哲也秋原のあじきない話 その一
喫茶店『すぷらうと』の夕方は、緩慢な空気に満ちていた。
そんな中、一つのテーブルを囲む四人の男性。
秋原、藤原、棗、そして堀だ。
テーブルの上には、サイコロが一つ。
一辺が三センチ程の立方体で、黒い面に白い点が記されている。
「……まずは、注文だ」
秋原はそれを手に取り、掌から転げ落とした。
皆の目線が集まる中、出た目は四。
それが表す人物の方向を、三人は向く。
堀は頷き、店員を呼ぶ為のボタンを押す。
「安い物で良いぞ。飲み物一杯で充分だ」
秋原が言った直後、店員の女性が現れた。
黒のロングドレスに白いエプロンのコントラストが目に映える。
「ご注文をどうぞ、ご主人様」
店員に恭しく注文を促され、堀が注文したのは、
「じゃあ、水を四杯」
「止めてぇえええええええええええッ!」
一番安い飲み物だった。
結局、秋原はコーヒー、藤原は紅茶、棗はココアを注文した。
堀はあくまでも水である。
コーヒーを軽く一口飲むと、秋原はサイコロを振る。
出た目は一。
三人の視線が、秋原に注がれた。
秋原は両手を祈る様に握り、テーブルに置く。
軽く息を整えてから、口を開いた。
「近頃のツンデレブームは、最早確認するまでもなかろう。
様々なギャルゲー、漫画、ライトノベルにツンデレキャラが出現しておる。
俺の友人は気に食わんらしいが、ツンデレ喫茶なるものまで出来る程だ」
「慥かに。少々食傷気味な程です」
秋原の言葉に、棗は溜息混じりに同意する。
「まあ、それ程人気であるという事であろうな。
元来、人はギャップに魅せられる生き物だ。
普段は弱気な者が積極的に頑張れば、自然と応援したくなる。
がさつな幼馴染のしおらしい一面を垣間見れば、自然と持ち帰りたくなる」
感慨を込めて話す秋原に、棗は頷いた。
こんなのが続くのか……と、藤原は溜息を吐く。
「コーヒーやお茶と間違えて、コーラを飲んでしまった時と似てますね。
あれって本当に焦るんですよ。一見見分けがつかないので……」
秋原の話に同調する最中、堀は秋原の視線を感じた。
敵意剥き出しの、鋭い視線である。
思わず固まる堀。
「…………」
「…………」
「……済みませんでした」
重苦しい空気に耐えられず、堀は引き下がった。
何事も無かったかの様に、秋原は話を続ける。
「だが、よくよく考えてみれば、主人公こそが真のツンデレではないであろうか。
特に、押し掛け女房的な話の主人公の場合はな」
「……何で俺を見る」
三人の目線を感じ、藤原は半ば呆れながら問う。
それらから目を逸らし、紅茶を一口飲んだ。
秋原は軽く笑い、藤原に問い返す。
「時に藤原。明さんとの同居を始めてそれなりに経つが、感想はどうだ?」
「そうだな……。正直、最初は嫌だったんだけどな。
今までずっと親に振り回されてきて、また振り回される事になった訳だし。
けどまあ……悪くはないかもな。色々と世話になってるし、良い人だから憎み様が無いし」
割と当たり障りの無い質問だったので、藤原は素直に返した。
だが、三人は暫く沈黙する。
藤原は戸惑い、秋原はしたり顔になった。
「……ツンデレだな」
「慥かに、ツンデレですね」
「ツンデレだそうですよ、先輩」
「お前が一番腹立つぞ、堀」
三人に言われたい放題に言われ、藤原は軽く殺意を覚える。
秋原はもちろん、他の二人も空気が読めないのが揃っているので、全く気にしていない模様だ。
「ふっ……そう、それで良いのだ、藤原。『まんざらでもない』から恋は始まるのだからな。
最初は疎ましく思っていても、段々と彼女が居る生活が当然のものになる。
