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010 九駅目 マリアとティア

搭乗人物紹介


時音希望ときねのぞみ

役職 中等学校生2年生

出身 まほろば皇国

髪型 黒髪のセミロング

年齢 14歳 (コスモ歴10月20日現在)

身長 166センチ

体重 50キロ

誕生日 9月15日

家族構成 父(戦死) 母(病死) 兄一人

好きな物 雫 平和 アニメ・駆逐艦時風

嫌いな物 争い いじめ 戦争 誰かが傷つく事


時音雫のたった一人の家族

戦争で父親が死に、母親はそのショックで病気になって死んでしまって一時期錯乱したが時音が必死に励まし回復した

2年前に放送されたアニメ『駆逐艦時風』の大ファンで、

発売されたグッツは全て集めている

一番信頼している相手はやはり雫である

機関車修理工場内部にて・・・


ティア

「(一体何があったんですか?機関室に運転手が居ない時には扉に鍵が掛かっているはずですよ)」?


マリア

「(あの時・・・・・・)」


マリアは事故が起った時の事を話始めた


あの時、マリアはガランドに運ぶ救援物資を乗せた貨車を連結をしている最中だった


機関士二人は休憩室でまほろば皇国製のゲームで時間を潰していたらしい


そんな中、仮面をした男二人が運転室に入って来た


この惑星群の空間走向列車の運転室はセキリュティがかかっており、暗証番号かIDチップを埋め込んだカードをかざさないと開かない仕掛けになっている


ティア

「(仮面をした二人組)」?


マリア

「(えぇ・・・服装が鉄道作業員の服装だったから最初は分からなかったわ・・・一人は銀髪が少し見えたんだけどね)」


ティア

「(弟も銀髪の人物は目撃しています、私と弟の予測ですけど・・・この星の人間では無いと思います)」


マリア

「(私もそう思うわ・・・その後にその銀髪の人物がブレーキを外して速度レバーを最大まで上げて飛び降りたわ・・・そこからは映像ビジョンの通りよ・・・私はあなたの弟と衝突して大怪我させちゃったわ・・・)」


ティア

「(そんなに自分を責めないでください・・・ありがとうございました、マリアさん)」


マリア

「(もう行くの)」?


ティア

「(はい・・・そろそろ夜が明けます・・・私も点検してもらうので・・・)」


マリア

「(そう・・・ごめんなさいねティア・・・貴方の弟を傷つけてしまって・・・)」


ティア

「(いえ・・・マリアさんのせいではありませんよ、お大事に・・・)」


マリア

「(ありがとう・・・)」


そう言ってティアは修理工場を後にした・・・


ティア

「・・・ややこしいなぁ~・・・結局、銀髪の人物の事が分からなかったし・・・」


ティアは歩きながら一人で悩んだ


その頃、時音家では・・・


雫の部屋にて・・・


「ふぁ~・・・早く寝よう・・・」


雫がベットで眠りに付こうとした時・・・


コンッコンッ


「ん?どうぞ」


希望

「失礼します」


ドアをノックして入って来たのは枕を抱えた希望だった


「どうかしたのかい」?


希望

「いえ・・・その・・・」


「ん」?


希望

「えと・・・今日は、お兄様と一緒に寝ていいですか」?


「ほへっ」?


突然の言葉に変な声を出す雫


希望

「昨日テレビで心霊番組をやっていたので・・・ダメですか」?


「い、いやぁ全然大丈夫だよ・・・さっ、早く入って寝るよ」


希望

「ありがとうございます、お兄様」


そう言って雫の横に寝転がる希望、その上から雫が布団を掛けて二人は眠りについた


次の日の朝・・・


「クカァーーー」!


いびきをかきながら寝ている雫、そこへ・・・


希望

「お兄様、朝ですよ」!


エプロン姿の希望が雫を起こした


「く・・・ん?もう朝なのか」?


希望

「そうですよ、早く起きて朝食を食べましょう」


「は~い」


返事をして一階に下りる雫だった


後日談だが雫の布団の一部が何故か血のような液体が付いていたと言う・・・


次回へ

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