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初めてのステータス

商店のババアと

「全部合わせて、銀貨11枚だよ。」


「そこをなんとか、12枚!!」


「そうだぜ婆ちゃん。これからのことも考えてもう少し色つけてくれよ。」


「しょうがないねぇ。12枚でいいさね。」


「「やっりー!!」


二人の謎交渉スキルで、俺が狩った獲物の毛皮や角、牙を交換したら銀貨12枚になった。

二人に銀貨一枚ずつ交渉代を渡して、俺はまず日用品と塩を買いに行き、次に斧と簡素な皮の鎧を買った。

残り、銀貨一枚になった。


「重い。買う順番間違えたな。」


俺は斧を背負いながら、教会で自分のレベルを確認しに行く。


「どうも。」


俺は教会と思われる施設の扉を開けて中に入る。

中には、数人の男女が一人の老婆の前で列を作っていた。

俺はその列の後ろに並んで、少し待ち俺の番が来た。


「今日は何しに来たの?」


「自分のレベルを確認したくて。」


「銀貨1枚必要だけど大丈夫かい?」


「丁度あります。」


よかった。

俺は銀貨一枚をポケットから出して、老婆に渡す。


「ありがとね。それじゃあ目を閉じてね。」


「はい。」


俺が目を閉じてすぐに目の前に液晶の光で表したような文章が現れた。


ジン

レベル6

アクティブスキル『強撃1』『刺突2』

パッシブスキル『危険察知3』『自然回復1』

オリジナルスキル『経験値0.5倍』『スキル成長度2倍』



「どう、ちゃんと見える?」


「見えます。文字読めなくても分かるんですね。」


この世界の文字は読めない。

俺の目の前に表示されているのは日本語だ。


「私がそういうスキル持ってるからね。本人にわかるように表示されるんだよ。もっと細かいことが知りたかったら、さらにお金かかるけどどうする?」


「遠慮しときます。」


スキルについて聞きたかったが、追加料金がかかるので遠慮した。


「ちなみにスキルポイントを使わないスキルってありますか?」


「あるよ。具体的には言えないけどね。」


(パッシブスキルのことだろう)


「分かりました。ありがとうございました!」


俺はお礼を言って、教会を後にした。

残金0になったので今日は、街に来たが野宿だ。

モリーとフィンも残金0だったので全員野宿だ。


「「えーー!!野宿!!」」


二人とも俺のお金をあてにしてやがった。

翌日、街に用事があった村人が村に帰るので一緒に帰る予定だ。

出稼ぎ組は街に居残るが、それ以外は村に帰る。


さあ、村に帰ったら冬支度だ




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