そして、いざ別れの時が訪れて初めて、彼女への想いに気付くのだ。
これをツンデレと呼ばずして、果たして何をツンデレ呼ばわりすると言うのだ!?」
何をエキサイトしたのか、秋原はテーブルを両手で強く叩いて立ち上がり、咆哮した。
公衆の面前では恥ずかしいから、勘弁して欲しい。
そんな藤原の思いには気付く事無く、熱の下がった秋原は席に着いた。
コーヒーを軽く啜り、一言。
「……まあ、萌えはせんがな」
「慥かに、萌えませんね」
「萌えないそうですよ、先輩」
「悪かったな……」
早く帰りたいと、藤原は心の底から思った。
次に秋原が出した数字は、三だった。
三人の視線が、次の切り出し役、棗に集まる。
棗は、別段表情を変える事も無く、ココアを軽く一口飲んだ。
脚を組み直すその様は、どこか妖艶だとさえ感じさせる。
両肘をテーブルに突き、両手を顔の前で握った。
「カルピスの……原液の方の話なのですが」
「意外と普通なんだな……」
散々優雅に振舞った挙句の庶民的な切り出しに、藤原は軽くコケた。
「何度試みても、私好みの味加減に出来ないんですよ。
濃いと思って水を足すと薄く成りますし、原液を足せば濃く成りますし」
「案ずるな、棗。今時、AV女優とて美味しいと言っては飲むまい」
「……ちょっと待て。それは白濁液違いだろ」
とんでもない方向に話を誘導しようとする秋原に、藤原はすかさずツッコんだ。
代わりに、藤原が真面目に返答する。
「まあ、拘るんだったら、目分量は止めた方が良いんじゃないか?」
「貴方に態々云われなくとも、竓単位で量っていますよ」
「それはそれで神経質過ぎると思うけどな……」
藤原は呆れながら、カルピスの味加減を調節する棗を想像した。
一口飲んでは、ミリ単位で原液と水を交互に入れる棗。
果たして、まともに飲み終える事が出来るのだろうか。
というより、何の為に飲んでいるのだろうか。
「ですので、他人頼りは非常に不本意なのですが、貴方達の意見を参考程度に聞こうと思います」
「ものを頼む態度じゃないだろ……」
「ふっ……甘いな。素直に頭を下げられないのが、なっちゃんの萌えポイントではないか」
三者三様の思惑のまま、結局答える事になった。
まずは藤原。
「あんまり細かい事は意識しないんだよな。目分量で大体何とかなるし。
……でも、ペットボトルとかの元々薄めてあるヤツは、少し合わないな」
すっかり忘れられていた堀。
「僕は、少し薄味の方が好きですね。マラソン選手なんかもドリンクは薄味らしいですし」
「そして、ますます薄い存在になる、と」
「え? それってどういう」
細かい事は忘れて秋原。
「先日、真琴嬢がアリス嬢に原液をぶちまけて遊んでおったな。
かなり直接的にも拘らず、それ程エロく見えないのが不思議であった。
美少女同士である事と、アリス嬢の容姿に救われておるのであろうな」
「……言いたい事は色々あるけど、まずは真琴の教育方針を考えないとな」
満場一致で収まったところで、秋原はサイコロを振る。
「む……また俺か」
サイコロが短い間隔で再び一を出し、秋原は少し意外そうな表情を浮かべた。
軽くコーヒーを一口飲み、少し伸びをする。
恐らく、次のネタを考えているのだろう。
サイコロに指名されて十秒程で、それは一通り決まったらしい。
「この前、原稿を仕上げた我々――俺、兄者、棗は、疲れを癒す為に健康ランドに行ったのだ。
そこのサウナに三人で入った時の話なのだが……」
「そ、其の話は……!?」
棗が何かに勘付き、顔を青くする。
どうやら、彼にとって都合の悪い話らしい。
情報の流出を阻止すべく、棗はエアガンを取り出し、秋原に向ける。
