鎧集団VSヒャッハー集団
歩く事20分
「全然道すら見えねぇ、しゃーないあの丘の上でオニギリでも食べるか・・・」
そして丘の上に登ると
「「「「げぎゃー!」」」」
うを!あれは言わゆるゴブリンと言う奴だろうか?
腰には粗末な布に木の棍棒を持った緑色の不細工が5匹地面に座って何か食べていた
ゴブリンの間から見えるのは金髪の人毛だった
っち、人を食べるのか・・・まぁいい、この限定念動力の威力ためさせてもらうぞ
そう言うと、ポケットの中に入ってるコインが念じた通りに空中を浮き、修治の周りを結構なスピードで回り始まる
「さぁ実験開始だ」
10円玉や100円玉が拳銃以上の速度でゴブリン目掛けて襲い掛かった
・・・
・・
・
10分後
ゴブリンは穴だらけになったり、何かに潰されたり、地面に汚い花を咲かせてたりしてる、
「自分で貰っておいてなんだが、この金属限定念動力と金属操作ありえないぐらいのチートだろ?ん?なんだこれ?」
ゴブリンの遺体から小石程度の綺麗な石を発見し取り出すと
「鑑定!」
「 白魔石(D)
無属性の魔力を溜め込む石
魔力5 」
なにに使うんだろ?まぁいいか・・・
そう思いながら歩き3時間後
「ん?黒い煙だ・・・」
丘の向こうから黒い煙が上がるのがみえるが・・・爆発音が聞こえるのでどうも火事では無さそうだ
そして走って丘の上に上がると、立派な馬車の周りに鎧を着た人たちと革鎧を着て身の丈もある杖の集団vsヒャッハーと叫んでそうな集団が戦っていた
ただどうも人数的にヒャッハー集団の方が3倍ほど多く馬車の護衛が劣勢なようだ
「ん~、どうしよう巻き込まれるのもぁ・・・ん?」
馬車の中がチラリと見え中には青髪のショートカットの女性が見え
「めっちゃ好みの女性じゃん!コレは助けなければ!」
そう叫ぶと
鎧集団とヒャッハー集団の剣を念動力で浮かせ、取り合えずヒャッハー集団の頭を剣の腹で殴り気絶させておく
すると鎧集団が唖然としてその場で呆けているので、近づく事にする
「どうもー、ご無事ですか?」
「きさま!何者か!!」
と言うとファイティングポーズを取り、他の鎧集団は盾を構え馬車の周りに布陣し、杖持ちはなにかブツブツ呟き始める
「酷いなぁ、せっかくヒャッハー集団を無力化したのに・・・」
「ひゃっはー?貴公がゲイルトの手の者を無力化したのか?」
「まぁ・・・あ、自分はシュウジ・オダです」
「私はガリビアンド王国第1王女護衛騎士隊隊長のマルケスだ」
「第1王女?」
「あぁ今地方視察の任が終わり王都に帰還中なのだが襲撃を受けてな、感謝する」
豪華な馬車だと思ったら王女様だとは・・・まッいっか