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309/352

309.プロローグ:魔女様が生まれるずっと前の話。そして、正統派ライバルがやっと現れます

 もう何年、何百年経ったのだろう。


 私はこの暗闇の中で何をしているのだろう。


 ただひたすら一人。

 ここには朝も、昼も、夜さえもない。

 ここは真っ暗な世界。



 あの二人に閉じ込められたまま。


 時折、力を吐き出すけれど、それ以外は何もできない。

 苦しい。

 狭い。

 痛い。

 許さない。

 この世界を……許さない。


 ――――


 私の名前はイリューシカ、どこにでもいる貧しい村の少女だ。

 大陸のモウラ半島の小国に生を受けた。


 平民にもかかわらず、私にはスキルが与えられた。

 それは私の手のひらから、黒い蝶を出す能力。

 黒い蝶が飛び回ると、その部分は夜になる。


 私のスキルは半径2メートルぐらいを真っ暗にするというもの。

 ちっぽけな能力だけど、幼い妹や弟たちを寝かしつけるのには役に立った。


「イルお姉ちゃんと一緒に寝るの大好き!」


「ぼくも!」


 私の生み出す夜の中では、すやすやと眠りについてしまうのだ。

 その闇の中にいると、私の心は落ち着いた。

 静かで、穏やかで。


 私の家は貧しかったし、住んでいる村も小さかった。

 だけど、優しい家族がいて、気のいいお隣さんがいる。

 私はその中で一生を過ごせればいいと思っていた。




 しかし、ある日のことだ。

 私の平穏な暮らしは唐突に終わりを告げた。


「イリューシカだな? 貴様はこれより国王陛下のところで働いてもらう」


 私の家に騎士が数名、現れたのだ。

 彼らは私にこの国の主、モウラ王のもとで働くようにと命じた。

 もちろん、平民の私は断ることはできない。

 

 家族と泣く泣く別れて、私は新天地へと向かうことになった。

 支度金としてもらったお金で、私は家族に一揃えのペンダントを送った。

 離れていても、一緒の家族だよと伝えるために。

 

 モウラ王の住む王都で私はメイドの仕事をすることになった。

 モウラ国は小さな国だったが、魔法の発展している国だ。

 王様の住む都は栄えていて、賑やかだった。

 私の胸は少しだけ弾んだ。

 新しい世界が開けていくような気がした。


 しかし、それは一週間程度のことだった。


 私はある日、上司から呼び出しを受けることになる。

 その呼び出しが私の人生を大きく、とても大きく狂わせたのだ。




「貴様が闇を自在に操るという女か?」


 私を呼び出したのは、この国で権勢を誇る大臣だった。

 場所は地下のまるで牢獄のような部屋だった。


 壁に置かれた魔石のランプが一同の顔を照らす。

 大臣の近くには配下と思われる騎士と、目に包帯を巻いた青年執事が侍っていた。


 そして、どういうわけか、彼らの後ろの方で男の人が椅子に縛り付けられていた。

 これは普通じゃない、何か変だ。

 私はすぐにそう思った。


 しかし、逃げられる状況ではなかった。

 平民の私に大臣の質問を無視することなどできるはずがないのだから。


「は、はい……。いえ、自在にというわけではなくて、半径数メートルを真っ暗にするだけでして……」 


 大臣様の問いかけに私は正直に答える。

 私は自分のスキルのことを大っぴらに言うことはなかったが、彼らはどこかでその情報を掴んでいたのだろう。


「ふむ。そのスキルを使ってみせよ」

 

 大臣は私に命令をする。

 それは何の変哲もない命令に思えた。

 私の変わった能力を見てみたいというのだろうか。

 愚かなことに、私は抱えていた違和感を無視することにした。


 後から思えば、そんなスキルは使えないと嘘をつけばよかったのに。


「で、では……」


 私はおずおずと手のひらを差し出して、真っ黒い蝶を出現させる。


 それはいつもと同じように、あたりを飛び回りながら背後の世界を真っ黒にしていく。

 まるで黒い塗料で空間を染め上げるように、その簡素な作りの部屋は闇に包まれていくのだった。


「ふふ、これは驚いたな。……スザク、やれるか?」


「……問題ございません」


 大臣様たちは暗闇の中で、何かを会話しているようだ。

 彼らは私が闇の中でも目が見えることを知らないのだろうけど。


 スザクというのは目に包帯を巻いた執事姿の人で、彼はひどく無感情に返事をする。

 