「……ここで暴れて良いのか、棗?」
秋原は別段驚く事も無く、目線を棗に向ける。
棗は、引き金を引く事が出来なかった。
ここは、皆の憩いの場であるメイドカフェ。
そこで武器を出す事の罪深さは、流石に彼も理解している。
棗は舌打ちをして、エアガンを仕舞った。
「それに、だ。ここには四人しか居らんのだぞ。下手に話の腰を折って、後に数百人に聞かれるより良かろう」
「くっ……!」
少し挑発的な秋原の言葉に、棗は唇を噛み締めた。
秋原は余裕の表情で、話の続きを始める。
「複数人でサウナに入ると、何故か我慢大会になるであろう? そんな訳で、三人でサウナに篭ったのだ」
「いい歳してお前らは……」
相変わらずな三人に、藤原は溜息を吐く。
現美研や天丹町には、こんな人ばかり集まっているのだ。
そう思うと、藤原は眩暈さえする。
「実に長い戦いであった。正確には計っておらんが三時間は軽く越えたな」
「お前らな……」
もっと、他にすべき事はいくらでもあるのではないだろうか。
馬鹿みたいなことに全力を尽くす三人には、呆れを通り越して羨ましさすら覚えてしまう。
「結局、俺と兄者は途中で脱落し、棗が勝者となった。あの時の棗は、なかなか良い漢であったな。
何せ、最後まで自らサウナから出る事は無かったのだ」
「へぇ、結構やるんだな、棗。別に隠す事なかったのに」
少し意外な勝者に、藤原は驚いていた。
無意味に暑苦しい秋原が勝ちそうなイメージだったので、冷めている棗が勝つとは思わなかったのだ。
三人の中では冷静な棗が、こんな事に本気になったという意味でも意外である。
「早い話、意識を失って出るに出られんかったという事なのだがな」
「……ああ、そういう事か」
オチを聞いて、藤原は一気に脱力する。
棗が話されるのを嫌がった訳が、ようやく解った。
「結局、棗はそのまま病院送りとなった」
「健康ランドから病院に行くなよ……」
「ちなみに、早々と脱した俺と兄者は、冷たい一杯を堪能しておった」
「どうでも良い」
一連の珍道中を聞き、藤原は溜息を吐いた。
どこへ行こうと、彼らはトラブルしか起こさないという事か。
行く先々で、必ず事件に出くわす探偵の様だ。
「棗も、そんなになるまで我慢するなよ。恥ずかしい思いも自業自得だ」
「そ、其れは……」
藤原の指摘に、棗は頬を少し紅く染める。
「私とて、味気無い事に熱を上げる時も在りますよ」
「ふっ、冷めた振りをしつつも、実は熱い一面を持つか。流石は棗、ギャップの玉手箱だな」
「ぐ、グルメレポーターの様な事を云わないで下さい」
秋原に萌えキャラ扱いされ、棗は更に熱を帯びた。
「……とまあ、この話の様に、暑さとは危険なもの。
日射病や熱射病は無論だが、夜に寝苦しくて満足に眠れない、というのも深刻だ。
俺は、高校受験の頃にクーラーが部屋に導入されたのだが……貴様等はどうだ?」
棗が怒り出す前に、秋原はさっさと話を変えた。
扱いに慣れている辺り、付き合いの長さを感じされられる。
棗が、一方的に秋原に遊ばれている様にも見えるが。
「俺は、物心ついた時には一人部屋で、クーラーもついてたな。
こういうとこだけは、無駄にちゃんとしてるから」
「ふむ、それはなかなか羨ましい」
藤原の答えに、秋原は言葉通り羨望の眼差しを向けた。
「棗よ、貴様はどうだ?」
「私は……父に頼んだ事もあったのですが……」
秋原に名指しで問われ、棗は言い淀む。
どうやら、何かあったらしい。
人には言えない様な何かが。
「言わぬなら、俺が独断で脚色して言いふらす」
「横暴だな……」
秋原の対応に、藤原は思った通りのツッコミをした。
