表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/148

1 プロローグ

いつもご迷惑をお掛けしております。

性的描写を排除して話の流れが変わらない様に修正してありますが、至らない部分が多数あるかもしれません。

その場合は再び教えて頂ければ幸いです。

「ここは何処だ?」

意識を取り戻した俺は周りを見回し状況を確認する。

しかし周りは白い壁に囲まれ出口と言える物は見当たらない。

それに染み一つない壁は距離感を狂わせ気分が悪くなる。

俺は仕方なく壁にもたれかかり目を瞑った。

すると少し気分が落ち着いてきたのかここに来る前の事が頭に浮かんでくる。


俺は源 蒼士 (ミナモト ソウシ)。

ある目的を果たすため、時間の許す限り日本中を旅して回っていた。

現在35歳で独身、レンタルビデオ屋でアルバイトをしながら生活している。

だがアルバイターではあるが、俺は金には困っていない。

それは俺が高校の時に偶然買った宝くじの一等が当たり、貯金通帳にはいまだに億単位の金が入っている。

仕事をしているのは人とのコミュニケーション能力を維持するためだ。

そして俺の旅の目的とは、幼馴染の彼女。

秋月 冬花 (アキズキ トウカ)を探し出す事。

彼女は高校3年生のある日。

「コンビニに行ってきます。」と言って家を出てそれ以来ずっと行方不明となっている。

俺達は中学から男女として付き合い始め、高校卒業後に結婚しようと約束しあっていた。

運のいい事に宝くじが当たった事で生活資金もでき、後は卒業を待つのみとなるはずだった。

だが彼女は俺の前から姿を消してしまいそれから17年の間ずっと彼女を探し続けている。

そして、今回も彼女に似た人の目撃情報を頼りにバイクで山を走っていたはずだ。


「思い出したぞ。確か対向車線から曲がり切れなかった車がこちらに突っ込んできて・・・俺は・・・崖たら落ちて・・・死んだ?」


俺は急いで体のいたる所に手を当てて傷の有無を確認する。

しかし、なぜかは分からないが体に傷はないようだ。

だが、それでは俺の記憶との違いがありすぎる。

一瞬の事で確証はないが、最低限右腕と右足は折れた感触があった。

俺は一度立ち上がり、折れているはずである右足の確認を行う。

しかしその場で立ち上がり飛び跳ねてみるが違和感はない。

そして問題ない事を確認すると今度は右腕を回して怪我のない事を確認した。


「どうなっているんだ?」


だが、頭が混乱し始めた時、正面の壁に突然扉が現れた。

そしてそこからは筋骨隆々の日本人風の男と西洋風の美女?が現れた。


美女?と疑問形なのは彼女が疲れ切った姿をしているからだ。

目の下に一目でわかる様なクマを作り、手入れすれば美しいであろうブロンドの長髪を寝起きの様に乱している。

顔色も悪く染み一つない白いであろう肌は青白くなっていて病的と言えるだろう。


そして彼らは俺に目を向けると男の方がいきなり頭を下げた。


「すまない。君が死んだのはこいつのせいだ。」


男は頭を下げ続けているが女は顔を横に逸らして唇を尖らしているだけだ。

だが俺は彼の言葉が理解できなかった。

体に異常はなく、2本の足で立ち会話も出来る。

これの何処が死んでいるというのだろうか。


「俺はこの通り生きていますよ。死んだって言われても・・・。」


混乱する頭でそれだけ口にすると男は頭を上げて説明を始めた。

俺は他に情報源も無いので一旦は男の話に耳を傾けてみる。


「君に分かりやすく説明すると俺は君の世界の神になる。そしてこいつはそこ以外、すなわち異世界の神の一人だ。」


しかし、言われた事は誰が聞いても冗談としか思えない内容だった。

そのため俺は呆れた視線を向けるが男は間を置かずに説明を続けた。


「信じられないのは分かる。俺の世界で神は基本人々には干渉しない。だが今回は例外だ。」


そして男は横の女性に視線を向けるとその逞しい腕を持ち上げ彼女の頭上に拳を落とした。

その威力は凄まじく、こちらまで衝撃波の様な風が飛んできた。

すると女はその痛みを耐える様に頭を押さえその場に蹲ってしまう。

しかし、すぐに抗議するような視線を向けると男を睨みつけた。


「こいつが事故に見せかけて君を殺してしまったのだ。通常あってはならない事だがこいつも切羽詰まっていたのだろう。許してくれとは言えない。だから俺は君に選択肢を与えようと思う。」

