第二話 いきなり戦争
第一話が内容少ないような気がしたので連続投稿です。見ていってください!
国王が消滅し、軍事大国との戦争、連邦政府は険しい顔を見せていた。
「連邦議会は副議長である私エレナが担当いたします…が、」
「国王は殺され、戦争状態に発展した…そう捉えるのが宜しいかと」
「どうしてそんなことに…」
エレナはエメリアの姉であって、副議長を務めるほどの優秀者だ。
連邦議会は議長(国王)、副議長、そして事務局長、事務次長、最高指導者の三人で構成される執政官によって組織される国権を有する組織だ。
「おそらくは国王陛下が何かを口走ったかミスをしたか…何か粗相をして殺されたのが一番考えられる可能性だな。」
「とりあえず今が大切よ…国王陛下の安否がわからない今、国王大権は移動させなければならない。」
「ですが…その場合どうなるのでしょうか?」
「本来は副議長が代理議長に就任し国王大権を持つのですが…正当なる王位後継者、エメリア殿下がいらっしゃる以上、後継者のエメリア様に国王大権が移るべきかと…」
「とりあえずは安否がわからないうちは議会が全執政を行いましょう。もし生存が確認できない場合…国王大権をおと…いえ、エメリアに渡すべきだと思いますわ」
「私は賛成です、」
「私は反対ですな、エメリア殿下はまだ15であられる。一人間として立派に成長しておられますが、国王大権をうまく扱えるほどはないと見受けられます。」
「なるほど…それも一つですね…」
エレナはそう言った後、未だ喋らない三人目の執政官に話しかける
「輪に入りにくいにはわかりますが、少しは喋ってみてはどうですか、エメリア、」
「え、いや…その…」
「国王の消滅、あなたも未だかつてない未曾有の大事件の当事者なんですよ。」
「僕は…そう言ったことはあまりわからないけども…」
「エレナ殿下、無理を言ってはいけませんぞ。」
「すまないわね、少し話がずれた、」
そう言って視線を戻す。
「ひとまず、公表はしない。すでに安否不明のことを悟っている国民もいるようだけど、それを公表してしまうと反発が広がる。」
「国王の心配もそうですが、今は帝国連邦との戦争が一番の問題です。フォン民国と善戦しながら帝国連邦からの防衛をするとなるとそれは不可能でしょう、ただでさえ万全の状態で勝てるか勝てないかなんです。」
「フォン民国と講和はできないの?」
今まで喋らなかったエメリアが唐突に意見を出す、皆それに少し驚いたようだが、エレナがそれを否定する
「できてもこちらが不利になるだけです。膠着状態で善戦もできてないのに講和するのは一種の降伏です。」
「ジダルヨソサル諸島共和国と同盟を組むのは?」
「ジダルヨソサル諸島共和国ですか…うちの北部に位置する友好国、たしかに彼方は軍備は整ってますが、元の軍事力が低いためあまり期待はできません。」
「芋づる式に協力を促す、ジダルヨソサル諸島共和国の同盟国大ミノンゾン連邦に協力を請えばその傘下ガリアナハリ第二帝国も来るはず、そしたら十分じゃない?」
いつにも増して真剣な眼差しで話すエメリア、エレナにもその意図は伝わり、推測を重ねる。
「たしかにその方法なら帝国連邦に対抗できるかもしれませんが…ジダルヨソサル諸島共和国が協力してくれたなら…ですね。」
「早速触れを出してみましょう、これからのことはその後に考えるべきです。」
「賛成ですな」
「わたしも問題ないわ、では軍拡の方針を取ることを可決します。」
皆が議会会議室から退出する中、副議長と事務局長だけがその場に残った。
「さて…ああはいったものの、流石に厳しいわね」
「えぇ、エメリア殿下のお考えが全てできたとしても…兵力差的には問題はないのですが…」
「やはり気にはなるわね…帝国連邦の新兵器、CL-01戦車とやら…」
「帝国連邦はついに装甲車の完全武装ができたようですな。」
「帝国連邦の軍事は量より質、エメリアはそれを分かっているのかしら…」
「ひとまずはジダルヨソサル諸島共和国の返事を待ちましょう。」
「えぇ…そうね」
不安に抱かれながらもついには議会会議室には誰もいなくなった
国が複数出てきてあやふや…地理関係を覚えていると後々の考察につながるかもしれませんよ、見てくれてありがとうございます!