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88 勇者現る。

あれから月日は流れ各地に多くの教会が建てられた。

その中には当然失われた神々の物も多く逆にカティスエナの教会は各地で取り壊される事となった。

これは今まで権勢を誇っていたバストル聖王国が力を大きく削られ、代わりにアルタ王国が力を増したことが関係している。

元々聖王国は各国の地域へと無理やりカティスエナの教会を作り、それまでそこにあった教会を廃れさせてきた歴史があった。

しかし、今はその流れが逆転し、天界では既に少数ではあるが神が復活し始めている。

それにより、他の神々も力を取り戻しカティスエナはかなり追い込まれる形となっていた。


そんな中での魔王発生。

カティスエナはそれを最大限に生かそうと考えたが彼女が犯した大きな過ちはそれを上回ってあまりある程であった。

そして今、この世界に二人の人間と一人の神が。決死の覚悟で降り立った。


「う~ん。到着は一瞬だね~。」


そう言って冬花は到着早々背伸びをして周りを見回す


「そうだな。でも到着場所は前回と同じ森の中か。」


そして俺も周りを見回した。

目に入るのは鬱蒼と茂る木々ばかりで文明の色は無い。


「恐らくこの辺りに空間の歪があるのだろうな。蒼士たちが邪神と戦ったあの場所の様にこの世界に入りやすい場所なのかもしれん。」

「そう言う事か。やっぱり物知りなカグツチが居ると助かるな。」


そう言って俺はいつものように剣を抜き剣先を地面に付ける。

そして行き先を決めるために手を放した。

すると剣は倒れて行き進むべき方向を指し示してくれる。

今回俺達が知りたかったのは街道の方向である。

そして、方向が決まると俺達は揃って歩き出した。


「それにしても静かな森だな。もう少し魔物がいるかと思ったけどな。」

「そうだね。でも歩きやすくていいと思うよ。日本の山みたいに切り開かなくても進めるし。」

「でも、これはちょっと不自然な気がする。もしかしたら誰かが事前に手を入れているのかもしれない。」


そう言っていると進む先に何やら木に括り付けられている物を発見した。

3人はそれに向けて歩きそれが何であるのかを確認する。


「これは・・・。看板だな。」

「そうだね。勇者様一行こちらへどうぞって書いてあるね。」

「罠かもしれない。冬花確認しておいた方がいい。」


すると冬花は腰の剣を抜いて俺と同じように剣を倒す。

すると看板に書いてある向きとは真逆に倒れ看板に従っても問題ない事を示した。


「大丈夫みたいだよ。」


そして結局は看板に従い歩き始め、その後もいくつもの看板を発見し、それに従い歩き続ける。

すると前方の木々が疎らになり、少し先には外の風景が見える場所まで来た。

しかし、看板に従って進んだためかこの世界の記憶がある冬花や俺にも見覚えのない建物へとたどり着いた。


「ねえ蒼君。あそこに何か家があるよ。」

「ああ、でもこれは初めての事だな。それに何か嗅ぎなれた匂いがしないか?」

「うむ、そうだな。なんだか夏にキャンプした時にやったバーベキューのような匂いがするな。」


そして鼻をクンクンさせながら食欲をそそる匂いがする方へと歩いて行く。

すると誰かの家の前に到着し、ここからは見えない反対側から何やら声が聞こえ始める。


「・・・なにするの。それは私が育てた肉じゃない!あんたはそっちから取りなさいよ。」

「何を言っているんです。こちらの肉は火が通り過ぎています。ユノにでもあげればいいでしょう。」

「それは酷いぞ。我は黒焦げではなく生肉を所望する。それにこういった焦げた肉には発がん性物質が含まれていると以前にテレビで言っていたぞ。」


すると俺と冬花はその聞き覚えのある声に驚き、声が聞こえる方へと駆け出す。

するとそこには俺達が予想した通りの人物が激しく焼き肉を取り合っていた。

ちなみに近くの木には二人に討伐されたのか哀れなフォレストウルフが血抜きの為に何頭も木にぶら下げられている。

どうやらこの辺に魔物がいなかったのは彼女たちが狩り尽くした為のようだ。

そして、肉の取り合いに夢中な二人はいまだに俺たちに気付かないため仕方なく声を掛けた。


「アリスに百合子。お前らこんな所で何やってるんだ?」


すると二人は肉を引っ張り合いながら驚いた様にこちらへと視線を向ける。

