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僕のブレスレットの中が最強だったのですが  作者: Estella
第一章 伝説の始発点//in人間界
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にかいめ 冒険者を目指すかな?

 フェンラリアの恐ろしき笑顔でのスパルタ教育により、五時間後にルネックスは上空でくるくる回っているフェンラリアの足元で、荒い息を繰り返してへばっていた。

 走らせられたり、魔力を無理やり出させられたり、使ったこともないスキルを使わされたり……。まあ、やれと言われてやれてしまう方がおかしいとも言われたが。

 とにかく大変疲れた時間だったものの、この短時間でルネックスのレベルは5まで上がっていた。


「んー、るねっくすは覚えもいいし、やれっていわれて本当にやれちゃう才能もあるけど、一番はやっぱり体力がないところよね」


「仕方ないよ、僕って運動なんてしてこなかったんだもん」


「言い訳にはならないよ! あたしから訓練をうけてるんだからね!」


 その気持ちはわからなくもない。

 五時間前に話された「超えてね」と言う言葉も大体何故言ったのか分かってきた。大精霊としての誇りがあるんだろう。

 大精霊から訓練されたのなら、強くあるべきなのだろう。

 しかし、さすがに大精霊ともあろう者を超えられそうにないのである。ルネックスのその考えを見破ったかのように、フェンラリアはため息をついた。


「あたしと勝負してよ、いっかいでも攻撃をあてられたら訓練のスケジュールを、るねっくすに合ったものにしたげる」


「えぇ、それって無理な挑戦じゃないの?」


「いいえ、るねっくすが本当にかかってくるのなら、一撃くらいかんたんだよ」


 フェンラリアの言っている意味はそこまで分からなかった。しかし、ルネックスにはできる、と、彼女はそう信じているのだ。


 そこまでの気持ちを受け取れば、やらないという選択はルネックスにはない。それにスケジュールをルネックスに合ったものにしてもらえるのなら、メリットもしっかりある。最初に提示して欲しいものだったが。


「わかった、時間設定とかはある?」


「んー、今日がおわるまでかな?」


「僕の体力がそこまで持たないから、日没までがいいな」


「はーい」


「日没までに攻撃を当てられたら僕の勝ちだよ」


 フェンラリアはこくりと頷く。

 ルネックスは彼女の感覚が絶対に常人とは違うと思い、苦笑いをした。精霊なのだから当たり前なことなのだろう、しかし笑えない。

 身分を見なければ、ただの可愛らしい女の子だろう。そう、身分とステータスを見なければ。

 実はあの後フェンラリアのステータスを見せてもらった。回想するのすらもう身震いする。恐ろしいステータスだ。どの項目も無限以上なのか、ステータスがエラーを起こして正常に表記されていない。


「じゃあ、はじめるよ」


「う、うん」


 フェンラリアが名残惜しそうにルネックスの手から離れる。ただ、ルネックスの心に有るのは名残惜しい感情ではなく、これからどんな攻撃が飛んでくるのかという緊張と恐怖、そしてわずかな好奇心だった。


「せーの、はじめ!」


 フェンラリアの掛け声とともに、訓練は始まる。


 ルネックスが何か準備をするその前に、フェンラリアは既に懐に入り込んでいた。早い。さすが風から生まれた大精霊だ。

 驚いて飛びのくと、弱い土の槍が飛んでくる。彼女は魔力の一片も消費しないほど力を抜いている。そうとなれば、ルネックスの競争心も湧いてくる。


 ただひとつ気付いたことがある。彼女は詠唱をしていない。それは、精霊や魔術の達人のみが使うことができる、無詠唱での魔術の発動。


【水牙】


 少し燃えたルネックスは、水で作られた頑丈な剣で迎え撃つ。ちなみに本人は気づいていないようだがこれは上級魔術である。フェンラリアが微かに笑みを浮かべたことに、やはりルネックスが気付くことは無い。


 剣が粉々に壊れるとともに、フェンラリアの土の槍も壊れた。両者は即座に飛びのき、フェンラリアは体勢を立て直そうと休憩モード。ルネックスも腕を降ろし、少し休憩しようとする。

 膝に手を当てようとした瞬間、手が腰に触れ冷たいものが彼の指に当たった。


(あの、短剣……)


