お風呂コント『願い事』
26日ということで書いてみました。
島田とは静岡県島田市の事。
蓬莱の湯は実在の施設です。
お風呂コント
『願い事』
お爺さん)
はーイイ湯じゃ。
て言うか、凄く良いお湯じゃ!
なんじゃコレ?
お婆さん)
今日はお風呂の日ですからね。
島田蓬莱の湯から炭酸泉を取り寄せましたよ。
お爺さん)
そうか、今日は26日か。
でも、炭酸泉ってこんなに甘い香りがしたかいの?
お婆さん)
お風呂の神様に感謝の気持ちを込めて、お酒も入ってます。
お爺さん)
ふーん。
意外とベタベタしないんじゃな。
お婆さん)
そんなに沢山入れた訳じないですからね。
神様鬼ちゃん)
ブクブクブクブク、ザッサー!
こんばんはー神様でーす。
お婆さん)
あ、どうもこんばんは。
いつもお世話になっております。
お爺さん)
こ、これが神様?
ずいぶん軽い感じじゃなあ。
初めて見た!
まるで龍じゃな。
お婆さん)
コレ、なんて言い方は失礼ですよお爺さん。
このお方は元々名のある川の神様だったんですけどね、川が埋め立てられて行き場を失って、弱りきってしまったところを、私がウチのお風呂に住みませんか?
とお誘いしたんです。
神様鬼ちゃん)
おかげで元気になったよー!
お礼に、お湯のクオリティーをマックスにしておいたよー。
あと、お婆さんの願いをなんでも1つ叶えてあげるよー。
お婆さん)
あらまあ、そんな気を使わなくても大丈夫ですよ。
お爺さん)
な、何を言っとるんじゃ。
せっかくだから何かお願いした方がエエじゃろ。
なんならワシが代わりにお願いしようか?
お婆さん)
私は特に願い事はありませんからね。
お爺さんにお願いしようかしら?
神様鬼ちゃん)
ダメだよー。
ジジイは僕に感謝した事が一度もないから嫌だベンベン!
お婆さん)
あらあら、お爺さんはこう見えて優しくて責任感の強いイイ人なんですよ。
言葉使いがイマイチなのと、感謝が足りないのは純粋さの裏返しなんですよ。
お爺さん)
何を言いだすんじゃ!
照れるじゃないか。
お婆さん)
ホント、もう少し大人になってくれたらイイんですけどね。
神様鬼ちゃん)
わかったー!
良きかな、良きかな。
お婆さん)
はい?
鬼ちゃんナレーション)
お酒に酔った神様は、お婆さんの願いを少し斜めに聞き入れました。
お爺さんの精神と肉体は、更に二十年大人になりました。
お爺さんは、この日から超お爺さんとして、全ての面倒をお婆さんに見てもらうのでした。
おしまい。
二人)
ザバーン
読んでくださってありがとうございました。
昨日寝落ちで更新してませんので、この後も続けて続投いたします。




