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睡眠をジャマされた結果

「zzzzz」


ワーワーワー


マホウショウヘキヲ!どーん!


ヒメサマのテンマクにチガヅケサセルナ!


ワー!ワー!ワー!


「zzz怒zzz」


ウィンドカッター!ばびゅん!


ウォータバブルボム!どん!


カン!キン!カン!キン!


「zz怒z怒zz・・・」


むくりと起き、コレが漫画なら額に怒りマークを付けていただろうな

不機嫌のまま天幕の外にでて


「うっさいんじゃボケ!!!!」


するとドンパチ・剣戟をしていた集団が一瞬止まりこっちを見るがスグにドンパチを始めてしまう


もうこれは激オコぷんぷん丸である


「お前らぁぁぁ・・・俺の睡眠をじゃまするな!!!!!!!!」


と念動力を発動、騎士団と敵の獲物を一度宙に浮かべて取り合げそのままアイテムボックスに入れてしまう


すると敵なのか黒い鎧を着た男が殴ってくるのでこれまた念動力を発動し金属鎧に干渉して動けなくしてしまう


すると敵の魔法使いが1mぐらいの火の玉を放ってくるので黒鎧野朗を念動力で浮かせ盾代わりになって貰う、まぁ死んではないだろう


そして金属操作の技術を応用して魔法使いが金属を使用してないか確認するとローブの下に鎖鎧を着ているのが解ったので夜中のバイトをしてもらう事にしよう


「お前らそんなに動きたいなら労働の喜びに浸ってもらうからな!」


「な、何をする気だ・・・?」


「なに、カカシのバイトだ」


と念動力を発動、敵さんを逆さの状態にして空中に固定


「も、元に戻せ!!!」


「うっさいな!マルケス隊長」


「な、なんだね?」


とドン引きしてるマルケス隊長に声を掛け


「申し訳ないがこの黒鎧と魔法使いを喋れないようにしておいてくれないか?うるさくて寝れやしない」


「お、おう、まかせとけ」


「お願いします、俺はもう少し寝ます」


と言い、問答無用でハンモックに寝転がり2度目の睡眠にはいる・・・zzzz


セントウハオワッタノデショウカ?


ヒ、ヒメサマ・・・シズカニシテクダサイ、スイミンをジャマされたオダ殿がオイカリニナって敵をコノヨウニシテシマイマシタ


・・・・・・ミナノ者ジュンバンに睡眠をトッテクダサイ、オダ様にオレイは明日二シマショウ、絶対に起コシテハナリマセン


ハッ


・・・

・・


「小田殿、朝食の準備が出来ましたよ」


「zzz・・・んぁ」


起きるとメイドの方が起こしてくれました、あ~しかしよく寝た、そして外に出ると猿轡をされ逆さまの状態の黒鎧集団と魔法使い達が居た・・・まぁまだほかって置こう


そして外に出され案内された長机と椅子に座ると正面に姫様と隣にマルケス隊長が座り


「小田様昨日の昼間のチンピラ集団に続き昨日の夜の襲撃撃退はありがとうございます」


「あ~気にしないでくれ、睡眠をジャマされてイラついただけだから」


「今後深夜に起こすのは避けますね」


「緊急の時は起こしてくれてかまわないよ」


「いいのですか?」


「こちらとて命は惜しいですからね、それよりも王都には何時ごろ付くのですか?」


「そうですね、「姫様私が説明します」」


とマルケス隊長が割り込んでくるがやはり男としては女性と喋りたい


「お昼過ぎこの野営地を出発し、今日の夕方に王都に到着予定になる」


「なぜすぐに出発しないんだ?」


「理由は二つ、夜襲ってきた奴らを尋問する、それと襲撃の際姫様の馬車の軸が折れてしまったんだそれを修理する」


「なるほど、俺にやれる事はないか?」


「無いと言ったら嘘になるがオダ殿は客人だ、何もせずゆっくりしておいてくれ」


「そうなのか?じゃあお言葉に甘えますわ」


そんな話をしてるとメイドによって朝食が運ばれてきた、メニューはサンドイッチとスープと紅茶だった・・・コーヒー派なんだがな


サンドイッチを食べる・・・マヨが使われてない、パンにハム(らしき物)とレタスが挟んだけのサンドイッチだった

スープを飲む・・・・肉をちゃんと炒めてないのか生臭いし野菜の出汁もでてない、塩も少ないのか基本的に薄い

紅茶・・・・これは旨かった!ちゃんと沸騰直前で火を止めてる・・・うん、美味しい


「この紅茶は美味しいですね」


すると姫様が

「そうでしょう?王城でもメイドリーダーの1人を勤めてるマルルが淹れたのを持ってきてるのですよ」


「ほー、しかし紅茶が旨い分サンドイッチとスープが残念ですね」


「・・・・」

「・・・・」


な、なにか悪い事言ったか?


「すみません、料理の出来る人物が昨日死んで死んでしまいまして・・・今日はメイドが作ったのですが・・・普段料理をしないものですから・・・」


「で、でも!王城に行けばちゃんとした料理人コックが居ますから!あとお昼だけ我慢してください」


「あれだったら俺が作ろうか?日本では料理人コックだったんだ」


「本当ですか!?是非ともお願いします!」


「騎士団の連中も美味しい飯が食べれれば士気も上がる!頼みます!」


そして騎士団が各自仕事にかかる見ててわかるのが2つ黒鎧集団の尋問だ、まぁなんと言うか聞くだけじゃ喋らないわなぁ・・・あ、殴った

色々してるが口は堅いようだ、しゃーない


「おい、代わってやる」


「オダ殿、いいのですか?」


「あぁ、さぁ最初に聞こう、『誰が黒幕だ?』」


「ぺ!」


キタネェ、唾はかれた


念動力で上空100mまで飛び上がらせそのままフリーフォールさせ地面から10cmで止める、それを10回繰り返す


「も、もうやめてくれ・・・しゃべるから・・・」


「よし、誰だアントム公爵だ・・・」


「ま、まさか!?」


そう呟き姫様の天幕に走っていく


そしてお昼前、何を作ろうか?



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