 七年間、鞘から抜かずに保存し続けた、父からのプレゼント。変化が出たら鞘から剣を抜けと言われていたが、現状で変化がないという方がおかしい。

 ルネックスは剣に手を当てる。もしこれが凄い武器だったとしたら、フェンラリアに一撃与えることもできるかもしれない。


「……ねえフェンラリア、武器ってありかな?」


「もちろんいいよ! だって不利でしょ?」


 その言葉はぐさりとルネックスに突き刺さったが、今はそんな場合ではない。フェンラリアとルネックスは同時に休憩モードから臨戦態勢になる。


 ―――自然に短剣を抜く。


「ぐっ!?」


「まさか……るねっくすが……??」


 短剣が輝き、ルネックスは思わず目を瞑ってしまった。

 フェンラリアは驚きすぎて動けていない。


 フェンラリア級の大精霊、または彼女以上の力を持つ者くらいしか知らないという、伝説すぎて知る者すら希少なその剣を、ルネックスが抜いた。

 そして、そんな剣だからこそ、その力は単純明快で―――、


「お、おぉ……? なんか力が入ってくる……? っく」


 光が消え、じっと待っていると、膨大な魔力がルネックスに流し込まれた。


 それを耐えきれず、ルネックスは苦痛の声を漏らす。己の体では耐えられない魔力を、一気に流し込まれたのだからそれも当たり前だろう。

 フェンラリアは自らの力を渾身に使い、その力を強引に半分自分に引き込んだ。大精霊でも、半分奪い取ることが限界である。


「とにかくこの力はあたしが保管しておく。きちんと半分のちからを扱えるようになったらかえすね。るねっくすは無理しないで攻撃してきてね」


「ああ、もちろん……だよっ」


「!? な……こんな、ことが……」


 半分吸い取ったものの、剣に入っている魔力は健在。フェンラリアが吸い取れなかった残りの半分は、すなわち彼女が努力してまで吸い取った量と同程度。つまり―――、

 ルネックスが進むとともに、剣だけが先走ってフェンラリアに向かって光のスピードで飛んでいく。


 ルネックスはもう付いて行けず、フェンラリアも余裕とはいかなかった。それぞれの攻撃がそれぞれの体を掠め合い、しかし決定打を与えることができない。二人共普段は出さぬ力を出して、半ば自分の力に振り回されていた。


 ―――どれくらい、このギリギリの勝負が続いただろうか。


「っ……!」


 フェンラリアの髪を、剣が掠め取って数本はらりと落ちた。その余波でフェンラリアは遠くに飛ばされ、壁にびしびしとひびが入る。


 うわあ、と思いながらルネックスは教えられたわけでもないのにその空間を修復した。一刻も早くフェンラリアの安全を確認しなければ。

 そんな彼を尻目に、やっと起き上がったフェンラリアはルネックスに近づく。


「いい? これは【精霊剣】っていうの。はるか昔にあたしの先祖が創った聖なる剣だよ。この空間にて、いつかこの世界を救ってくれる者のみがこのちからを活用できるという願いを込めてね」


「うん、でもいまいち、強さがよくわからない……」


 この剣がとんでもないものだというのは、フェンラリアの真剣ないつもと違う大人の口調から分かった。

 しかし、ルネックス自身はこの強さを存分に理解してはいない。フェンラリアを倒すことはできたが、半分は彼女の手にある。

 これを本気で解放すればどうなるのか、また自分にそれはできるのか。なにひとつわからない。


 フェンラリアはため息をつく。力を知っているからこそ、危険性も分かる。これは説明しなくてはと責任感までもが芽生える。


「これひとつあれば、人間界だってほろぼせちゃうんだよ? そうだるねっくす、それ何処から手にいれたの?」


「あー、父さんからのプレゼントなんだ、これ。そんなすごいものとは思わなかった」


 言いにくそうにルネックスはそう言った。この「言いにくそう」にはひとつ別の意味も込められている。

 父親からこんな凄まじいプレゼントを貰うのは、少し信じられないのではないかという心配の意味があった。

 

 フェンラリアは一瞬目を丸くしてルネックスを見つめた。彼の心配は別の意味で役立つこととなる。


「まって、るねっくすの父親のなまえをおしえて」


「フィアだよ」


「せ……先代大精霊さまの義理のむすこのなまえ……でも、彼は、いや、だからこそか、でも、リ―――」


 フェンラリアは驚くというよりも、もっとルネックスに敬意を示すように跪く。彼女がぶつぶつ呟いていた最後の言葉は聞こえなかったが、その疑問よりも彼はその行動に驚くこととなった。

