第28話 うわ、きんもこいつ
前回とはまた違うハーレムもの読んでたら
唯一1番不利っぽかった子に急に振り向こうとしてて
今までのなんだったん!?ってなりました
いや、マジでハーレムものって難しいんだなって感じました
逆に皆さんから見て皆のことどう映ってるんだろ
このキャラは強いな、とかこのキャラ負けヒロインじゃね?とかあるんですかね
作者と読者が一致するのってどのぐらいの割合なんでしょう……
インハイ予選を観戦してから数日
二先生が病欠した
あの人は学校ではあれだけど
必ず出勤はしてくる
病欠なんて珍しいな…と思ってると
副担任から
「お前二先生と仲良いだろ?サボってないか見てきてくれないか?」
とか言われた
いや、信頼無さすぎでしょ……
でも二先生が弱ってる所が想像つかなくて
私は様子を見に行くことにした
先生の家には何度か行ったことがある
うちの母が先生と知り合いで
昔から知り合いだった
だからバスケのことや雪乃のことも気にかけてくれてたんだけど
私はあんまり先生のことを理解出来てるわけじゃない
けどたまに家に来ては、ゴミだらけの部屋を片付けたりしている
……まあ、その目的の半分は先生が昼ご飯を奢ってくれるからだけど
デパートで軽く食材やゼリーを買ってから
先生の家に着き、ピンポンを鳴らすと
「あ゛〜〜い」と変な声で先生がでる
タンクトップに短パンとかいう
小学男子みたいな格好だ。かなりだらしない
「ゴホッゴホッ、おー愛華ぁ、どした?」
「病欠って聞いて様子見に来ました」
「ただの風邪だよ、うつすからあんま近寄んな」
「マスクしてるんで多少は大丈夫ですよ。ゼリーとか買ってきたので入らせてください」
「あー助かる〜じゃぁ頼むわ」
家に入るなり、少しだけタバコの匂いとゴミの匂いがして
とりあえず窓を全部開けて、捨てれそうなものは全てまとめる
冷蔵庫を開けても殆ど中身がなかったので
念の為買ったものでおかゆとゼリーを作った
「うわ、きんもこいつ。お前いい奥さんになれるぞ」
「なんか言い方のせいで喜べないんですけど……食べれますか?」
「あ〜……アーンしてくれたら食えそう」
「はあ……馬鹿なこと言える元気あるなら食べれそうですね」
「ゴホッゴホッ冗談通じねぇなぁ」
先生はたはは、と笑いながらも
かなりゆっくり動きながらおかゆを食べ始める
…………………はあ、仕方ない
「食べる元気ないんじゃないですか、ほら、貸してください」
おかゆをもって、先生に「ほら、あーんして」と言うと
少し目を丸くしながら口に入れる
「たはは、やべぇ〜なんか自分で食べるより、倍ぐらい美味く感じるわ〜」
「冗談言ってると食べさせませんよ」
「あいあい、大人しく食べますよ」
暫くおかゆを食べさせ
机にあった薬を飲ませてベットに寝かせる
私はその間に散らかってる机を掃除していた
よく見たら机にはパソコンが開きっぱなしだ
開いてたページには、早乙女用、とか
全ての生徒の名前とファイルが見えて
期末考査が近いけど、こんなに分ける必要あるのか?
と思わず私用のファイルを開くと
私がよく間違える部分や、苦手科目などが
びっしりと書いてあった
……これ全部先生が?
相当な量だな
「こら〜プライバシーの侵害だぞ〜〜」
「あ、すみませんつい……というかまだ起きてたんですか」
「いやぁ〜今日はかっこ悪いとこばっか見せちまってるなぁ〜」
「そんな事ないです……こんな量、普通出来ませんよ」
「……お前くらいだよ、こんな私に寄り添ってくれんの」
「急にどうしたんですか」
「いんやぁ?なんもぉ〜」
先生は私に背中を向けて寝始めたので
私はとりあえず食欲沸いた時用のご飯も作り置きして
こっそり家を出た
あんなに弱ってる先生は初めて見たな
さて、報告は明日でいいだろうし
早く帰ろう
「……あぁ〜最近ダメだなぁ。あいつが本当に私の嫁だったらとか、考えちゃダメだろ……キッツ……」
自分の作品で推しを作ってしまうと贔屓してしまうのでなるべくしないようにしてるんですが
やはり麗奈と先生は書きやすいなぁ……って思ってしまう