しかし、その瞬間に百合子の目が鋭く光り、アリスの隙をついて肉を奪い取り口に入れた。


それを見たアリスは「あ~~~!」という声を上げて百合子を睨みつける。

しかし、なぜかその直後にその目は俺へも向けられた。


「蒼士!なんであのタイミングで声を掛けるのよ。お肉取られちゃったじゃない!」


そんな事を言っているが俺は呆れた目をアリスへと向ける。

なぜなら今の肉が最後の一切れならこれが八つ当たりだろうと少しは我慢しよう。

しかし、二人の横のテーブルにはいまだに何キロあるんだと言いたくなるほどの肉が焼かれるのを待ち続けている。

そんな状態でこちらに文句を言われても「新しく焼け」としか言いようがない。

そして、百合子はそれが正しいと肯定する様に新たな肉を網に乗せて焼き始めている。

その姿は彼方で出会った時以上のマイペースぶりであった。

どうやらしばらく見ない間に百合子は更に逞しくなったようだ。

なので俺はアリスの言葉をサラッと流してやる事にする。


「それで、お前らはここで何やってるんだ?」


そして、話が大きく脱線しているので気になっている事をダイレクトに問いかける。

更にアリス達へ近寄ると同時にアイテムボックスからマイ箸を取り出し百合子が置いてくれた肉をひっくり返す。


(良し!これくらいなら余裕だな。これも修行の成果だ!それにこの網は肉が全く焦げ付かないな。もしかしてわざわざ百合子が作ったのか?)


俺は肉をひっくり返せた事に心の中で密かにガッツポーズし、視線をアリスへと向ける。

ただ、その横では冬花とカグツチが温かい目で俺を見ているがこれは気のせいだろう。

何やら百合子まで自信に満ちた温かい目を向けているがこれも気のせいのはずだ・・・。

そしてどうやらアリスに関しては俺の言葉でここに来た目的を思い出したようだ。


「え、ああそうだった。あなた達を待ってたのよ。正確な時間が分からなかったからここ数日ここで待機してね。」


俺は焼けた肉を冬花とカグツチに渡しながら彼女の後ろの家を指さした。

そこにはキャンプ場にある様な小さめだが立派なログハウスが建っている。

色もまだ新築と言った感じでどう見ても立てて数日だろう。

周囲には切株が幾つもあるので材料は現地調達したようだ。

まあ、作る事に特化した百合子が居ればこれくらいは余裕だろう。

俺でもこれくらいなら1時間もあれば作る事が出来る。


「それならあの家はやっぱり?」

「現れる場所はそこのユノが教えてくれたから事前に拠点を作っておいたの。こちらに来る日が大きくズレるとテントだと大変だから。」


俺はアリスが視線を逸らすたびに肉を配り百合子はそれに合わせて肉を焼いて行く。

そして、素早くユノにも肉を配りテーブルにある肉も急速に消費させていった。


「そうか。助かったよアリス。それじゃ食事も終わったし出発しようか。」


するとアリスは「ちょっと待って」と片手を突き出して俺達を止める。

どうやら俺の行った悪戯による状況の変化に気付いていないようだ。


「まだ焼き肉の途中じゃない。せっかく沢山お肉を用意したんだからみんなで食べてからでもいいでしょ。」


するとアリスを除く全員が疑問を顔に浮かべて首を傾げた。


「ははは、何を言ってるんだアリス。肉ならもう無くなったじゃないか。」


俺はそう言ってアリスへと爽やかな笑顔を向ける。

すると逆にアリスは油が切れた機械の様なぎこちない動きで先程まで肉の乗っていたテーブルへと振り返った。

するとそこには既に肉は無く肉汁すらユノが綺麗に舐め取っている光景が目に飛び込んで来た。


「ウマウマ・・・ん?」

「あああーーーー。私のお肉が消えてる!どういう事よ!?」


そして周りを見ればいつの間にかそれぞれの取り皿には山盛りに焼けた肉が盛られている。

更にユノの口元も皿を舐めただけで着いたとは思えないほど油にまみれ光を放っていた。


「蒼士さん。片付けも終わりました。」


そして百合子は素早く周りの片付けを終わらせるとそれを俺へと報告する。

当然百合子の持つ皿にも肉は山盛りである。


「それじゃ行くか。」


そして俺の号令で4人は肉を食いながら歩き出した。

それをアリスは一人茫然と見つめ気が付けば一人取り残されている。

しかしアリスは走り出すと俺から肉を取り戻そうとその肩に手を乗せる。


(お!俺の記憶にあるアリスよりも動きがかなり良くなってるな。コイツもこちらに来てから前回以上の鍛錬を積んだみたいだな。)