 ルネックスは目を見開き、フェンラリアを支えて立たせる。いきなりそんなことをされるとは思わなかった。

 そんな一連の行動があったからこそ、彼はフェンラリアの最後の言葉への疑問を忘れてしまう。


「やっぱり、るねっくすはあたしの御主人さまになるべき人物だよ!」


 フェンラリアは嬉しそうにルネックスに抱きついた。可愛い女の子に抱き着かれるのはとても萌えるが、ルネックスにその気持ちは無い。

 恐らくこれを公にしたら全世界の未婚男性から恨みを買うこととなるだろうが。


「ね、ねえフェンラリア、ところで君にも聞きたいことは多いんだけど、まず君って何代目?」


「あたし? あたしは三代目だよ!」


 抱きついたまま、フェンラリアはルネックスを見上げてそう言う。

 もう一度言うが、可愛い女の子の上目遣いは萌える。そして、彼にその気持ちは無い。

 ルネックスは今まで起こったことをゆっくりと脳内で整理し、現状を理解する。まあ、『できてしまう』のは殆どが無意識に魔術を使っていたりするからだが。


「どうやらもう理解しちゃったのかな?」


「こういうことばっかりしてきたからね」


 ルネックスは微笑む。どうやら自分のしたことの凄さを分かっていないようなので、フェンラリアもわざわざ言うのは辞めた。

 彼のその純粋さは、俺凄いだろと自分を見せびらかす輩よりもずっと良かったから。その純粋な笑顔を見守っていたかったから。

 なのでフェンラリアは話題を変えようとしばらく考え、やがて口にするべき言葉を見つける。


「そうだ、今後るねっくすはどうしたいの? たとえば進路とか、夢とか」


「あぁ、夢とか考えたことがなかったから……まだ決めていないんだ。でも、あれこれ考えることはあるよ」


「るねっくすに合った仕事かあ……」


 フェンラリアは考え込む。ルネックスは職業に対してそこまで知識はないものの頑張ってなにかないか考え込む。

 一人は人間界を見守ってきたうえでたくさんの職業を目にしてきた者。一人は見たことは無いが本で大量の知識を蓄えた者。

 なので二人が答えを出すのに、さほど時間は要らなかった。


「「冒険者とかどう?」」


 やがて二人が導き出した答えは、奇跡的に一緒だった。

 「冒険者」とは「冒険者ギルド」と呼ばれる施設で働く者達のことだ。

 誰もが知る、人からの依頼を受け、ランクを上げ、いつでも上の存在に居る冒険者たちの集まり場というか、陣地的な所。


 ルネックスが知るには、冒険者としての登録もその場で行う。

 手軽ではあるが、常に命の危険を考えなければならない場所だ。ある者は生きるために、ある者は権力のために、ある者は未来のために。

 夢と希望と危険性。様々な要素が詰め込まれた場所なのではあるが―――、


「僕、冒険者を目指すことにするよ。だからこれからも訓練宜しくね」


「うん。勿論。でもまず年齢が許可範囲内になるまでまたないとね」


「あ、あはは……ちょっと、テンションが高くなっちゃって」


 冒険者ギルドは十八歳以上しか入れない場所だ。命の危険が付きまとう冒険者ギルドでは、才能が開花する平均年齢とされる十八歳以上の入場のみが許されている。

 この世界アルティディアでは全世界共通で十八歳での成人だ。成人を祝う会というのも場所によってはある。

 それはさておき、ルネックスは十八歳になるまで様々な訓練をしながら、時間が立つのを待たねばならない。ちなみにルネックスは十二歳だ。


「ねーねーるねっくす……るねっくすってさ、聞きにくいけど村ではどう?」


「立場がどうかを聞かれているのなら、お世辞にも良いとはいえない。僕の発言は通らない。一言でいうなら、みんなのストレス発散のために使われてるよ」


 言いにくそうに聞くフェンラリアと言いにくそうに答えるルネックス。しかしルネックスは力強い受け答えだ。

 言いにくいと物語る表情ではあるが、村での立場はそうだと彼は現実を受けとめている。そして、決して自分をいじめたもの達を心から恨んでいるわけではない。

 フェンラリアはこくりと真剣みを帯びて頷く。場合によっては可愛くも見えるかもしれないが、この場で可愛いなどと口にする者はKYの称号をいただくことだろう。


「だったら、もうかえらなきゃいけないんじゃないの? なにか強要されたりとかないの?」


「いや、あの子たち以外僕に興味がないようだからさ、問題は無いよ。さすがに家まで探しには来ないし、彼らも彼らで門限があるからさ」


「ふうん、でもあの中でなにか出会いが生まれる可能性があるんだよね~、だからその辺は気にかけといた方が良いかもっ!」


「へえ。……もしかしてフェンラリアって未来とか見れるの?」


「未来というにはぼやけすぎているかもしれないけど、色々な制限がかけられている『記憶媒体』って言った方が良いかも。見過ぎると制限がきつくなるし」


 やはり見すぎはだめだったか、とルネックスは納得する。

 未来が見えるという点にはもはや驚かない。いや、驚く気力すらもうないのだ。今までもう驚きすぎている。

 出会いと言う件についてはそこまで信じられないのだが、大精霊、しかも風の運ぶ言葉を聞くフェンラリアの言うことなのと、未来が見えるという件を知ったということで、一応受け取っておくことにした。

