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わかりにくい詩たち

復活

私が復活した

殺されたはずの昨日から


爽やかな朝が

目の前に広がっている

昨日は確か

殺された夜が足下に転がっていたというのに


十字架にかけられて

左右から『せーの』で槍で突き刺されたのだ

しかも偉人のようにではなく

豚のように

その後に美味しく頂かれるストーリーもなく


私を殺す時はさぞかし面白かっただろう

君達

瞬間を楽しみ私を放置した

私は取り残された

誰もいなくなった

月だけが私を見ながら黙っていた



しかし私は復活した

昨日のことは全部忘れた

そんなつもりでにっこりと笑う

フレンチトーストを身体中に染み渡らせて


人の多いところへ行こう



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