じキャラクターは作っていいよ。

 米:オッケー。それなら、初心者であるうろるちゃ氏の負担が少なくていい感じだ。サンプルキャラクターが事実上使えるなら、種族とクラスの組み合わせに頭を悩ませなくてよくなる。

 う:プレイヤーブックのコピーもらいましたけど……長いッス。着いていけるかどうか。

 桐:その辺は、どうしても厳しい部分があればセッション、つまりゲーム進行の中で必要に応じてアレコレと調整していくよ。ただ、まあ基本的には他の3人に遠慮なく相談しながら進めてもらえれば大丈夫なはず。

 う:あ、はい。

 桐:種族スキルは1つ。クラススキルはメインクラスから3つ、サブクラスから1つ。一般スキルから1つでメイキングお願い。

 靴:ふむ。要は「神官戦士」のサンプルキャラクターとかに準じるのな、了解だ。

 う:待ってください。「炎の賢者」はスキル7つです。

 桐:ほげ~?

 米:よし。全員、サンプルキャラクターから選ぼう。気にするな。あくまで俺たちはTRPG経験者っていう設定なだけの架空の人物だからな!

 桐:あ、そうだ。順番としては「今回予告」する場面だね。では行きます。

「゛古き都゛グランフェルデンで開かれる秋の収穫祭。しかしグランフェルデンに向かっていたキャラバンが妖魔の襲撃を受け、積み荷の食材を奪われてしまう。」

 う:何が始まったんです?

 剛:グランフェルデン・フェスティバル。スタートセットから始めるアリアンダーなら今回予告だけでシナリオがなんとなく察しが付く。

 う:はあ。

 靴:アリアンダーとかいう勝手な通称を使わない。アリアンロッドRPGのガチ勢な。

 う:なんとなく把握しました。

 桐:ルールブックすら買わない結果、遊びの輪郭がくっきりしてる……げふんげふん。ま、リプレイを読んだ人たちがアリアンロッドとかを買いたくなる程度には頑張っていこう。だけど俺たちは一銭も払わないでおこう!

 一同:おー!


 アイテム所持重量の最大値がどうやって決まるのかも分からない以上、そりゃサンプルキャラクターから選ぶ以外に選択肢がないセッションしか待っていなかった。

 キャラクターメイクの結果は以下のようになった。


 リック(ポリ靴のキャラクター。以下リに改める)

 サンプルキャラクター「剣の冒険者」

 ウォーリア/ウォーリア/ヒューリン

 ライフパス→闇の一族 (シックスセンス)、紛失、修行

 種族スキル→オールラウンド

 メインスキル→バッシュ、アームズマスタリー:両手剣、スマッシュ

 サブスキル→スラッシュブロウ

 一般スキル→アスレチック

 メジャースキルのバッシュを育てていく。シーン1回のスラッシュブロウの使いどきが難しいが、バランスの取れたビルド。

 アスレチックはシナリオ次第では気休めだが、役に立つと嬉しいお守り的なスキル。


 レイ(大剛式のキャラクター。以下レに改める)

 サンプルキャラクター「神官戦士」

 アコライト/ウォーリア/ヒューリン

 ライフパス→闇の一族 (シックスセンス)、親友、命令

 種族スキル→オールラウンド

 メインスキル→プロテクション、アームズマスタリー:両手剣、ヒール

 サブスキル→バッシュ

 一般スキル→ファーストエイド

 保険としてファーストエイドがあるため、TRPG初心者のパーティーでも誰かが暇になる確率が下がる。魔術スキルを盛り込み、神官っぽいロールプレイと実用性を両立。

 リックと違い、バッシュは武器の関係で気休め程度。


 ラント(ベイベイのキャラクター。以下ラに改める)

 サンプルキャラクター「炎の賢者」

 ライフパス→王侯貴族 (ヒストリー)、天涯孤独、金銭

 メージ/セージ/エルダナーン

 種族スキル→マジックセンス

 メインスキル→マジシャンズマイト、コンセントレイション、ファイアボルト

 サブスキル→エフィシエント、エンサイクロペディア

 一般スキル→モンスターロア

 エンサイクロペディアをモンスターロアでダメ押しする一方で、ファイアボルトをサブスキルのエフィシエントで強化してきた。マジシャンズマイトもきっちり取っており、火力とエネミー鑑定という役割をしっかり線引きしてある。


 ローニャ(うろるちゃのキャラクター。以下ロに改める)

 サンプルキャラクター「兎耳の射手」

 シーフ/レンジャー/ヴァーナ

 ライフパス→学者 (アイデンティファイ)、没落、無目的

 種族スキル→ヴァーナ:兎族

 メインスキル→ワイドアタック、スペシャライズ:弓

 サブスキル→アームズマスタリー:弓、ブルズアイ

 一般スキル→ファインドトラップ

 探索シーンを補うのは一般スキルくらいで、全てを戦闘に割り振ったビルド。遠隔攻撃という役割を果たすことを徹底することで勝率にこだわっていく。

 種族スキルによりブルズアイが強くなることもあり、シンプルながら強いキャラクター。


 桐:回復は欲しいだろうから神官戦士は外したくないだろう。まあ、賢者がサムライでもバランスが同じようになるだろうね。

 ロ:「有角のサムライ」はレイジを取らないのに、スピリット・オブ・サムライを取りましたよね。なぜでしょうか?

 レ:スキルはセッションを進めてキャラクターが成長すると更に取れるんだ。だから、トゥーハンドアタックやレイジをそこで改めて取って構わないわけ。

 桐:リックとレイの闇の一族かぶり(笑)。

 リ:シックスセンス強そうだからかな(笑)。

 レ:正統派っぽいイラストに真っ向から逆らってるライフパスになったね(笑)。

 ロ:自分は学者ですが、うろるちゃとしては初心者なので広い心でお願いしますね(笑)

 桐:うんうん。笑顔であふれて変な集まりと化したところで、いよいよ次回から第1話だ。

 レ:GMになるの忘れてませんか、GM?

 桐(以下GMに改める):20話も行かずにデフォルトのグランフェルデン・フェスティバルで終わる可能性もありますが、めげずにお付き合いください。続いてしまったらオリジナルのNPCとかでグダグダにしていくつもりです!

追記スペシャル「適当すぎたキャラ評価をリプレイ書きながら訂正する空間」

・リック

スラッシュブロウはザコ散らしのダメージ調節に便利。スマッシュもいいがコストが高く乱用は難しい。

・レイ

2Dが強いため、バッシュが思ったよりよく機能する。

・ラント

低命中の運ゲーのはずが、序盤から命中判定を潰したため良キャラに。

・ローニャ

普通に強いけど、離脱がいる。レベル1だとブルズアイは種族スキルと噛み合わない。

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