 もちろん本気にはしていない。もしかしたら未来が変わってしまう可能性もあるのだから。


「そとはもう暗いよ、かえらなくていいの?」


「僕は時間とか決められてないから、何時いつまででも帰らなくていいけど」


「そっか、此処で寝たりはするの?」


「いや、それは家に帰るよ、さすがにあの家は捨てられない」


 フェンラリアは微笑み、「やっぱり」とからかった。ややその表情が陰っているのは、気のせいなのだろうか。

 人からの感情には気づきにくいルネックスは、少し心配になりながらも寝不足か何かなのかな、と気を使うのみ。

 ルネックスは心配の念を込めてフェンラリアの髪をなでた。するとフェンラリアは嬉しそうに目を輝かせる。


「じゃぁ、またあしたきてね」


来方きかたがわからないんだけど」


「ブレスレッドに【入る!】って念じればいいだけだよ! いったはずだよ、ここは創造する場所だって」


 そう言って微笑んだフェンラリアの表情はなぜか淋しそうで、色んな感情がこもっていた。今度はもう、無視することなどできない。

 でも聞いたところで、応えてもらえるとは思えない。だって何も聞くなという表情を、明らかにしているのだから。

 だからルネックスは唇をかみしめながら、見て見ぬふりをして笑う。


 ―――表情が、少し歪んでいるかもしれない。


「出るときはどうやればいいのかな?」


「だーかーらー! なんでも念じればそうなるっていったでしょ? 出たいっておもえばでられるの!」


 何度も同じ問題を聞き続けてきたことにルネックスはやっと気づいた。申し訳なさそうに頬をかくと、ルネックスは眼を閉じて、念じる準備をする。


【出して】


 なんとも無力そうな念じ方に呆れたフェンラリアだったが、すぐにその表情は真剣なものに戻る。

 すでにルネックスはブレスレットの外に出ていて、もういない。彼の後姿を眺めていたのだが、それももう消えている。

 フェンラリアは自嘲の笑みを浮かべて、白くなってしまった空間をただ見つめていた。


「さて、あたしにのこされたじかんは、あとどれくらいかな?」


 残されたフェンラリアは、ルネックスが消えたその場所を見つめていた。

 ずっと、ずっと……。





「ああ~」


 埃を被った、なんとかその形を維持している状態のベッドに、ルネックスは倒れこんだ。

 そう言ってもブレスレットに送り戻されたときからベッドの上に、半ば投げられた形で倒れたのだから、もともとなのだが。


「楽しかったな、あの世界。そうだ、あの世界の名前を決めようかな」


 明日、ルネックスはフェンラリアにあの世界に名前があるか聞いてくるつもりだ。しかし、それよりも先に名前を決めてしまおうとルネックスは思う。もしなかったら、すぐに提示ができるから。


「想像……創造……世界……」


 考え込んだまま、ルネックスは眠りについてしまった。その世界の名前はもうきちんと考えてある。


 【創造世界クリエイトスペース】。これがあの世界の名前だ。






 外はもう暗くなっており、月明かりが眼をつんざくほど輝いている。

 こんな小さな村では「時間」と言う概念はなく、朝、昼、夜の概念のみがある。なので朝は起きる。昼は生きる。夜は寝る。というルールが存在した。

 その平均のルールを、誰にも見つからないように隠れながらも破った少女が此処に一人。


「ルネックス君……大丈夫だったのかな」


 フレアルだった。いくらマドンナだったとしても、村のお決まりともなったあのいじめを止める勇気はない。

 多分、頭がおかしくなったと思われて心配されて終わる。しかしフレアルは諦めてはいなかった。今日のことも計算して行ったことだ。自分は関わっているわけではないが、遠くからいじめが止められるよう操作すればいいと気付いたから。

 彼らがルネックスをもっと傷つける前に、「遊び」に誘ってそのいじめを止めた。しかしこれも長続きするものではないだろう。

 気付かれるのは今日明日ではないだろうが、ずっと続けていればいつか気付かれる。


「私、どうすればいいのかな? ルネックス君を、助けられるのかな?」


 フレアルのその問いに、応えてくれる者は誰もいなかった。


 ルネックスは、きっと心配ない。

 フレアルの心に、なぜかその思いが満たされたものの、フレアルがその思いを言い訳だと称し、認めることはなかった。

 恋する乙女は、辛いのである。好きな人の幸せを祈りながらも、何故か自分が救わないと納得しない。醜い気持ちだ、と彼女は自嘲する。


 この気持ちが、フェンラリアの守護だとも知らずに。

 その心配が、無用だとも知らずに―――。

ふう。

明日はきっと更新しませんです。

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