「選択肢?俺の望みは冬花を見つけ出すことだ。それ以外はいらない。」


俺はこの17年間、一度も揺るいだ事のない決意を胸にハッキリと男に告げた。

しかし、男は気にした様子はなく苦笑を浮かべて話を続ける。


「まあ聞け。一つはすべてを忘れ新しくやり直す事。その場合、才能に溢れ裕福な暮らしを約束しよう。」

「そんなものはいらない!」


俺は冬花の笑顔を胸に即座に否定する。

そんな事をすればこの記憶も思い出もすべて失ってしまう。

それを聞いた男は当然かと頷いて次の提案を告げる。


「なら、もう一度元の世界へ戻り生き続けるか?この場合でも彼女には永遠に会えんが。」


俺はその提案を聞いた時、頭が真っ白になり気づいた時には男の胸ぐらを掴み声を荒げて叫んでいた。


「彼女とは冬花の事か!?あいつの事を知っているなら今すぐに教えろ!」


その豹変ぶりを見て男は溜息を、女はニヤリと笑う。

しかし、頭に血が上り視野が狭くなっている俺には男の溜息しか居る事が出来なかった


「そうか。彼女の居場所が知りたいなら教えてやろう。お前の裏手に山があるだろう。そこに彼女の死体は埋まっているぞ。」


俺はは男の答えに目を見開き驚愕の顔を向けるが直後に激昂した。

頭に血が上り、脈打つ音が聞こえ、手の爪が剥げるほどの力で力を込める


「嘘をつくな。彼女が死んでいるはずはない!彼女は何処かで生きているんだ!」


すると男は俺の行動に怒るのではなく優しく微笑みを向けた。

だが、今の俺にはそれが嘲笑っている様にしか見えない。

しかし、俺の怒りは男の次の言葉で呆気なく霧散して行く事になった。


「そうだ。俺達の世界の彼女は死んでいる。だがその後、事情があって此奴の世界へと送られたのだ。そして、彼女はその世界でお前を待っている。」


「待っている・・・?」


その突然の言葉に俺の手は緩み目には涙が浮かぶ。

そして、心の中には先ほどまで無かった希望の光りが灯っていた。


「本当か?」

「ああ。ここからはこいつが話すからよく聞いておけ。」


そう言って先ほどからいた女が一歩前に出てきた。

その顔には先程までとは違いハッキリとした笑みが浮かんでいる。

美人ではあるんだろうけどハッキリ言っていけ好かない笑い方だ。


「実は私の世界に魔王が誕生してしまいました。」

「魔王?それと冬花と何の関係がある?」


俺はいきなり出てきたおかしな言葉に首を傾げた。

しかし、神が居ると仮定すればそう言った存在が居たとしてもおかしくはないだろう。


「それは簡単な事です。この魔王を倒すことが出来るのは彼女のみだからです。多くの世界を探しましたが私が見つけることが出来たのは彼女一人。そのため私は彼女をこちらの世界に招きました。」


しかしそこ迄話した女の表情に影が差す。

そして俺はそこから何やらトラブルの匂いを感じ始めた。


「しかし、そこで問題が発生しました。彼女は数値的にはとても優れています。しかし、彼女にはやる気がありません。必ず魔王に辿り着けずに死んでしまいます。」


すると冬花の死と言う言葉を聞いて俺は顔を青ざめ胸が締め付けられる。

その間も女の説明は続き次第に話の内容が酷い方向へと進み始める。


「その度に世界の時間を巻き戻しているのですが困った事に何度試してもダメでした。そこで私は彼女の思考を覗きその原因を探りました。」


そして女は俺を指さし再び嫌な笑みを浮かべる。


「あなたが居ない事で彼女は人生を諦めています。だからあなたがこちらの世界に来れば彼女のやる気は出るでしょう。」


言い終わった女は、とてもいい笑顔で俺の事をみてくる。

だが俺は俯いて肩を震わせ、ゆっくりと女に近づいてその指を掴んだ。

その事により女は俺が喜んで了承してくれたのだと思い肩の力を抜く。

だが俺はそんなに甘い人間ではない。。

特に冬花のことに関してはな!

(グキ)


「「「・・・・・」」」


無言の中、俺は女の指を曲がってはいけない方向に折り曲げた。

その突然の行動に女も感覚が追いついていないのか微動だにせずに曲がった指へと視線を向けている。

しかし、ここで止めるほど俺の冬花への想いは温くはない。


「冬花に何してくれとんじゃコラーーー!」


折られた指を更に反対に折り曲げて俺は吠える。

そして、そこまでして手を離すと女は涙目になりながら折れた指とは反対の手をかざし、そこから溢れる光を当て始めた。


だがこれ位では俺の怒りは収まらない。

更に拳を握り締め腕を大きく振り上げる。

だがそこに先ほどの男が割って入り俺の肩を掴んだ。


「それくらいにしてやれ。それで聞かなくても分るがお前はどうする。彼女の許へ行くか?」

「そんな事決まってる。俺を冬花の元へ送ってくれ!」


その返答は考えるよりも早く反射の速度で返された。

それを聞いて男は溜息を吐いたがすぐに視線を戻して来る。


「それなら俺からは戦う力をやろう。彼女を護れないと行っても意味ないからな。それと彼女と同じ能力。記憶継承をやる。もし死んでも失敗した記憶が残るからそれをヒントに頑張れ。」


