表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

4.ある日の出来事と俺 No.2

あっ、誰かいた

そこには、席に座りながら本を読んでいる差江島羽矢奈(さえじまはやな)がいた

羽矢奈は、肩のちょっと下まで伸びた茶髪

に、碧に負けず劣らずの顔。

確かファンクラブもあるとか無いとか

クラスの中で一番人気のある(主に男子)

俺とは正反対だね・・・別に良いけど

「ん?僕に何か用?」

羽矢奈は俺に気づき、本を置きこっちを

向いた

「いや、何も」

「えっと~、確か智史君だよね?」

「そうだけど?」

「うーん・・・・・・・よし!」

そう言って羽矢奈は、俺の方へ近づいて

きた

え?なに?一体なんですか?

俺は後ろに下がったが、廊下の端まで追い詰められた

「あのさ」

「うん」

「僕と付き合ってくれないかな?」

「はぁ?」

なに言ってんの?この人

「からかってる?」

「そんなわけ無いじゃん。キスでもしたら信じてくれる?」

「それは、勘弁して」

「で、どうなの?」

どうしよっかなー、俺が羽矢奈みたいな子と付き合えるなんて百年に一度あるかないかだしな

・・・・・・・・・・・・・・・・

俺は、この五分間に悩みに悩んだ末に答えを出した

「ごめん、今は付き合えない」

「そっか、分かった」

あれ?意外に軽い?

「どうしたの?」

「いや、泣くのかと思ったから」

「流石に泣きはしないよ、しかも今は付き合えないんでしょ?だったら僕にもまだチャンスはあるってことでしょ?」

うーん、実際そうなんだけどね・・・・

この反応は予想外だった

ま、泣かれるよりは良いかな?

「あーぁ、上手くいくと思ったんだけどなー」

「なんか、ごめん」

「大丈夫だよ・・・・・ねぇ、この後、

碧さんと帰るんでしょ?」

「そうだけど?」教室での話聞いてたのか

「僕も一緒に帰ってもいいかな?」

「別に良いけど?何で?」

「別に・・・ただ、恋のライバルには、挨拶ぐらいしとかなきゃだからね」

「なんか言った?」

「なんにも~」

ま、いっか

俺は、羽矢奈と下駄箱に向かった

もうひとつの小説は連載がスッゴく、不定期になってしまいますがご了承ください

すいません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