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01

 

 

 「あーあ、また畑ダメにしてくれやがったわね」


 「痛ッッッ…!!!…悪ぃ…?」


 

 ドンっと物音がしたのでコンロの火を止め、家の前に作ってある家庭菜園…家庭菜園の域を少しだけ超えた畑に向かえば人影がある。


 まぁ…たっぷり陽に当たった、ふっかふかの土に葉野菜が成っているから神さまも狙って落としているに違いない。

 それに最初に謝れるくらいには性格が歪んでいない人しか落ちてこないから、邪険にもしにくい。


 その辺も狙ってそうで腹立つけど。



 「折れたやつは後で収穫してもらって晩ご飯にでも出すから貴方は気にしなくていいわよ…あ、お昼まだだったら用意するけど食べてきた?」


 「いや…」


 「じゃあその落ちたとこの葉野菜は収穫してあっちの井戸で洗って持って来て。井戸の使い方分かる?ポンプ式だけど」


 「使ったことない…っす」


 「まぁそうよね、じゃあ最初だけ使い方と…泥も、あ、野菜の収穫もしたことないわよね?」


 「っす」


 「じゃあ暫くやってもらうことになるから自分の為にもサッサと覚えてね、ようこそアルデバランへ」

 


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