だが再び聞き流せない言葉を男が言ったため、今だけは冷静に問いかけ確認を取る。


「それじゃあ冬花はこの17年間、何度も死んでそれを忘れずに記憶しているのか?」


すると男は苦い顔をして頷き、鋭い視線を女に向けた。

しかし、女は得意げな表情で笑みを浮かべると俺に更なる真実を聞かせ始めた。


「そうよ。あまりに失敗するから記憶を残るようにしたのよ。そうすれば過去の過ちから失敗も減ると思って付けてあげたの。悪い?」


悪い?って当たり前だろ。

死の記憶を何度も体験するのは死ぬよりつらい事だ。

この女はそれに気づいていないのか!?


俺は心の中で叫んだが無駄な時間を使うよりも冬花の元へ向かう事を優先した。

だが日本でも一般人であった俺には、知識の何もない世界で冬花を護りきる力が欲しい。

そのため無駄かもしれないと思いながらも女にも確認はすることにした。

全ては冬花の為。

ただそれだけの思いが俺の胸に宿り、どんな屈辱的な事でもしようと言う気持ちにさせる。

例え、ここで土下座をして足を舐めろと言われても言われた通りにするだろう。


「お前からは何もないのか?」


しかし、そう思っていても女へ向ける視線は途轍もなく冷たい。

俺にとってこの女の株は底辺を突き抜けてマイナスを爆走しているからな。

すると女は途端に怯え、先ほどの痛みを思い出したのか男の後ろに隠れた。

しかし何もしなければ再び失敗するかもしれない。

女はそう結論付けたのか諦めて俺へと力を寄こして来た。


「あなたには才能のスキルをあげるわ。うまく使って早く魔王を倒しなさい。」


女はそう言うと俺に手を翳し、光を浴びせて来る。

そして次に扉に手を一振りすると勝手に開き、その先には森が広がっていた。


俺は二人へ一応は頭を下げると扉から見える森へ向かって歩き出し扉を潜る。

すると外に出た途端に空気が変わり強い緑の匂いが鼻を駆けあがってくる。。

そしていつの間にか腰には剣が一振り差してあり、その重さが俺の思考を現実へと引き戻した。

しかし、それ以外には防具と言える物は一切ないが、俺は気にする事無く森を歩き始めた。


初めての場所、初めての異世界。

しかし、俺にそんな事を考えている余裕はない。

俺は獣道すらない場所を感を頼りに歩き続けた。


そしてしばらく歩くと何者かの気配を感じ、距離は分からないが方向だけは分かる。

それにその気配が次第に近づいている事も。


なんだこの感じは?

もしかしてさっきのおっさんが言ってたこれが戦う力ってやつか?

