ラブプリンスのコスを
体育祭も終わり、9月9日を迎え、高橋美桜の誕生日となった。
隆盛 「姉貴〜。なんかほしいものとかあるか?」
美桜 「ん〜。そうね。目の前で裕之くんを犯して!」
隆盛 「できるか!バカか!!」
美桜 「冗談よ!」
隆盛 「ひろにも同じ事言うなよ!」
美桜 「分かってるわよ。少しは押し倒したいとか思わないわけ?」
隆盛 「思わない訳ねーだろ…でも、ひろが嫌がる事したくねーし」
美桜 「ふ〜ん。まぁ、いいわ。何か欲しいってわけじゃないから
どうしても何かしてくれるなら、そこの紙袋の衣装来て写真
撮らせて!もちろん裕之くんと一緒に。」
隆盛は隅に置かれている紙袋の中身を開くと、そこには煌びやかなアイドル
などが着るステージ衣装が入っていた。
隆盛 「なんだこれ!」
美桜 「春花に聞いてもいいわよ。私の好きそうなポーズでよろしく」
隆盛 「嫌な予感しかしねーよ」
最近は色々と自分のお泊まりなど、夜が遅くなる時に親になんだかんだと
理由をつけて庇ってくれるので少しは恩返しがしたかったのもある。
裕之の家に行くと、春花に衣装の事をきいた。
隆盛 「これなんですが?分かりますか?」
春花 「あー。これは今期のラブプリンスじゃん。しかもロラ×エリの
衣装だね。美桜の好きそうなポーズかぁ〜。まぁわかるけど、
結構コアだよ。裕之ーーー!ちょっと来てー!」
裕之 「なに?あ!りゅう…どうしたの?」
隆盛 「ちょっと手伝ってくれるか?今日姉貴の誕生日でさ。これで
写真撮って来いって言われてさ。」
裕之 「うん、いいよ?」
隆盛 「何を着るか聞かないでおっけするなよ…」
春花 「まぁまぁ、まずは隆盛くんはロランの衣装ね、裕之はエンリの
衣装だからこっちね。タイはこうやって、こうすれば結べる
からね」
そうして着替えてくると、付いていたカツラもセットしてあげた。
春花 「まずは、エンリえーっと、裕之は隆盛くんを後ろから飛びつく
感じで抱きしめて!隆盛くんの視線は常に裕之に向けててね」
カシャ、カシャ。
春花 「次は裕之、隆盛の膝に寝転がって腕を精一杯伸ばして笑顔ね。」
裕之 「へっ…こうかな?」
隆盛 「膝枕って事だな?」
裕之 「な、なに言い出すんだよ〜。恥ずかしいじゃん」
春花 「照れてていいわよ。その方がリアルっぽくていい感じだから。」
裕之 「ねーちゃん…」
春花 「次は〜。ちょっと裕之上着脱いで、それと隆盛くんは少し着崩し
た感じでお願いね。そうそう。それで右腕を自分の方に真っ直ぐ
引いて、腰を抱いて!それからキスしちゃって♪」
裕之 「ふぇっ!…んっ!!」
カシャ、カシャ、カシャ。
隆盛 「あっ!ごめん、嫌だったか?」
裕之 「あわあわあわw…嫌じゃないけど…ねーちゃんの前で!!」
春花 「気にしないで!今はどう見ても隆盛くんと裕之ってよりは、
ロランとエンリだから。」
裕之 「気にするよ!」
春花 「いいじゃん。隆盛くん服の中に手を入れて裕之の乳首を掴む
感じで。裕之はシャツの裾を口で咥えて真っ赤にって、なっ
てるわね。」
裕之 「うぅーーー。…!!」
隆盛 「痛かったら言えよ」
春花 「そうそう、いいよ。」
カシャ、カシャ、カシャ。
春花 「あとは、服はそのままで、裕之は横になってて。ズボンの
チャック開けといて、パンツはそのままでいいわよ。」
裕之 「…////」
隆盛 「これは…エロいな…」
春花 「これを垂らせばおっけ。そのままね。」
カシャ、カシャ、カシャ。
裕之の腹の上に練乳を数滴垂らしてカメラを構えた。
あとは隆盛くんの口の周りに練乳を垂らすとカメラ目線で写真を
撮った。
春花 「よし、あとはプリントアウトしてくるね。ちょっとまっ
てて。早く洗って来なさい。」
裕之 「これ、なんなの?」
隆盛 「すまんな!姉貴が用意した衣装だ。今ハマってるらしい。」
裕之 「ふ〜ん。」
腹の上の液を拭き取ると少し甘い匂いがした。
裕之 「なんかりゅう、エロい…」
そう言って春花が居ない間に隆盛の顔に近づいてぺろっと舐めとった。
裕之 「甘い…」
隆盛 「エロいのはひろの方だろ?それ以上やると、マジで襲って
いいって事か?」
裕之 「えっ…あっ…んんっ…」
裕之の素肌を舌で舐めるとさっきまで練乳がかかっていたところは甘く
感じた。
その時階段を降りてくる音が聞こえてきて、春花が降りて来た。
春花 「はい!これ渡してみて!きっと喜ぶわよ」
隆盛 「はぁ…ありがとうございます」
春花 「いいわよ、こっちもいいもの見れたし。続きはいいの?」
裕之 「なっ…!?」
隆盛 「ひろがいいなら?俺はいつまででも待ちますよ」
春花 「そっか!って裕之?」
真っ赤になって隆盛の懐からすり抜けると部屋へと上がっていった。
春花 「追っかけないの?」
隆盛 「いえ、行きます!」
そう言って裕之を追いかけていくのを見守ると、春花はにやにやと笑いが
込み上げてきていた。
春花 「青春っていいわね〜。さーてと、美桜に上手くいったって報告
しなくちゃね。」
スマホをとると、電話をかけた。
2階の部屋ではガチャと開く音がしたので、隆盛が中にはいったのだろう。
最近ハマり出したラブプリンスシリーズはそこそこ有名になりつつあった。
しかも、それが隆盛と裕之にそっくりな事もあって、美桜から頼まれてい
たのだった。
そうとも知らず、隆盛と裕之はちゃんと頼んだポーズで写真を撮らせてく
れて、持つべきものは従順な弟だった。