「ちょっと久々に会ったにしては酷いじゃない。私にも少し分けてよ。」


そう言ってアリスは振り向かせた俺の持つ皿に目を向ける。

するとそこには先ほどまであった肉は消え、空の皿があるだけであった。

それを見た途端、アリスはその場に膝を付いた。


「私のお肉~~~。」


そして心からの叫びを上げて先ほどと同じように俺を睨みつけてくる。

すると、さすがにそろそろ可哀そうになって来たのでアイテムボックスから焼けた肉の入った皿を取り出しアリスへと差し出した。


「へ・・・?」

「冗談だよ。ちゃんとお前の肉は取ってある。」


しかし、そこで揶揄われていた事に気付いたアリスは肉の入った皿に目を落としサッと奪い取った。

そして大事そうに手に持つと刺してあるフォークを使って口に放り込む。

俺はそんなアリスを見て苦笑を浮かべ、冬花は素直に笑顔を浮かべた。

しかし、こうしてアリスを揶揄ったのには大きな理由がある。

俺と冬花にはアリスの記憶はあるがいつも張り詰めており余裕と言う物がなかった。

そのため今はどうなっているのかを確認したい気持ちがあったのだ。

そして俺はその思いを素直にアリスへと伝える事にした。

ただ揶揄っただけだと思われると後で仕返しをされそうだからな。


「悪かったな。でも今は前と違って余裕がありそうで安心した。と言うよりホッとしたよ。」


するとアリスは何故こんな事をしたのかを知り先程まで感じていたモヤモヤがはれていった。


「まあ、今はね。でも私の本当の闘いはもう少し先なんだから今だけは楽しく過ごしたいのよ。」

「そうか、頑張れよ。」


ちなみに俺はアリスの張り詰めていた理由を知らない。

腕輪の記憶には無かったし、邪神戦の時に得た記憶にも含まれていなかったからだ。

そして今のアリスの言葉から、問題は解消されていないが好転はしたと予想できる。

きっと今回も何らかの変化があったのだろう。

そして俺達は山盛りの肉を手に食べながら道を進んで行く。

何とも締まらない光景ではあるが腹が減っては戦は出来ない。

・・・そう思ったかは不明だが全員、肉を食べ終わる頃にはお腹は満腹になっていた。


そして一行は町へと到着するとアリスと百合子は門の前にいる兵士に声を掛ける。


「ただいま。」

「ああ、百合子ちゃんアリスちゃんお帰り。それで、もしかして彼らが・・・。」


百合子に話しかけられた兵士は挨拶を交わすと後ろにいる冬花たちを見て問いかける。


「うん、そうだよ。それじゃ、予定通りでお願い。」


すると百合子の言葉に兵士は頷き横にいた仲間の兵士へと指示を伝える。


「お前はすぐに城に走りこの手紙を城門前の兵士に渡せ。お前は馬車の準備だ。今日の為に裏に準備してあるヤツがあるだろ。それを持ってこい。」


すると指示を受けた兵士は走り出し詰め所を出て行った。

そして、少しすると俺達の前に豪華な作りの貴族が乗るような馬車が準備される。


「百合子、これはどうなっているんだ?」


すると俺の声に答える様に百合子は今も無い胸を張り教えてくれた。

・・・どうやらファンタジーの力を使っても百合子の成長に大きな変化はもたらされなかった様だ。

これも悲しい歴史の修正力と言う奴かもしれない。


「努力の結晶です。こっちに来てから頑張りました。」

「そうか・・・努力の結晶か。頑張ったんだな。」


そして、その横ではアリスも表情を緩め、「そうだね」と答えている。

ちょっと良い方が悪くて罪悪感はあるがここは素直に流れに乗っておこう。

なので俺と冬花は顔を見合わせてクスリと笑い、百合子たちに促されて馬車に乗り込んだ。

すると馬車は俺たちが乗り込むとゆっくりと動き出し始める。

そして進み始めると何処に行くのか百合子へと問いかけた。


「今から王城に行って、そこで今の詳しい状況を説明します。ちなみに前回とは明らかに違う事が多いので注意してください。」


百合子の言う前回とは俺と冬花にとっては2回前の事だろう。

彼女らはそれを知らないので仕方ないがどれくらいの変化があるのか楽しみに見せてもらう事にする。


ちなみに今の段階で全ての出来事と流れが違うのは言うまでもない。

俺達の中での前回では一緒にこの世界に来た後に2人と合流するのはこの町だったし、王族との繋がりも無かった。

それだけでも二人がどれだけ頑張ったかが分かるようだ。


「分かった。こちらとしても今の状況からして変化に戸惑ってるからな。お前たちが頑張ってくれた結果を聞くのを楽しみにさせてもらうよ。」


王城に到着すると今度はアリスを先頭にして城の中を進んで行く。

そして城の奥にある部屋の前に来るとその前に立つ兵士に声を掛けた。


「もうみんな揃ってる?」

「それがまだ数名ほど来ておりません。」

「遠い場所の人もいるから仕方ないわね。なら入って待つ事にするわ。」


