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第二十一話 夜ごはん
「えっ、今回2部隊出るんですか!?」
竜也隊長の言葉に俺は驚いた。
「なんか…喧嘩とか…ならないんですか…?」
蒼も少し驚いて聞いた。
「そこまでバカじゃねぇよ。そもそもうちの東京課は任務が多いからどんどん死んじまう分、人数がいっつも足らねぇんだ。」
「噂によると、田舎の方が人数多かったりするらしいわよ。ほんっと羨ましいわね。」
舞子さんが皮肉ったらしく言った。
「でも、この前の任務は誰も死ななかったよな!」
「死ぬ時は一気に死ぬんだよ。」
いつもより低い声で竜也隊長は言った。すると、俺はまたゾッとするような視線を感じ、聞いたことない声がした。
「よぉ、ガキ共。」
鋭く光る眼。
―――狩られる!
「勇、食べながら歩かないで!」
「お前が、陽か?」
勇と呼ばれる人はお構い無しに喋った。
「は、はい!こんにちは!」
びっくりしたのか陽が珍しく混乱している。蒼は口に運びかけたご飯の手がピタリと止まっていた。
「勇、まずは自己紹介をしろ。」
「あぁ、悪いな。私は勇、第3部隊隊長だ。次の君たちの働きに期待してるよ。」
そういうと彼女は戻っていってしまった。




