第19話 無口ちゃん達と何かしたい!
明日明後日は予定通り投稿を休むんですけど
来週から夜勤が始まっちゃうので
投稿時間が未定になります。1番は日付が変わる深夜0時に投稿して
各々好きな時間に読んでもらう形になるかも。よろしくです
あと、今回からお試しであとがきにif内容を少し書こうかとも思ってます
今回は『もしも愛華達がファンタジー世界にいたら』というので
愛華のファンタジー世界風設定を書くつもりです
もし好評なら他のキャラも作る予定なので
いいね5件以上だったら頑張ろうと思います
【今回の視点は雪乃でお送りします】
今日、お昼休みに紅葉先輩から
「無口ちゃん無しで来れない!?」と言われたので
屋上に行くと、お姉ちゃん以外は皆揃っていた
凪ちゃんや流ちゃんもいる
いつの間に仲良く……
「あ、揃ったね!じゃあ第1回、ゴールデンウィークに無口ちゃんをどう誘ったら来てくれるか会議〜!!!」
なにそれ……と思ってると
「んどくさ……」と一色先輩が漏らす
「そういや、愛華先輩は何してん?」
「二先生に頼んで雑務に追わせてるみたいです」
「ほえー、というか、無理やり頼み込めば受理してくれそうやけどなぁ」
凪ちゃんと流ちゃんの会話を
どこから持ってきたのか分からないホワイトボードを叩いて黙らせる
「甘い!甘いよ2人とも!無口ちゃんは大人数が大の苦手!何回あたしが一緒に帰ろ!って言って断られてるか……」
「それお前に対してめんどいって思われてるだけだろ」
「違うもん!!!」
紅葉先輩がぷく顔になってると
麗奈先輩が手を上げる
「あの、1ついいかな?ゴールデンウィークは何をするつもりなんだ?」
「せっかくの五連休ですし、旅行とかいいですよね!」
「申し訳ないが私は風紀委員、忍は部活があるから全て参加できると言えんな」
「そんなぁ!」
「つーか、五連休全部お前に付き合えるかよ」
「さっきから酷いよ一色ちゃん!せっかく友達になったし思い出作りたいじゃん!?」
「興味ねぇ」
一色先輩はずっと乗り気じゃない
何か用事でもあるのかな……?
雪乃も出来ればお姉ちゃんと、そして皆と思い出作りたい
病弱のせいで、外にあまりいけなかったし
お姉ちゃんも雪乃の看病をよくしてくれて
外どころじゃなかったはず
すると忍先輩が「それだったらさ」と手を上げる
「良かったら私の家でお泊まり会をしない?」
「忍先輩家?」
「それはいいかもな、忍の家はかなり広くてな。ちょっとした豪邸なんだ」
「そーなんですか!?お嬢様じゃないですか!?」
「そ、そんなレベルじゃないんだけどね。お泊まり会とか夢だったしちょうどいいかなって」
「じゃーそうしましょ!!」
「うちは行かねぇぞ」
「無口ちゃんの裸とか笑顔とか見たくないの!?」
「はぁ!?誰が見るかよ!!!」
「私は昨日見た!!!綺麗だった!!!!」
「潔すぎるだろ!そんなんでつられるか!」
「紅葉先輩、お姉ちゃんの裸見たの……?」
「あ、違うの雪乃ちゃん!不可抗力っていうか無口ちゃんの恥じらい無さすぎたっていうかぁ!」
雪乃が頬に殺っていう字が浮かぶくらい殺気を出してると
「わちゃわちゃして楽しいな」と麗奈先輩が思わず笑ってしまう
確かに、こんなに大人数で喋ることなんてなかったから
凄く楽しい
「なあ九十九さん。これだけ楽しいんだ。少しは付き合ってくれてもいいだろ?」
「……仕方ねぇな」
「問題は解決したけど。肝心の愛華先輩はどうするんです?」
「あ、それなら、雪乃、いい考えがある」
雪乃は皆に作戦を伝える
皆、そんな上手く成功するか?という顔だったけど
お姉ちゃんの事を人一倍理解してる雪乃の作戦だ
失敗なんてない……!
【おまけ if もしも愛華がファンタジーにいたら】
神楽愛華 武器 槍 ジョブ なし
属性 炎 氷
体力 A 魔法力 S 攻撃力 A 防御力 S
魔法攻撃 S 魔法防御 B 素早さ A 運 E
きようさ B 会心率 D 知力 C 回避力 E
(普通の人間だとDあれば優秀、Sは最強、Fが最弱レベルだと思ってください)
異世界にのんびり過ごしていた人間
たまたまモンスターに襲われていた紅葉を助けた事により
パーティーメンバーにしつこく勧誘されて入ることになる
戦ったことがあまりないのにステータスがかなり強く
異世界で唯一2つの属性魔法も操る、いわゆるチート
この世界でも困ってる人がいると放っておけないタイプ




