反撃準備
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さて、大尉が解放されると、国王陛下の執務室に私と大尉を呼び出した。
「御用はあれでしょうか?」
先に部屋についた私は、国王陛下にそう尋ねた。すると、国王陛下は
「それもそうだがもう一つあるぞ。まあ、同時に発表するから楽しみにしてな。」
そう、陛下は笑みを浮かべながらそう言った。
しばらくして、身支度を整えたマーガレットが入室してきた。そこで、国王陛下が命令を下した。
「まず、マーガレット君。君たちの部隊はこのマーレイ少将の所属とする。これに異論はないか?」
国王が大尉に尋ねる。大尉はそれにこう答えた。
「陛下。私は、先の裁判でも陛下から厚情を賜りました。私は、この命を捧げても陛下のために尽くす心意気であります。まして、マーレイ閣下の艦隊とは、名誉なことであります。」
国王は、その返答に満足したようだった。続いて、国王は、任務を発表した。
「君たちの艦隊には、南部のクルカ島に赴いてもらう。」
陛下の言葉に私は、いや大尉も耳を疑った。
「陛下!お言葉ですがあそこは、無人島で戦略的価値もなく両軍の事実上の中立地帯となっているあの島になぜ今上陸するのですか。」
私のその訴えに、国王は、悩んだのち次のように答えた。
「いいか、くれぐれも内密にしてくれよ。もし、情報が露呈したら言わなくてもわかるよな?内乱罪と同等の処罰をするからな。」
そう、前置きをして国王は話し始めた。
「あそこには、国王直属のつまり、王家の直轄諜報部の本部と、訓練施設があるんだ。そして、ここの情報は、王家と側近しか知らない。任務は、その近辺海域まで赴き、諜報員20人を回収しろ。」
(そんなところに施設が...)
私は隠された事実に驚かされたが、しかし任務を速やかに完遂せねばならない。
時間的余裕がないため、私は直属艦隊の最初期艦艇の駆逐艦フィールに乗艦し、マーガレットもフィールに乗艦した。
フィールは、日没とともに出航すると、深夜0時ころには、近海に到着した。全灯火を消灯し、予定時刻になるのを待った。
予定時刻になると、航海灯をつけて、諜報員が合流するのを待った。しばらくすると、数艘のボートがやってきたため回収し、本土へ帰還した。
今回の任務は、大した障害もなく達成できたが、帰還早々国王陛下から追加の任務を伝達すると呼び出しが行われた。
「君たち、まずは回収任務の成功は見事であった。感謝する。」
国王は、私たちが入室すると、そうおっしゃられた。
「恐縮でございます。ところで、次の任務というのは?」
私がそう切り出すと、国王は、ああと言って話し始めた。
「次の任務についてだが君たちの部隊に特殊部隊を全員異動させる。そして、特殊部隊員25名。先の作戦参加者と、陸軍の50名これも先の作戦参加者。そして、今回の諜報員を今回彼女がもたらしてくれた情報にあった、西部沿岸協力都市各地に送り込む。その輸送任務を特殊急襲部隊n君たちに依頼したい。」
陛下が任務を伝達した。私と大尉は、了解しました。と言って退室した。
退室後すぐに、今回の作戦参加者を招集すると、
「翌日夕刻、出撃予定だ。準備をしろ!」
と命令した。
今回の作戦には、特殊急襲部隊所属駆逐艦6隻全艦を投入し、それぞれ私と大尉で3隻ずつ指揮し、2拠点ずつ上陸を担当することにした。
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