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むしろ周り全員勇者で俺だけ魔王な件。  作者: ナル
第一章 勇者学園
4/25

第三話 @ 続・平凡な日常その2

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

『勇者ユンケルが現れた!▽』

『勇者レインが現れた!▽』

『勇者クラウドが現れた!▽』

『魔法使いイルファが現れた!▽』

『魔法使いゼインが現れた!▽』

『賢者スラストが現れた!▽』

『勇者よしひこが現れた!▽』

『剣士レイリーが現れた!▽』

『勇者ヒロが現れた!▽』

『魔法使いネアが現れた!▽』

『魔法使いゾロが現れた!▽』

『勇者たかしが現れた!▽』

『勇者よしひこが現れた!▽』

『勇者ユイが現れた!▽』

『魔法使いマリが現れた!▽』

『僧侶リアが現れた!▽』

『勇者よしひこが現れた!▽』

『剣士レイアスが現れた!▽』

『魔物使いウェイトが現れた!▽』

『賢者クロノスが現れた!▽』

『魔法戦士ミユキが現れた!▽』

『魔法戦士マナが現れた!▽』

『魔法戦士レイカが現れた!▽』

『魔法使いよしひこが現れた!▽』

『賢者ブリューが現れた!▽』

『賢者ディアが現れた!▽』

『勇者ランドが現れた!▽』

『魔法戦士ヤヨイが現れた!▽』

『勇者よしひこが現れた!▽』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

『萎えるわー』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 クラスメイトほぼ全員、戦闘に参加していた。

 全員勇者で、俺だけ魔王だ。

 っていうかよしひこ多いなこのクラス。


 続いて各パラメーターが表示される。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ユンケル HP150 MP56

 レイン  HP136 MP78

 クラウド HP120 MP43

 イルファ HP112 MP72

 ゼイン  HP110 MP70

 スラスト HP156 MP20

 よしひこ HP115 MP38

 レイリー HP170 MP38

 ヒロ   HP154 MP68

 ネア   HP90  MP115

 ゾロ   HP120 MP24

 たかし  HP143 MP32

 よしひこ HP92  MP38

 ユイ   HP256 MP112

 マリ   HP145 MP218

 リア   HP112 MP120

 よしひこ HP92  MP40

 レイアス HP178 MP32

 ウェイト HP158 MP50

 クロノス HP178 MP46

 ミユキ  HP168 MP62

 マナ   HP158 MP63

 レイカ  HP142 MP81

 よしひこ HP120 MP38

 ブリュー HP130 MP45

 ディア  HP114 MP74

 ランド  HP180 MP40

 ヤヨイ  HP112 MP62

 よしひこ HP157 MP38


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


(さすがに人数多すぎないかこれ……)


 声に出すとウィンドウに表示されてしまうので、俺は思うだけに留めた。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『マオは不敵に笑っている』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「なんでだよ」

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『なんでだよ』


『うおおおおおおおっ!』


『っ!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 声のした方向に俺は振り返ると、一人の勇者が剣を構え、俺に突っ込んでくるところだった。

 そうだ、もう戦闘は始まっているんだった。

 俺が振り返ると同時に、勇者の携えた剣が振り下ろされた。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ぐっ!」


『よしひこの攻撃!マオに68のダメージ!』

『ぐっ!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 勇者の一太刀を浴び、俺のゲージからHPが削り取られる。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――



 魔王マオ  HP11999932  MP999(無制限)  


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『マオの攻撃!』

『どのよしひこだよ!』

『ばほうおうあ!』


『よしひこに215のダメージ! よしひこは死んでしまった!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「「ちくしょう!よしひこの敵を討つぞ!」」

「だからどのよしひこだよ」

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『マオは不敵に笑っている』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「やかましいわ!」

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『うおおおおおおっ!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ウィンドウに気を取られている間に、もう一人、勇者が特攻してきた。

 その剣には得意属性であろう炎が纏っている。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『よしひこの攻げ』

『お前もよしひこかよ!』


『マオのこうげき!よしひこに178のダメージ!よしひこは死んでしまった!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「てめえ!ぜってーに許さねえ!」

「あいつは……絶対に殺す!」

「クラス『勇者』は力を溜めて攻撃に備えろ!『魔法使い』は援護にまわれ!

『賢者』は回復とバックアップ!『剣士』は俺と速攻だ!」

「「「「おお!」」」」

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『雷』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 俺はパチンと指を鳴らす。

 すると地獄から召喚した雷が眩い閃光を放ち、クラス全体を包む。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『マオは地獄から雷を呼び出した!』


『『『『がはっ!』』』』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 クラスメイトの悲鳴が響く。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『全体に115のダメージ!』

『く……くそ』


『炎』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 パチン。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『マオは燃え盛る炎を呼び出した!灼熱の炎があたりを包む!

 全体に100のダメージ!』

「「「「ごふっ!」」」」

『まひブレス』

「ぐあああ……」


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ま、先生が来たら回復してもらえるだろ」

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


『勇者たちは全滅した』

『魔王マオの勝利!』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

「……一応、俺も『勇者』なんだけどな……」


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