そして俺はその気配の方向を睨み腰の剣を抜くと正眼に構える。


「なんだか手に馴染むな。初めて持つのにまるで長い間共にした相棒みたいだ。」


そして俺がそんな事を考えていると視線の先の藪がガサガサ揺れ始めた。

すると突然、一匹のオオカミの様な生き物が飛び出し牙の並ぶ口を大きく開いて襲い掛かってくる。


「クソ、いきなりか。俺は戦闘とは無縁の日本人だぞ。」


俺は叫びながらも向かって来るオオカミへと剣を向ける。

すると不思議な事に体が自然と動き敵に合わせて態勢が変化する。

通常、素人が突然襲われれば体はこわばり足は竦み視界は狭くなる。

だがこの時の俺の心は落ち着き、足は一歩前に出る。

そして半歩横にそれると手に持つ剣でオオカミの首を切り飛ばした。


すると首を失ったオオカミは勢いのままに地面を滑り少し離れた地面の上に停止する。

その後ゴトリと首が地面に落ち俺以外に動く者は居なくなった。

俺は自分でした行動でありながらその結果に困惑する。


「なんだか自然に体が動く。もしかしてあの女の才能も利いてるのか?」


俺は剣を鞘に納めると考えるのは後にして再び歩き始めた。

しばらく歩くと木の数は減り森が途切れ、その先に草原が見えてくる。

そしてその先には人間が使っているであろう道が目に入った。


しかし道に辿り着いた俺はその真ん中で腕を組み悩んでいた。


「どっちに行けばいいんだ?」


だが土地勘の無い俺にそれを決める術はない。

仕方なく俺は腰の剣を鞘ごと外し地面に立てると手を放すという古典的な方法を取る。

すると剣は重力に従ってゆっくりと右へ倒れはじめる。

しかし、何故か剣は自然の法則を完全に無視する動きで左へと倒れた。


その動きに俺は周りを見回し気配を探る。

だが近くに気配は無く遠くまで目を凝らすが道には誰もいない。


多分あいつの差し金だろうが、ここで俺の邪魔をするメリットはない。

俺はあの女を信用も信頼もしていないが他に手掛かりがないため剣の指示す方向へと歩き始めた。


そしてしばらく進むと後方から再び気配を感じ始めた。

しかし今回は先ほどと違い凄い勢いで近づいて来るだけでなく、さらにそれ以外にも複数の気配を感じる。


俺は警戒して剣の柄を握り、いつでも抜けるようにして気配が近づいてくる方向へと向き直る。

そして少しすると何かの鳴き声と車輪の音が聞こえ始めた。


{ビシ、ビシ}

「もっと急げ。追いつかれるぞ。」


そして人の声や鞭で叩くような音が聞こえその姿が視界に飛び込んで来た。


「ガウ、ガウ」


そして少し遅れて先ほど遭遇した生き物と同じ声が聞こえ始め、俺は油断なく観察し腰の剣を鞘から抜き構える。

すると馬車から大きな声が聞こえこちらに声を掛けて来る。

どうやらあちらの御者も俺に気付いたようだ。


「そこの人、すまない!後で礼はするから助けてくれ!」


それだけ言うと男は懐から布を取りだしこちらへと投げてくる。

俺はそれを片手で受け取ると馬車はそのまま通り過ぎて行ってしまった。

その直後、目の前に先ほどのオオカミが3匹現れ速度はそのままに牙をむいて飛び掛かってきた。

オオカミたちは先ほどの馬車を追う事で興奮しているのか口からは涎をまき散らし眼は赤く染まっている。

しかし、そんな事は問題ないという感じで俺は最初の一匹は正面から正中に沿って真っ二つにする。

そしてそれを見た二匹目は警戒してスピードを落とすが、速度の鈍ったオオカミに向けて素早く近寄りその首を切り落とす。

そして、遅れてきた最後の一匹はスピードを押さえるのは悪手と思ったのか、そのままに方向のみ変え一目散に横の森へと駆け込み逃走していった。


俺は大きく息を吐き出し剣を一振りして血糊を払い鞘へと収める。


「何とか撃退できたな。でもこいつらはどうするか?」


そう考えていると先ほどの馬車がこちらへとゆっくり戻ってくる。

どうやら途中からこちらの優勢を確認し引き返して来たようだ。

それに馬車には男が一人と荷台に少女が一人乗っているのが見える。

そして、俺の前に止まると男と少女は馬車から降りて並んで頭を下げた。


男は引き締まった体をしており身長は180ほどで髪は茶色でロシア人風の美男子だ。

そして、少女は身長が150ほどで髪は同じように茶色で目がパッチリなした可愛らしい少女である。

二人は並ぶと少し似ている事から親子だろうと予想できる。


「ありがとうございます。おかげで助かりました。何とお礼を言ったらいいのか。ほら、お前もお礼を言いなさい。」


男は隣にいる少女の肩に手を置いて少女を促す。

するとぎこちない動きで再び頭を下げるとお礼の言葉を口にしてきた。


「あ、ありがとうございます。」

「気にするな。それより報酬の件だがここから町は遠いのか?」


しかしその質問に父親であろう男は緊張で肩を跳ねさせた。

もし俺が野党の類なら今の彼らに抗う術はない。

自分は殺され娘は凌辱されるだろう。

だが男は俺の目を見て信じることに決めたようだ。


「いえ、すぐそこですよ。」

「そうか。ならそこまで乗せてくれないか。」


すると男は安堵したように肩の力を抜き苦笑を浮かべる。

そして、その視線は俺の背後にある狼たちの死体へと向けられた。


「分かりました。それと、この魔物たちは放置ですか?良ければ私の方で買い取りますが。」


その提案に俺は考える素振りを見せその間に思考を高速で走らせる。


どうするのが最善だ?

この世界の常識が分からんから金もない以上は売るしかないか。

まあ、命の恩人からぼったくる奴は滅多にいないだろう。


そう結論付けた俺はこの2匹の魔物を男に売り払う事を決めた。


「構わないぞ。どうせ今のままだと持ち運べないからな。」

「分かりました。それと紹介が遅れましたが私はこの先の街で商人をしておりますジョセフといいます。この子は娘のティファ。隣町に仕入れに行っている途中でこのフォレストウルフに襲われてしまって。本当にありがとうございました。」


そう言ってジョセフは再び頭を下げると魔物の許へと向かって行った。。

今年はホラーイベントに間に合ったので投稿しています。

怖さ控え目、ハッピーエンドで終わるので良ければお読みください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