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第二十話 すごろく
伊代と龍は暗い廊下を歩いていた。
「ねぇ、龍。」
「どうした?」
「次の任務、誰出すの?」
「第1と第3だな。建物が狭いらしいから、第3がいいだろ」
「勇って武器が大きいのに小回りが効くのよね。」
「あれは俺も昔参考にしたな」
2人が会議室に入ると4人がもう着いていた。
「おせーぞ!地図ですごろくやり始めるとこだったじゃねぇか」
竜也が磁石をすごろくの駒のように置いた。
「龍、今回の場所は?あらかた、狭い建物とかだろう?うちの隊員たちがワクワクしているぞ!」
勇が偉そうに言う。
それに対して翔がキッパリと言った。
「いや、ワクワクはしてないです。」
「今回は私は暇しそうね。」
舞子が少し残念そうに言う。建物の図を見ながら伊代が言った。
「そうでもないんじゃない?廊下が長いから、敵が銃を使ってきた場合はこちらも銃じゃないと…」
「でも銃の消耗戦は弾の無駄だろ」
竜也の言った。
「だからこその第3だろ。今回は2つの部隊で行ってもらう。頼んだぞ。」