 そして。


「ぐ!? うぐ……」


 暗闇の中、それは起こった。

 スザクは椅子に座っていた男の人の首を掻き切ったのだ。


「ひっ、きゃあああああ!?」


 私は思わず、悲鳴を上げてしまう。

 椅子に座った人はうな垂れた姿勢のままピクリとも動かない。

 私はつまり、殺人の現場を見せつけられたのだ。


 集中が途切れたせいか、部屋の闇は急速に晴れていく。

 そして、私は地面に滴り落ちる鮮血を目にすることになる。

 もちろん、それは椅子に縛り付けられていた男の人のものだ。


「イリューシカ、これがお前の本当の仕事だ。貴様には国王陛下のために世直しを手伝ってもらう」


 大臣のそばに侍っていた騎士が口を開く。

 彼が言うには、今、殺されたのは人を何人も殺めた死刑囚で、死ぬに値する人物だったとのこと。

 そして、私はこれから自分のスキルを発揮して、「世直し」という名の暗殺の手伝いをするようにと命令が下ったのだ。


「そ、そんなぁああ、ムリ、ムリですぅうううう」


 泣いて懇願する私。


 しかし、彼らはもし私が逃げたら、私の家族を捕まえて処刑するという。

 殺害現場を見せられた私は、彼らの言葉が冗談でも、嘘でもないことを悟る。


 いっそのこと、この時点で殺してもらえばよかった。

 後になって私はそんな風に思うのだった。




「だいぶ、上手くなったな」


 それから数年間、私は暗殺の仕事を手伝い続けていた。

 あのスザクという盲目の執事とコンビを組んで、悪事を働いている人物を処分するのだ。

 彼はそもそも目が見えず、それゆえに私の能力の干渉を受けなかった。

 彼は一流の暗殺者で、私が真っ暗にした後、すぐに対象を殺すのだ。


 もちろん、こんな仕事に罪悪感を覚えないことはなかった。

 だけど、全ては生きていくためと割り切っていた。

 暗殺の対象は飢饉で私腹を肥やす悪徳商人や、領民に乱暴を働く悪徳領主など、「死に値する」人たちだったからだ。

 山で兎や鳥を狩るのと、同じだと私は自分に言い聞かせた。


 とはいえ、仕事が終わった時には嫌な気分がする。

 私は直接的に手を下ださないとはいえ、何年たっても人を殺める手伝いは慣れなかった。


 目を見開いて絶命している人を片付けながら、スザクは冒頭のようなことを言う。

 

「まぁね。これだけスキルを使わされれば上手になるってものだよ」


 私は辟易しながら、そして、少しだけ笑いながら、彼に返事を返す。

 不謹慎な会話。

 だけど、私にはそれが日常となっていた。


 それに私の能力は確かに強力になっていた。

 最初は半径数メートルの間を闇に変えることしかできなかったけど、 今では小さな村程度なら、すっぽりと覆いつくすことができる。

 目を閉じて意識を集中させるだけで、かなり広い範囲に闇を飛ばすことができるのだ。



「違いないな……」


 スザクは私の返事を聞くと、ぽつりとそうつぶやく。

 無口な彼の、彼らしい返事。

 でも、その口元に少しだけ笑みを浮かべていて、彼の内側にも感情と呼べるものが存在することを私は知る。

 彼とのやり取りは、そんな他愛のないものだった。

 だけど、そんなやり取りがあったからこそ、私は心を保っていられたように思う。


 そして、私は次の仕事場に向かうのだ。

 黒地のメイド服に白いエプロンをつけた、死を運ぶメイドとして。





「合図があるまで、ここで待機していろ」


 その日、私たちが連れてこられたのは森の中だった。

 ここで誰かを待ち伏せするのだろうか。

 お願いだから、殺されるのは悪い人でありますように。

 

 森の木々は風を受けて、ざわざわと音を立ていた。

 まるで私の願いなど、受け入れられるはずがないとわめきたてるかのように。


「待ってろだってさ」


 私はスザクに話しかけた。

 その次の瞬間のことだった。


 キィイイイイイイイイイイ!!


「ひぃっ!? 何この音!?」


 森の中にとても高い音が響いた。

 それはまるで金属を無理やりに削ったような、耳が痛くなるような音だった。



「……ぐ、イリューシカ、逃げろ」


 そして、私は目にすることになる。

 胸の中央に刃を突き立てられたスザクの姿を。

 彼の口からは血が流れて、地面が赤く染まっていた。

 

