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011 十駅目 雫はまったり、ティアは掃除

時津風★雷華

「始める前に一つ言って置きます」


重巡利根

「自分の考えがまとまらなかったからパソコンの事をコンパソって言った事か・・・」


時津風★雷華

「それ以上言うならしばくわよ・・・」


重巡利根

「((((;゜д゜))))・・・」


では始めます

時音家自宅にて


希望

「それではお兄様、行ってきます」


玄関前でセーラー服姿の希望が言う


「おう、しっかり勉強してこいよ」


希望

「本当は学校を休んでお兄様にゆっくりして頂こうと思ったのですが・・・」


「俺の心配はいいから、早くいかないと中等学校に遅れるぞ」


希望

「あ、そうでした、それでは行ってきます」


「行ってらっしゃい、希望」


そう言って学校に行く希望であった


「さて・・・久々にコンパソ開いてスペースネットワークでもするかな」


コンパソ、我々の世界で言うパソコンである、因みに略称はコンピューターパーソナル、我々の世界のパーソナルコンピューターをひっくり返しただけである


スペースネットワーク、我々の世界で言うインターネットである


この惑星間ではこのネットワークが使われており、どの惑星でも簡単に仕様できるとしてすぐさま普及したのである


「さて・・・何を調べようかな・・・」


コンパソの電源を入れ、スペースネットワークを開く雫であった


一方、ティアは・・・


ティア

「さてと・・・何から始めようかしら」


機関車庫の中にあるE80の運転席の中でティアは眠りから覚めた


ティア

「雫機関士が仕事に戻るのは明日だから少しは掃除しておこっと」


そう言って手を上に向けると、光に包まれながらほうきが出て来た


実体化していない精霊は無理だが、ティアのように実体化できた精霊は何も無い空間から色々な物が取り出せるのである


ティア

「さて・・・始めるか」!


そう言ってほうきを持って言うティア、そこへ・・・


作業員1

「さ~て、掃除をするかぁ~」


作業員2

「このE80の掃除を終わらせれば今日のノルマは達成だ、ちゃっちゃっとやるぞ」


作業員3

「働きたくないでござる」


作業員4

「働けニート」


ティア

「げっ、作業員が来ちゃった」


ティアが掃除を始めようとした時に作業員がやって来た


ティア

「どうしよう・・・作業員共に掃除をやらせるよりか私がやりたいのに・・・ドアに鍵掛けちゃお」


ガチャリッ


そう言ってドアに鍵を掛けるティア


作業員1

「さて、始めるか(ガチャガチャ)あれ」?


作業員2

「どうした」?


作業員1

「いや、運転室のドアが開かないんだ」


作業員3

「鍵って、このタイプの機関車は中からじゃないと鍵を掛けられないんだぜ?中に誰かいるのか」?


作業員1

「いや・・・誰もいないぞ」


作業員4

「誰もいないなんておかしいな・・・」


作業員2

「ままま、まさか幽霊とか・・・」


作業員1

「馬鹿、ドアが壊れただけだよ・・・取り合えず上に言って明日ドアを取り替えてもらおう」


そう言って作業員達は帰っていった


ティア

「・・・行ったわね・・・さてと、始めますか」


そう言って掃除に取り掛かるティアであった


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