秋原に煽られたからか、棗は重い口を開く。
「……『広美が起きる前に、暑さではだけた、あられもない姿を見るのが楽しみ』だそうです」
「ふっ、流石は棗の父。娘を愛でて止まないという事か」
「そういう範疇で収まらないと思うけどな……娘じゃないし」
棗に茨の道を歩ませた張本人が現れ、秋原は感心し、藤原は呆れながらツッコんだ。
棗の父の『娘』への愛は、常軌を逸している。
彼の奇行の話も、もう慣れてしまう程に聞いた。
仮に棗が本当に娘だったとしても、彼の行動は異常だろう。
「えーと、僕はですね……ちょ!? まだ僕答えて……」
堀は華麗に無視して、秋原はサイコロを振る。
秋原が次に出した目は、二だった。
とうとう出番が訪れ、藤原は軽く溜息を吐く。
本来、これは将棋部の会議になる筈だったのだ。
なのに、今、自分はこんな事に参加している。
秋原に場所等の手配を任せてしまった自分を、藤原は改めて悔やんだ。
今更どうしようもないので、藤原は止むを得ず話を切り出す。
「この前、電車に乗って出かけたんだけどさ……。
そこそこ混んでて、俺も含めて立ってる人も結構居たんだよ。
で、俺は連結部の近くに立ってたんだけど……。
小学校低学年くらいのガキが、連結部に立ちやがったんだよ」
「ふむ。人は誰しも、電車の連結部に異様なまでの興味を持つ年頃があるからな。
そこから発展するか否かが電車マニアの分かれ道ではないか、という説を俺は唱えているのだ。
原稿用紙五百枚に及ぶ論文を学会に送り付けた事もあったが……上の連中が揉み消した様だ」
「勝手にやってろ」
こんな話でも自分の領分に引き込もうとする秋原に、藤原は溜息を吐いた。
「で、貴方は偽善者振って注意したと?」
「言い方がかなり引っかかるけど……一応、な。危ないし」
棗に問われ、藤原は頷く。
少し前の自分なら、子供嫌いも手伝って、放っておいただろう。
だが、明に触発されたのか知らないが、最近は価値観が徐々に変化してきた気がする。
幸い、この時の相手は聞き分けも良く、面倒な事にはならなかった。
「しかし、藤原の件に限らず、電車にロクでもない者が乗り込む事は少なくない。
貴様等も、一度も遭った事が無いという事はないであろう。棗、貴様はどうだ? 注意した事はあるか?」
「いえ、特に」
秋原の問いに、棗は即答した。
何事にも素っ気無い、棗らしい回答である。
「昨今の碌でもない連中は、本当に『碌でもない』ですから。
迂闊に注意為れば、如何様な言掛りをつけられるか判りませんよ」
「うむ……それも一理あるな。正義が勝つとは限らない、それが現実だ。
携帯で通話しているのをサラリーマン注意された女子高生が、腹癒せに痴漢の濡れ衣を着せる……という事もある。
痴漢に向ける目が厳しい近頃では、人生レベルで痛恨の極みだ。
そもそも、立ち上がったばかりのギャルゲーメーカーが痴漢物等の陵辱系から始める事が多いのは、ひとま」
「おい、脱線するな」
また関係の無い話に引きずり込もうとする秋原を、藤原は素早く牽制する。
しかし、何故か周囲の空気が冷めていく感触を覚えた。
三人の目線が、藤原から意図的に逸れていく。
数秒の沈黙。
そして、堀が言い難そうに小声で言った。
「先輩……電車の話だけに脱線、って事ですか?」
「いや、別にウケは狙ってないから」
なるほどそういう事か、と藤原は溜息を吐く。
何でもかんでもネタだと思われるのは、いくらなんでも迷惑だ。
会話の最中に偶然駄洒落が生まれる事は珍しくないのだから、いちいち気にしないで欲しい。
話が逸れそうになったが、棗は淡々と続ける。
