ペットボトル
掲載日:2025/11/07
満タンに入れた一本のペットボトルに僕はキスをした。
すると、
「むほほ」
とペットボトルが恥ずかしそうに鳴いた。
ゆっくりとペットボトルの蓋を捻る。
キツキツにしまったラベルを優しく剥がす。
ジリジリと剥がす音と同時に
「いゃん、強くしないで!」
と、ペットボトルは、いやらしい表情をしながら呟きました。
そして、ついに蓋が開きそうになると、透明だった中身がどんどんと白濁していく....。
それからペットボトルの蓋があけた。
その時だった!?
白濁した液体が、勢いよく僕の顔にかかった。
「我慢できなかったの....ごめんね」
ペットボトルが甘い表情を浮かべながら僕の耳元でつぶやいた。
そんなふざけたペットボトルを、ぼくはグチャガチャに潰したあとゴミ箱に捨てたのでした。




