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バタバタしてて金曜更新できませんでした。物凄く短いけど今年最後の更新です。

来年の更新は未定です。

現在、私の前には椅子に座りながら可哀想になるくらい震えている人物がいます。


「えっと」

「はひ!」


噛んでるし。声裏返ってるし。

なんか、いじめているみたいで心苦しい。


「そんなに怯えないでちょうだい。何もしないから」


そう声をかけたら涙目になった。

何故だ?

怖がらせないように微笑みながら話しかけたぞ。


「お。お許しください」


いきなりガバリと頭を下げてきた。

ザッツ、土下座。

この国の人たちは私の前で土下座するのが流行っているらしい。


「顔を上げて頂戴。話ができないわ」

「も、申し訳ありません。お許しください」


私この国の言葉で話してるよね。

なんで通じないんだろう。

土下座人は泣いてるけど、私も泣きたいよ。

なんで、こんな体に転生しちゃったんだろう。

こんな立場になるくらいなら転生したくなかったよ。

大きくため息を付くと、土下座人はびくりと肩を揺らした。

何もしないって。

まぁ、これも自業自得なんだろうな。

いや、私がやってたわけじゃないけど。


「そのままでいいから質問するわ。答えてちょうだい」


ガクガクと首を縦に振る土下座人。

恐怖の余り声すら出ませんか・・・。


「私にこの国の事を教えて欲しいの。国民の暮らしとかこの国の歴史なんかも教えてくれると嬉しいわ」

「ひ~~~~」


えっ、悲鳴!?

頼んだら悲鳴を上げられました。

一体どうすればいいのでしょう。

途方に暮れていると男性は痙攣を起こし口から泡吹いて医務室に連れて行かれました。

あっ、ちなみに処罰はなしで通達しております。

だって、駆け付けた護衛の一言が


「首落としますか?」


だったんだもん。

淡々とした無表情で言うのはやめてください。

怖さ倍増です。



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