「あ、あ、あ、あああああ」


 突然のことに混乱した私はもはや声すら上げられない。

 地面にぺたんと尻餅をついてしまう。


「スザクとイリューシカ、お前達は知り過ぎた。国王陛下の命令だ、悪いが処分させてもらおう」


 スザクを殺したのは大臣とその騎士たちだった。

 彼は剣を振って血を飛ばす。

 そして、私の前にぎらりと輝く刃を差し出した。


 思えばあの高い音はスザクの動きを鈍らせるための魔法か何かだったのだろう。

 スザクは凄腕の暗殺者だったけれど、耳を頼りに動いていた。

 音という弱点をつかれて、簡単に討ち取られてしまったのだ。


「貴様たちは何百人もの命を奪った大罪人だ。もうすでに国王陛下からの処刑宣言も出ている」


「大人しく、その首を差し出すがいい。国民皆が、お前の首を見たがっているぞ」


 二人の騎士は剣を構えながら、そんなことを言う。


「そ、そんな、私は家族を人質にされて……」


 こんな場面にも拘わらず、私は大臣たちに口答えをしてしまう。


 私は悪くはないとはいえない。

 大罪人だと言われれば、そうなのだ。

 だけど、もとはと言えば家族を盾に脅してきたのが発端のだ。

 私たちだけを大罪人として処刑するなんて、不合理極まりない。


「家族? お前の家族のことか? そんなもの、とっくの昔にいなくなったわ」


「い、いなくなった?」


「土着の神の祠を意地でも守ろうとするのでな、排除させてもらった」


「おかげで鉱山開発が進みますな、大臣様」


 私の耳に入ってきたのは信じられない言葉だった。

 大臣は私の家族のいる村を襲ったというのだ。

 しかも、私の能力を使って。

 つまり、私は間接的に私の家族の命を奪って……。


「嘘だ、嘘だ、そんなことあるはず……」


 私は頭を振って、彼らの言葉を否定する。

 なぜなら、私は自分の村に赴いた覚えが一切ないのだ。

 いくら何でもおかしい。

 

「貴様のスキルは我々によって複製されていたのだ。スキルコピーのできる、私によってな」


 大臣の背後から細面の男が現れ、彼はそう言うのだった。


「これに見覚えがあるだろう? 貧乏人には大層な品だな」


 差し出された手のひらには私が家族に送ったはずのあのペンダントが置かれていた。


「そんな、そんな、そんなぁああああ」


 突然のことに嗚咽が止まらず、私は地面に突っ伏してしまう。

 悪い夢だと思いたかった。

 どうして、こんなことに。


 私が愚かだったのだ。

 人殺しなんて言うことを手伝ってしまった私が。

 辺りを暗くするなんていうスキルを身に着けてしまった私が。

 王都に行けると心なしか浮かれてしまった私が。


「逃げても無駄だ。貴様のそのスキルは魔力が源泉。魔法陣で押さえてある。スキルコピーができた以上、お前などもはや用無しだ」


 細面の男はにやりと笑ってそう言う。


 しかし、今の私にはもう逃げる気力は残されていなかった。

 私は自分の犯した罪を死をもって償おうと覚悟を決めたからだ。



 だけど、だけど。


 一つだけ許せないことがあった。

 この大臣たちにはなんの報いもないことが許せなかった。

 私とスザクをいいように利用し、たくさんの人を殺めさせた。


 私が八つ裂きにされるのは当然だ。

 地獄に落ちるのも受け入れる。

 だけど、この人達が生き残るような世界なら、無くなってしまえばいいと思ったのだ。


 この世界が憎い。

 この不条理な世界が。


「許さない……絶対に、許さない……」

 

 私の脳裏に恨みがましい言葉の羅列が浮かぶ。

 剣を構える大臣たちを私は睨み返す。




「……そうか、それほどまでにこの世界を憎むか」


 それは女の子の声だった。

 私よりも年下の女の子の声だった。

 今、まさに殺されようとしている場面の中で、場違いすぎるトーンの声だった。


「な、なにこれ……」


 私は不思議な光景を目にする。

 私をあざ笑っていた大臣や騎士たちが止まっているのだ。

 まばたきさえせず、目を見開いたままの姿勢で。


「イリューシカ、この世界を憎むか?」


 背中にぞくっと悪寒が走る。

 振り返ると、そこには私の後ろに真っ黒いドレスを着た女の子が立っていた。裸足だった。

 美しい黒髪の女の子。

 まるで死んでいるかのように真っ白い肌。

 それなのに眼だけが赤く燃えていた。


 彼女は私に微笑みながら、その白くて細い腕を差し出してきた。


 明らかに尋常の事態ではないことが分かる。

 だけど、不思議と私は怖くなかった。

 

