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ヒロイン全員が私の事好きなのはきっときのせい  作者: 六道 傑
前編 影に咲く華は愛を得て芽吹く
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第8話 全員集合?

永遠に週間ランキングに乗りっぱなしで

評価ポイントも皆つけてくれてて本当に感謝です!

感謝の意味を込めて、明日から1週間毎日投稿を実施します!

と言っても仕事の都合上、水曜だけお休みさせて頂くと思いますが

ストックいっぱい貯めてるんで楽しみにしててください!

九十九さんをお昼に誘って屋上に向かう途中

弁当を持ってる早乙女さんとはちあった


「あ、やっとみつけた!無口ちゃんどこで食べるの?」


「屋上だけど」


「じゃああたしも付いてく♪」


私の腕にくっついて隣を歩こうとしてる早乙女さんに

すぐ九十九さんが引き剥がす


「おい、ウチを無視すんな」


「あれ、この人…一色ちゃんだっけ?なんでいるの?」


なんで知ってるの?と言いかけたけど

そういえば早乙女さんは全クラス回って友達になろうとしてた人だし

九十九さんのこと知っててもおかしくはないか


「ウチと愛華ちゃ…んん゛っ、愛華は小学校の時つるんでたんだよ」


なんで呼び方言い直したんだ


「へーそうなんだ!あたし、早乙女紅葉だよ!最近友達になったんだ!仲良くしよ!」


「誰がお前なんかと……」

「九十九さん、私と絡む以上、早乙女さんは剥がしても引っ付いてくるから諦めて」


「…苦労してんな」


「なんかすごく迷惑女子みたいに言ってない!?」


実際にそうなんだけど、流石にその言葉は呑み込んだ

仕方なく早乙女さんも連れて屋上に着くと

今日は忍先輩も麗奈先輩もいた

あれ、これまずいのでは


「あれ、今日は連れが多いね?」


「げっ、風紀委員」


「君はこの前の……神楽さんと仲良かったのか、適当な場所に座ってくれ」


「……嫌悪しないんだな」


「今風紀委員の仕事をしている訳では無い。気にするな。ただ、何かしようとしたらタダじゃ置かないからな」


「…………なんなんだよ」


流石麗奈先輩、と言うべきか

九十九さんは大人しくこじんまりと座る

この中に、九十九さんを怖がる人がいない

その感じが九十九さんを困惑させている



「ここ、先輩方が使ってたんですね〜あたしも毎日来ていいですか!?」


「勿論だよ、人が多い方がきっと楽しいし」


「じゃあじゃあ、このメンバーでグループRein作っちゃいましょ!」


「いいね、それ!」


「はあ?なんでウチまで……」


「仲間外れはよくないでしょ?」


「だる……」と九十九さんがボソッと呟いてるのを無視して

3人はグループReinというのを作り始める

グループか……私初めて入るな……

このメンバーでってことは私も入ってるよね

「ほら、無口ちゃんも!」とグループの招待が来る

断るのもあれなので、仕方なく入る


「そういえば、無口ちゃんの妹も呼ばないの?」


「雪乃?そういえば今日一回も教室に顔出さなかったな……」


「あんなに無口ちゃんラブなのに?何かあったのかな?」


雪乃…ぼっち飯とかしてないといいけど

全員集合?とはなりましたが

まだまだ登場人物は増えます

何だったら次回は視点が愛華じゃないかも…?お楽しみに!

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