猫又タマの感想文ぷらす 本の紹介 『スピリットサークル』 水上悟志著
『スピリットサークル』
著者:水上悟志
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-円環と螺旋-
あるきつづけて
はじめにもどる
とじたせかいを
くりかえす
こごるこころを
だいじにかかえ
えんえんと
えんえんと
とじたせかいで
くりかえすいのち
えんえんと
えんえんと
いつか
わかる
きづきあるいは
さしだされたてで
とじたせかいに
すすむみちをつなぐ
からをやぶり
あらたなせかいへとかえる
みていたあしもとから
とおくけしきをのぞむ
いのり
そして
ちかい
せかいへ
そうして
ふみだす
えんかんのせかいよりかえり
らせんのせかいをあゆむ
きぼうとよろこび
そのむねにいだいて
ふれあうおもい
そのむねにあたためて
そのむねに
そのむねに……
- あやは -
-◇◆◇-
やあタマだよ♪
水上悟志せんせの『スピリットサークル』、
不思議だよね。
面白かったけど、
とても不思議だったよ。
人の生き死にと縁というものについて、
いろいろと響いてくる気持ちがあるんだ。
ひとの先への歩みと、
ひとの繋がりとかね♪
このお話は、
誤解と争いの物語でもあり、
後悔と赦しの物語でもあり、
そして、
出逢いと別れの物語でもあり、
旅立ちと帰還の物語でもある。
ゆきてかえりし物語なんてタイトルの、
あたしの好きな名作があるけれど、
出来事や心というものは、巡りつつ、
出逢った相手と触れ合いつつ、繋がりつつ、
そうした想いを抱きつつ、行きて帰りつつ、
みんな、先を目指すのかもしれないね♪
そうした繋がりや想い。
いろんなことで、その時に受け、与えた傷は、
どこかで、お互いに癒されるべきなのかもしれない。
現実にはなかなか、
そうはいかないのかもしれないけどさ。
いつか、きっと、
そんな想いを解決させるときが巡りくるのかもね。
面白いね♪
ひとの縁ってさ(笑)
響きあうもの同士、縁のある同士はつながっている。
それもいいねぇ♪
あたしも会いたいひとはいるから(笑)
そんな時が訪れることを願っているよ♪
この物語は、読み進めながら主人公たちと一緒に長い長い旅をしながら、
そうした不思議な出来事や気持ちを共有出来る、そんな気持ちになる、
ちょっと不思議な物語なんだ♪
懐かしいような、苦しいような、切ないような、
嬉しいような、ひとに話したくなるような、
そんな不思議な物語だったよ。
あたしは好きだったよ。
この世界がね♪
素敵なせかいだった。
水上せんせの名作、『惑星のさみだれ』や『戦国妖孤』、他の物語とリンクするようなことを匂わせてるのもいいよね~♪
あたしは転生ものって、そこまで食いつかないんだけどさ、
これくらい、いろんなことを詰めた形で見られるなら、ちょっと好いと思うよ(笑)
みんなも気が向いたら見てみてね♪
そして、響いてくる気持ちで感想でも物語でも、
何か書いてみるといいと思うよ!(笑)
みんな、
またどこかで会おうね♪
またね~♪(微笑)
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「何読んでるの?猫又ちゃん?」
「ん~、マンガ♪
『スピリットサークル』って転生ものね(笑)」
「稲荷ちゃんも読んでみて。
これ、きっと好きだから♪」
「読み終えたらさ、感想聞かせてよ♪
原稿用紙30枚くらいで(笑)」
「多いよっ!!」
「うそうそ(笑)
簡単でいいからさ♪」
「稲荷ちゃんの、
お得意の詩でもいいよ~♪(笑)」
「もうっ!
うーん、思いついたらね♪」
「期待してるから~♪」
うん……期待してるからね……(微笑)
〈おわじ〉
-つぶやき-
こんな物語を書いてみたかったですね(^_^;)
ある意味で自分の目指す、スターシステムの演出をほぼ全てやり尽くすお話でもありました(^ω^)
とても面白かったです~(*´∀`)♪
右側、『スピリットサークル』
感想文の作品です~(*´∀`)♪
左側、『プラネットウィズ』
すこし前にテレビでやっていたアニメ作品のコミック版作品←コミカライズでもなく、原作コミックでもなく、コミック版です(*^^*)
水上先生はアニメーション作品のネーム切りと、コミック作品の両方をされていたそうです♪
以下のさし絵は一緒に出してみました♪↓←『惑星のさみだれ』のアニメ化を聞いて、嬉しかった時の挿し絵です♪(*^^*) まあ、いろいろとありますよね(^_^;)
右側、『惑星のさみだれ』
とても大好きなコミック作品←アニメを観た方に出来れば見てほしい、水上先生原作の、とってもとっても好い名作です(*^^*)
左側、『サイコスタッフ』
全一巻のSF作品ですが、とても好きです~(*´∀`)♪
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