お風呂コント、、コント?『赤、青、黄色』
作者が見た悪夢をそのまま文字にしてみました。
笑いどころがなくて申し訳ない。
お風呂コント
『赤、青、黄色』
お婆さん)
はー温まりました。
お爺さんは遅いですねぇ。
先にシャンプーしちゃいますかね。
一人でシャンプーするの怖いなあ。
お爺さん)
ガラガラガラガラ。
お婆さん)
あ、お爺さん遅かったですねぇ。
一人でシャンプーするのが怖くて心細かったんですよ。
私は目を開けてシャンプーするのが苦手で、目を開けた時にお爺さん以外の何かがいたら怖いですからね。
お爺さん)
シャワー、ザッサー。
お婆さん)
あら、泡を流してくれるんですか?
ありがとうございます。
人に流して貰うのって、気持ちイイですよね。
お爺さん)
リンスも。
お婆さん)
え?
してくれるんですか?
今日は大サービスですね。
それにしてもタップリのお湯で流してくれるんですね。
目が開けられませんよ。
お爺さん)
赤、青、黄色。
お婆さん)
はい?
お爺さん)
赤、青、黄色。
お婆さん)
ああ、リンスの入れ物ですか?
赤っぽかったですかね?
青はボディーソープですからね。
黄色?
黄色いボトルなんてあったかしら。
お爺さん)
シャワー、ザッサー。
こっちも。
お婆さん)
背中も流してくれるんですか?
そっちはさっき洗いましたよ。
あれ?
お爺さんの手、冷たいですよ。
それに、なんだか指が細くないですか?
ん?
そもそも、手が小さい気がするんですけど。
お爺さん)
ガラガラガラガラ。
いやー、スマンスマン。
パンツの右足の穴に、両足を通して履いてしまっていてな。
脱ぐのに苦労したわい。
お婆さん)
え?
お爺さん)
なあ婆さん。
まるで誰かと話しているような独り言じゃったぞ。
お婆さん)
はい?
お爺さん)
うわ!
なんじゃその背中のアザは。
お婆さん)
アザ?
お爺さん)
まるで子供の手形のような青いアザで背中が埋め尽くされとる。
お婆さん)
お、お爺さん。
お婆さん)
な、な、なんじゃ!
どうしたんじゃ?!
頭が血だらけじゃないか!
2人)
ザバーン
夢を言葉にするのって苦労しませんか?
あえて文字に起こしてみました。
難しいっすね(笑)
読んでくださって本当にありがとうございました。