そう言ってアリスは扉を開けて中へと入って行く。

そしてアリスに続いて中に入るとそこには俺と冬花が知る者たちが多く揃っていた。

どうやら今回は俺の知る歴史とは尽く違うらしい。


そこに居たのは、アルタ王国国王、奴隷商のリーリン、エルフ議長のパメラ、巨大商会の妻ミランダが大きな円卓を囲みお茶を飲んでいた。

しかし、部屋を見回した直後、俺たちはこの部屋に転移してくる気配を感じ取る。

そして気配の先を見るとそこに魔法の神、ベルファストが現れた。


俺はベルを見て彼女の元へ歩いて行く。

その歩みに迷いはないが顔には珍しく少しの苛立ちが浮かべている。


「俺の名前は蒼士だ。お前は神の一人だろ。名前を聞いてもいいか?」


俺はベルの名前を知ってはいるが相手はこちらの事を知らないため自己紹介から始める。

しかし、その態度は苛立ちからか初対面の神に対する物としてはいささか礼儀に欠けるものになってしまった。

だが、ベルはその事には触れず言葉を返してくれる。


「確かに私は神ベルファストです。呼びにくければベルと呼んでください。」

「分かった。」

俺は短く返事を返すと触れられる距離まで近づき手を伸ばしその頬を優しく触れた。

その様子を国王たち4人は緊張をはらんだ目で見守っているが、俺はその事は気に留め

ず目を鋭くする。


「それならベル。一つ聞きたいんだがこの顔はどうした。神にダメージを与えられる者は少ないはずだ。」


すると国王達は驚き、ベルの顔を確認する。

だがそこには傷は無く美しい顔があるだけだ。

しかしベルは苦笑を浮かべて視線を逸らすと、悲しみを吐き出す様に話し出した。


「まさか気付かれるとは思いませんでした。今は依り代に入っているので普通の人には本体の私は見えない筈なのですが。」


そう言って彼女はとても悲しそうな目を向けて来る。

そして俺もその目を正面から受け止め見詰め返す。


この時、今も僅かに残る未来の俺の魂から影響を受けていた。

その魂が彼女の傷を見て怒りに震えている。

そしてベルを傷つけた相手もその理由も心当たりがあった。


「これは後で話そうと思っていたのですが、先ほど主神であるカティスエナと話してきました。話の内容はバストル聖王国が行った異世界人の召喚についてです。どうやらその世界の神はそれにたいして激しい怒りを持って彼女を問い詰めたそうです。その結果、カティスエナはその神々にこの世界の人間に対して天罰を与える許可を出してしまったようなのです。」


するとベルはそこで話を終わらせ視線を逸らした。

恐らくは自分の責任でもないのに責任を感じているのだろう。

しかし、俺にとってはそんな事はどうでもいいことだ。

それに今の説明では俺にとっては満足のいく物ではない。


「だが、それで何でお前が傷を負っている。話には続きがあるだろう。」


俺は睨むような目をベルに向け続きを促した。

するとベルも諦めて溜息をつくと続きを話し始める。


「それを知った私は彼女にもう一度その世界の神の元へ行き、天罰の件を撤回してもらえるように頼みに行こうと進言しました。しかし、彼女はそれを不快に思い私に手を上げたのです。そして部屋に戻った所で丁度呼び出しがあったので急いでここに来ました。この傷は私の力ではすぐに癒える物ではありませんが依り代に入れば他の人には見えないのでまさか気付かれるとは思ってもいませんでした。」


そう言ってベルは視線を下に向けて俯いてしまう。

そして、その顔は今にも泣き出しそうなものに俺には見える。


(すべてベルには関係ない事なのにどうしてコイツが傷付く必要がある!?)


しかし、俺は怒りを心の奥へと一旦は押し込め、大気を揺るがす程の巨大な魔力を手へと収束していく。

そして、その魔力を完全に制御しベルを癒すための魔法を行使した。

しかし、ベルの傷は癒える兆しすら見せない。

どうやら先程から感じるカティスエナの神気の残滓が回復を妨げているようだ。

そのため俺は神殺しのスキルを使いカティスエナの神気だけをベルの傷から払い除けた。

そして再び過剰なほどの魔力を込めてベルの傷を癒すための魔法を行使する。

ベルは先ほどまで感じていた痛みが消えた事に気付き、顔を上げて俺を見上げて来る。

すると先ほどまでの厳しい視線は消えており、そこには優しく微笑む顔がベルを見詰めていた。

そしてベルも俺につられるように穏やかに顔を綻ばせ笑顔を浮かべる。

治療を終えた俺はベルから手を放し背中を向けて冬花とカグツチの元へと戻って行った。


その姿は先ほどまで不機嫌であった者とはかけ離れ、穏やかな気配すら放っている。

ベルはその背中を少しの間見つめていたが事態が好転した訳ではないので再び気を引き締め会議の席に着いた。

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