「私はこの世界を憎む。この不条理な世界なんて大嫌い」


 私は恨み言を呟きながら、彼女の手を取る。

 死ぬ間際の幻覚かもしれないとも思ったが、それは夢ではなかった。

 彼女の手は信じられないほど冷たかった。


 しかし、なぜだか、居心地のよさすら感じてしまう。

 その冷たさに溺れていく気がした。


「いいだろう……。暗黒の蝶よ、華麗に目覚めるがいい」


 彼女の言葉がすっと私の中に入ってくる。

 刹那、私の心臓はかつてないほどの速さで動き始める。

 まるで心臓が胸から飛び出してきそうなほど、暴れていた。



 その次の瞬間。


 時が動き出した。


「死ぬがいい、国に混乱をもたらした大罪人、イリューシカよ」


「貴様の亡骸は城壁につるして見世物にしてやる」


 大臣と騎士たちは一斉に私にその剣を突き出してきた。

 普通にしていれば、私が避けられるはずはない。

 この体に何本もの剣が刺さって、抵抗できぬままに絶命するはずだ。


 しかし、私の心に恐れはなかった。



「な、なんだ!?」


「貴様、その羽は一体!?」


 大臣と騎士たちは口々に驚きの声をあげる。

 そう、私の背中から真っ黒い蝶の羽が生えてきて、彼らの剣を受け止めたのだ。


 いや、それだけではない。

 彼らの剣は黒い何かに侵食されると、ボロボロになって崩れていく。


 この時、私は気づいた。


 すべては闇の中から生まれるのだということを。

 どんな命も。

 どんな光も。

 全て闇の中に帰っていくのだということを。


「ひぃいいっ、どうしてだ!? 貴様、どうしてスキルを使える!?」


「なんだ、この蝶は!?」


「やめろっ、来るなぁぁああああ!?」


 私の体から無数の蝶が広がっていく。

 それは大臣や騎士たちの体に張り付くと、彼らの魔力を吸い込み始める。

 あたかも吸血蝙蝠のようなふるまいをする、暗黒の蝶。

 大臣も騎士たちも水を吸い取られた土塊のようになって地面へと崩れ落ちる。


 彼らは悲鳴を上げるまでもなく、干からびたまま絶命していた。


 あっけない。

 本当に。

 命なんて。


 そして、私は大きく羽を伸ばす。

 この国を滅ぼすために。

 私とスザクに汚い仕事をさせた国王に復讐するために。




◇ レミトトの記録



 灼熱の魔女のあの出来事から百年以上が経った。

 敵を迎え撃った灼熱は大陸を焼きかけ、人々はそれを災厄と呼んだ。

 たが、ほとんどの文明は無事に残ることができた。

 

 『災厄』の名は久しく聞かなくなり、人々は灼熱の魔女の名を遠い伝承のように感じ始めているようだ。


 そんな中、私は久しぶりに『災厄』の名を聞くことになる。


 それはモウラ半島のモウラ王国で発生した事件だ。

 暗黒蝶と名付けられた、そのスキルの保持者は数年間にわたって半島を闇の中に落としたのだった。

 彼女の目的は半島を治める王族や貴族を滅ぼすことだったらしい。


 貴人のことごとくを滅ぼしたものの名前はイリューシカ。

 平民の娘だった。


 彼女はメイドとして雇われていたと言うが、その実は国王子飼いの暗殺部隊に属していた。

 国王の意に反する貴族や商人、あるいは平民の中の有力者すらも暗殺していたとのこと。

 平たく言えば、反乱分子を鎮圧するための陰の部隊といったところか。


 確かにここ数年間、モウラ王国の近隣国で貴人たちが次々と命を落とした。

 その大半はおそらく、彼女の手によるものなのだろう。


 しかし、彼女は国王に反旗を翻し、そのスキルを暴走させる。

 凄まじいスキルの発露で、その影響の範囲は半径数十キロにも及ぶ。


 モウラ半島はまるで夜の世界に飛ばされたかのように、闇の中に沈んでいった。

 太陽の光も届かず、作物は枯死する死の大地。

 人々は持つものも持たぬまま逃げだし、それがリース王国のヤバス地方に流入した。

 

 その規模はまさに災厄。

 万が一、彼女の闇が他の大地を覆うことになれば、世界は滅びるだろう。

 私は塔からアレを見張っていなければならないが、それでも出て行かなければなるまい。


 しかし、災厄の結末はあっけないものだった。

 大聖女ラビと魔剣のユーリルの聖魔コンビによって封印されることになった。

 癒しの光を司るラビの前に夜の闇は切り開かれたのだ。


 勇敢で優秀な冒険者に拍手を送りたいと思う。

 


「面白かった!」


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「コミカライズ読んでます!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークやいいねもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 美しい黒髪の女の子...ユオ様のおかん?
[良い点] 久々の更新に感謝っ! [一言] 不幸だったけども魔女様に勧誘されて温泉リゾートのスタッフになるんでしょうね〜 蝶が生命力とか吸い取るので蝶を使ったデトックス担当かな〜w
[一言] なんだこの魔女様が勘違いを起こしまくりそうな娘は…… 真っ暗な空間でできる商売……オバケ屋敷とか?
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