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街への出発

夜の森は怖い。

暗くて何も見えない。普通に帰った。

明日から、少し早く帰れないか交渉してみよう。

交渉してみたら夕方に帰れるようになった。病弱な母親のために働いてる俺の境遇に同情してくれたのだろうか。

絶対そうだ。


「日が暮れるまで1時間ぐらいしかない。さっさと獲物を捕まえないと。」


俺は森をうろうろしていると角ウサギを見つけた。

まだ俺には気づいていないようだ。俺は近づいてスキルを使って全力で突く。

避けられたが、なんとか足にはかすっていたようだ。

角ウサギは思ったような突進力を出せず、難なく殺せた。

木の実を二つ取って帰った。


こんな生活を過ごしていたら、収穫祭が近づいてきた。


ーーーーーーーーーー

収穫祭

全ての収穫が終わった時に一年の収穫を祝ってする祭り。

この日のために色々と準備をしてきた。この日は基本大人が酒を飲む日だ。俺はモリーとフィンの勝算のないナンパに辟易して、早々に家に帰っていた。

そもそも、この農村ではどれだけ土地を引き継げるかがどれだけいい相手と結婚できるかなのだから、俺たちなど相手にするわけないのだ。

適当に森で獲物を狩った。最近ではスキルを使わずに楽々、倒せるようになった。


「明日は気をつけて行くのよ。」


「フィン達も行くっていうし、大丈夫だよ。」


「それでも、何かあったら逃げるんだよ。」


「分かったよ。」


明日からは、収穫さが終わったので、冬が来る。

冬の間は、農業しないので基本休みだ。なので、街に出稼ぎに行く人たちがいる。

明日は、その人達について行って街に行く。

目的は、生活用品と農具と斧。お金が余れば教会に行っレベルの確認。

後は、ちゃんとした武器と防具があってもいいな。


ーーーーーーーーーー

翌日、俺は大きな荷物(お金に変えれそうな物を突っ込んだ。)


「もしもの時は助けてくれよな。」

「俺たちは後ろで応援しとくからよ。」


モリーとフィンは、戦いを教えたのに戦おうとしない。

この前ゴブリンに殺されそうになって、まだ早い、とか言ってた。


「邪魔はするなよ。危ないんだから。」


それから、特に何か起こるということもなく1週間ぐらい歩いて、街にたどり着いた。







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