ある日の日記・79回
七十九回
今日は疲れて書く気がしない。
今日も一日、色々なことがあったような気がします。
とにかく気付いた点を二三書き足しておくことにしておきましょうか。
「せっかく築いてきた団結心(信念)を、あんな奴の為に壊されてたまるか!」と――
今、彼は躍起になっているそうですネッ!
その事に関しては僕にも責任がありますから、チョッピリ生意気なことを言ってみようか!
こんな事で壊れるくらいの、他愛のない団結心(信念)だったら、いっそう思い切って壊れるままにしておいたらどうだろうか?
壊れるということは、また新たな事象が生まれるということにもなりますからねっ!
今までのこと(やり方)というものが正しいものであったら、たとえこのような事があったとしても復元されることだろうし――
それだけの自信というものがあったら、そんなに戦々恐々とすることはないのです。
たまには息抜きに皆を解放してやるのも良いのでわないかと思います。
今のように睨み合い、対立して、ムカムカしあっているくらいなら――
一層、全てを壊して、何もかも白紙に戻してみてはどうだろうか?
その方が今よりはよっぽど気楽にもなりますし――
そうした後は、また新たな事象が生まれてきて、結構オモシロイことが起こってくるのでわないでしょうか?
とにかく、しばらくの間だけでも、成り行きに(様子を見るということで)まかせて、息抜きしましょうよ!
ねっ!
↑
「自己への戒めに転換!」
・・・・・・・・・・・・
何度思ったことか知れない!
死ぬことを……
何度夢見たか知れない!
彼女の暖かい言葉を……
顔で許しながら
心で泣いて……
どんなに苦しかったかしれない
彼女の面影が……
僕が死ねば彼女の愛を……
この胸の中にジッとしまい込んで、僕は永遠に彼女と二人だけですごせる
どんなに思ったか知れない
彼女と二人で生きることを……
どんなに夢見たか知れない
二人の将来を……
しかしついに彼女の口から
その暖かい言葉は聞かれなかった
どんなに辛かろうと忘れなければならない
彼女のことを……
どんなに忘れようと思ったことか
彼女の面影を……
二人で生きる人生を失ったなら
もう僕には生きる望みがない
どんなに思ったことか……
死ぬことを……
どんなに忘れようと思ったことか
彼女の面影を……
誰も彼も僕のことを嘲笑い、けなしている
アハハッ!
と!
しかし僕には彼女しかいないし、彼女を失ったらもう生きる希望を失ってしまう
・・・・・・・・・・・・
一月二十二日
人間皆兄弟(姉妹)だから、どんな人とも声をかけ合い、手をつないでいけるように努力していこう!
たとえ見知らぬ人にも、ささいな声をかけ、語り合っていきたい!
そして少しでも不幸な人々を救ってやれること……
それによって、今まで自分が不幸な人達の気持ちを思いやって縮こまっていた束縛からとき放たれることも出来るんだ。
人も、また自分も、幸せであること……
これが人間として真にあるべき姿なんだ!
一人でもよけいに不幸な人を救ってやれるようにすること……
これが今後の僕の目標であり生きていく目的である!
いくら愛があるといったって、それを現さなければ何の価値もないことだ!
自分の生命は自分一人のものじゃないんだ
人々と共に共存しているんだ!
一月二十三日
もうナァ~ンも言うことはないのだ!
もうナァ~ンも考えることはないのだ!
今までこんなにもご立派な文章や内容が書けてこれたのは、ひとえにかの悪霊君達のささやきがあったればこそだったのである。
だから今こうして彼(彼女等)のささやき声が聞こえなくなってみれば、自分としては事の一切を察知することが出来ない。
従って何にも構想を組み立てることも出来ないし、話すことも出来ないでいるのです。
何がどうなっているのか? もう今の自分には何も知る由もない。
だからといって、自分勝手に空想したことを書いては、このドラマがけがれることになる。
あくまで悪霊君達が、その下絵を書き、それを自分が行ない、そして起こし、終わったことを書かなければならないのです。
だから今は何も話すことがないのです。




