一話 〜血の契約〜
どうも〜kei〜です。
一話目完成しました(ノ´▽`)ノ
よろです(`・ω・´)
俺は普通の高校生だった。
ただ特に仲のいい友達や親友と呼べる人はいなかった。
周りの奴らが騒いでいると、うるさい奴らみんな消えてしまえばいいのにと思い、帰りの電車を待つホームで、恋人同士がいちゃついてるのを見ては爆ぜろと思っていた。
そんな風に青春を謳歌している人はみんな嫌いだった。
ある時ネットでとある書き込みを見た。
「三街道にある大樹に自分の血を与えると悪魔と契約を結ぶことができるらしい。そして魂はと引き換えに一つだけ欲望を叶えて貰える」
というものだった。
三街道には有名な大樹があるので何処かは簡単に分かった。
その噂を疑いつつ俺はそこへ向かい、試して見た。
そうしたら足元に禍々しい闇が広がり、そこから赤黒い髪で赤目、黒をベースに赤く縁取りされたドレスを着た少女が出てきた。
「私を呼んだのは貴方ですか?」
俺は肯定の意を込めて頷いた。
「名前を伺ってもいいですか?」
「今宮 裕太だ」
「私はロゼ・スクブス と申します。今宮さん、貴方の望みは何ですか?貴方の魂と引き換えに叶えて見せましょう」
「俺の望みは、リア充共を異世界に飛ばしチートも無しに魔王討伐をさせて、みんな死んでいってほしい。」
「かしこまりました、貴方の願い『リア充共を異世界に飛ばしチートも無しに魔王討伐をさせる』を叶えます。」
こうして俺は悪魔と契約をした。そして俺の魂はここで消えるはずだった。
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