「只、此の前、私の隣で漫画雑誌を読んでいた人が居ましてね……。
其れが、私がこれから買う予定の雑誌でしたので、気になって仕方無かったんですよ。
ちらちらと見るのも乞食臭くて厭ですし、丁度扉の傍に立って居たので、ホームに蹴り出しました」
「あのな……」
傍若無人な棗の行動に、藤原は溜息を吐く。
第一、それはマナー違反ではないではないか。
寧ろ、棗の方に問題がある。
「確かに、それは気になるな。単行本しか買っていない漫画が載っている雑誌でも、同じ事が言える。
好奇心に任せて覗き見るのは良いのだが、俺好みのペースでページを捲る奴の何と少ない事か。
その上、俺が読みたい漫画を飛ばし、どうでも良い漫画を何度も読み返された日には……。
いっその事、電車内で雑誌を読むペースを、法律で定めてしまえば良いのではないか、と思っておる」
「もっと有意義な法律を陳情しろ」
便乗して更に暴論を述べる秋原に、藤原はやや投げ遣りになった。
そんな法律の為に税金が使われた日には、それこそ暴動が起こってしまいそうだ。
しかも、秋原の話は、よくよく比べると棗と噛み合っていない。
「そんなに気になるんだったら、ホームのゴミ箱で拾えば良いだろ。
俺には理解出来ないけど、電車の中で読んだ直後に捨てる奴とか、偶に居るからさ」
藤原は、半ば呆れながら提案する。
電車の中でもやもやとした気持ちを抱えるくらいなら、ホームでさっさと解消した方がマシだ。
特に、この二人の場合、何をやらかすか判らない。
だが、二人の反応は冷やかだった。
「藤原さん……私達に、そんな惨めな真似をしろと?」
「中年がスポーツ新聞を拾うところは何度か見たが……ふっ、我々を一緒にしては困るな」
「人のを覗くのは良いのかよ……」
どうしようもなさそうなので、藤原は放置する事にした。
「さて、堀。貴様はどうだ? 注意する甲斐性はあるか?」
「僕は、車内で化粧をしている女性を注意した事があるんですけど……」
堀の意外な答えに、藤原は素直に感心する。
見た感じは頼り無さそうな堀でも、案外見かけによらないものだ。
しかし、堀は溜息混じりに続ける。
「……僕の声に、気付いてさえ貰えませんでした」
「地味って損だな……」
何とも言えないオチに、藤原は脱力した。
折角の勇気も、記録にも記憶にも残されなければ虚しいだけだ。
「さて、藤原。我々が散々温めてやったのだ。盛大なオチを頼む」
「どんなフリだよ」
勝手過ぎる秋原のパスに、藤原はスルーしたくて仕方無かった。
だが、この話には、まだ少しだけ続きがあるのだ。
これで秋原が満足するのなら、話しても良いだろう。
脱線に脱線を重ねて、何の話だったかさえ危ういが、藤原は話の幕を閉じる。
「……で、この話をアリスにしたら、やたら『連結』に反応したんだよ。性的な意味で」
「人は誰しも、エロに異様に興味を持つ年頃があるからな。……しかし、アリス嬢も御ませな事だ」
「もう、マセガキなんて歳じゃないけどな……」
棗が『連結』の意味にようやく気付き、誤魔化しながら赤面したところで、秋原はサイコロを振る。
今回投稿した『あじきない話』は、私が本編を書く傍らで、少しずつ書き溜めていたものです。
萌えを前面に押し出した小説にも拘らず、登場するのは男性のみ。
しかも、メイドカフェでだらだらと喋るだけ。
そんな話を小説に昇華させるという、ある意味私の挑戦とも言える話です。
笑いの聖地、大阪に住まう者として、是非一度『喋繰り』に挑戦してみたいと思っていたので。
この話は、別段終わりを決めていないので、これからも本編の合間にちょくちょく挟んでいこうと思っています。