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走馬灯  作者: 洗濯機
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走馬灯部屋

皆さんに単身で頂けるように頑張ります!

少年は、交通事故にあったらしい。

そしてある女性に連れられて、椅子がずらっと並べられたとても広い畳の部屋に来た。その部屋にはたくさんの人が下を向いて寝ている。

この部屋のルールは神に対して悪く言うことを禁じている。そう書いてある。

女性は目を閉じたまま口を開いた。

「ルールーを破れば、地獄に落とされる。対抗すれば二度目の死となるわ。」


少年は聞いた。

「ここはどこ?、あなたは誰?」


女性は答えた。

「ここは亡くなった人の走馬灯を見る場所、私はあなたに助けを求めに来たの。」


少年は違和感に気づいた。

「走馬灯を見る場所の走馬灯?ど、どういうこと??」


「まれに見ない人もいるの、あなたみたいに。ほら隣の老夫婦も起きてるでしょ」

女性はそう言ってまた目をつむった。


「じゃあた助って何さ」


女性は

「すぐわかる」

と言って何も教えてくれない。

謎は深まるばかりだが何もことが進まない。とにかく周りを見渡して帰れそうなところを探した。

しかし不思議なところだ、正面に大きな時計が五つ並んでいる。

どれもばらばらで、形や秒針の速さも違う。

あれをそろえれば抜け出せるかもしれない。そう思って近づくが見えない壁のようなものが押し返してくるので先に進めない。

仕方なく席に戻ると、女性が話し始めた。

「ここには出口はないわ。前にあるのは時空を調整する時計と、後ろは出られない入り口、

右が地獄で左が死刑部屋。」


「天国には行けないの?」

少年が聞くと女性は、

「選ばれたものしか行けないところなので上にあります。それ以外がいけないように。」

そして女性は少年の手を取り「たすけてくれればあなたをおたすけします。」と言って、少年を見つめた。

少年は助かるならと引き受けた。


隣のじいさんはつぶやいた。

「神なんているわけないのに」

その瞬間にじいさんは連れていかれる。隣のばあさんが必死に止めようとする。

だが、遅かった、連れていかれた…

この部屋にばあさんの鳴き声が響いた。

それはそうだ、何年も一緒にいた相手がいなくなったのだから、

ばあさんは言った

「神なんてただのうわさよ」

じいさんを追うようにして自分から右の部屋に進んだ。

「いまだ、」

女性が少年の手を取り右の部屋に入った。

なぜだ、女性はなぜ少年を…

地獄絵は船に乗っていくらしい

「地獄に行くの?」

少年が聞くと女性はあか抜けたようにいった。

「ここをとうらないと村へはいけないの!あっと、名乗るのを忘れていたわね。

私はリサよ、よろしくね。」

少年は驚いた様子で

「未来です」



続きもお楽しみに!

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