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ヒロイン全員が私の事好きなのはきっときのせい  作者: 六道 傑
前編 影に咲く華は愛を得て芽吹く
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第5話 神楽 雪乃

連続投稿三日目!次回からは二日おきに投稿したいと思ってます!(水金日曜予定)

仕事の都合で時間が未定ですが必ず投稿はするので楽しみにしててください!


そういえば、日に日に読者が増えてるんですけど

もしかして気づいてないだけで日間ランキング乗ってたりするんですかね…?

乗ってたら嬉しいなぁ…

デパートの買い物が終わって

ようやく家に帰ってこれた

なんだかどっと疲れたな……と思ってると

テコテコとペットのクロマルが中から歩いてきた


「ただいま、クロマル」と抱っこすると

ぺろぺろと私の頬を舐めてくる

く、くすぐったい……


「お姉ちゃん、おかえりなさい」


「雪乃、ただいま」


部屋の扉からひょこっと顔だけ出したのは

私の妹、神楽雪乃(かぐらゆの)

少し病弱で、大人しくて可愛い妹だ


「今日遅かったね……?」


「買い出し行ってたんだ。雪乃の好きなドーナツも買ってきたよ」


「やった。お姉ちゃん大好き」


雪乃はクロマルと買い物袋を抱えて台所までトテトテ走っていく

私はすぐに着替え等を済まして、椅子に座ってお茶を飲んでると

台所から雪乃の声だけ聞こえる

雪乃は身長低くて台所の窓から顔が見えない


「お姉ちゃん、この袋いつものスーパーじゃないよね?」


「あぁ、近くにデパート出来たんだって。今度雪乃も連れてってあげる」


「それは嬉しいけど……1人で?」


「いや、と…クラスメイトと」


私、今早乙女さんのこと友達って言おうとした?

自然と口に出そうになった

私があんな陽キャと友達になったら

陰キャの私で汚染させてしまう


「……お姉ちゃんが……珍しい」


台所から帰ってきた雪乃はムスッとしている

2人でデパート行くの変だったかな……?

と思ってると、私の膝の上にちょこんと座る

何故私と向かい合う形で座ってるんだ……


「やけに食材多かったのは?」


「えと……先輩に料理教えて欲しいって頼まれて……」


「……ずるい。私も教えて欲しい」


「雪乃は私の手伝いよくしてるから大丈夫でしょ?」


「…そうだけど、そうじゃない。お姉ちゃんは相変わらず鈍感だよね」


「そう……かな?」


「こんなに雪乃はお姉ちゃんLoveをアピールしてるのに」


妹は、重度と言ってもいい程のシスコンだ

自分で言うのは恥ずかしいが

毎日のように、お姉ちゃん大好きと口にしてくる

あまり本気にせずに私も、とは言ってるけど

それでも不機嫌になることが多くて大変だ


「ごめんて…何すれば機嫌治る?」


「じゃあ……ハグ」


雪乃の言われるがままハグをすると

嬉しそうに「お姉ちゃん暖かい…」とハグし返してくる

可愛い妹だ、私もシスコンなんだろうな


「明日は学校行く」


「え、でも体は?」


「大丈夫。お姉ちゃんに引っ付いてる虫を見てみたいから」


「虫って……別にいいけど」


「決まりだね……明日は一緒に行こうね、お姉ちゃん♡」

神楽(かぐら) 雪乃(ゆの)

高校1年生 148センチ 白髪のロング(お姉ちゃんと一緒です( *´꒳`*))


病弱で気弱、だけど謙虚な優しい妹

お姉ちゃん大好きっ子で昔からずっとついてまわっていた

まろ眉黒柴犬をいつも抱えていて

恥ずかしい時はいつも犬で顔を隠す

シスコンが重度すぎることもあり、独占欲が強い

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