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イルーツ王国記  【闇の狼リメイク版】  作者: 照屋 啓二郎
国家の方針決定と本土防衛
4/7

方針会議

新章に入ります。内政描写が下手かもしれませんが頑張ります

 4月10日、国王救出作戦の立て直しを終えたので、全王国高官を集め臨時最高会議を始めた。


 場所は、本島の総司令部の建物にある会議室だ。横に一本と縦に二本の机が並べられており、中央に国王が左手には、首相が右手には、近衛師団長から軍部の最高司令官となったジェームズがつき、左手の机には文民が、右手の机には武官がついた。


「これより、最高会議を始める。ここからの戦略を決めるぞ。」

 国王がそう切り出すと、


「まずは、外務大臣のカイルより提案がございます。同盟国のノルシア王国との協力強化を進めるべきだと考えます。」

 そう、カイルが話した。それに対して、


「確かに、関係強化は大切だろう。しかし、現在各国は戦争の負担が大きく全ての戦線で休戦したはずではなかったか?」

 国王がそう問いかけると、それに対してカイルは、こう答えた。


「詳しくは、軍部よりお話があると思いますが、現在臨時政府に対してかつての敵国バイル帝国が臨時政府に対して、大量の軍事物資を提供しているとノルシアより情報が提供されました。」

 国王はこれに対して、


「ノルシアも戦後復興などで大変だろうが物資援助などの協力に応じてもらえればな。」

 外交の方針としては、同盟国に対して協力を求めるということでまとまった。


「続いては、内務省よりいくつかの懸念事項をお伝えします。まず、食料自給率は、ある程度安定しているとはいえ、この島の体制が整うまでは臨時政府による航空襲撃を受けており、田畑に被害が出ました。そのため、食料が今期持つかが怪しいです。しかし、外務省に提案したいことがあります。」

 そう言って、内務大臣のスミスは、外務省と国王に予想外の提案をした。

「国民評議会と交渉をしましょう。あの領域は、王国の穀倉地帯となっていた場所だ。そして、評議会には、反軍親王派閥が2つあります。そことパイプを作ることができれば我々にも提供できる資源はあります。それにより、王国再統一後の国民との関係や国王陛下の望んでいた改革のきっかけになると思われます。」

 そうスミスが言い終えると、


 数秒の沈黙の後、国王は話し始めた。

「確かに、私は民主化を進めることなどを望んではいる。しかし、彼らの中には臨時政府を打倒した後王政を打倒しようという勢力もあっただろう?仮に、議会で多数派を占めることができたとしても国民評議会が不安定になれば臨時政府が優勢になり、我が国にも危険が迫ることになるのではないだろうか?」


「しかし、いずれにしてもこの問題には結論を出さなければならないだろう。この件については、後日このことに対する臨時会議を開く。軍部の話を頼む」

 国王のその言葉で、軍部に話が移った。


 軍部のジェームズが話を始めた。

「これは、この会議で話し合うことではないですが、近日中に戦略会議を開いていただきたいです。また、軍部としても可能であれば国民評議会との連携は考えていただきたいです。加えて、協力を持ちかけたいものがあります。我が国の5大貴族家の内、2家が臨時政府に、2家は、第四勢力として動いており、王都へ東部、南部から臨時政府側の貴族家の守備する王都への侵攻を画策しているようです。我々の方についたスチュアート家は、貴族領各地の旧来の要塞に貴族軍を配備し、スチュアート家の中心地であるスチュアート城や各地の城壁都市へ周辺住人や物資、部隊を集め臨時政府や敵対貴族との戦闘に備えているそうです。あの家は、軍事力も経済力も全てが全貴族家のなかで突出しているため、短期間での敗戦をするとは思えませんが長期戦になる前に援助に行くべきだと考えます。」


 この軍部の意見に国王は、

「長期的な要望については把握した。文民と協力して進めていく。」


 こうして各省と軍部の方針を国王やそれぞれと交換し、この会議は終わった。


 会議が終わり、夕刻、私、マーレイは、統合軍司令部へ移動した。

 すると、偵察機から敵艦4隻がこちらに向かってきているという情報が入った。


読んでいただきありがとうございます。

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