6/7
天触樹
分類:樹木
生息地: 割山狭世の渓谷
渓谷の中で最も多くの面積を擁している針葉樹。壁伝いに真っ直ぐ上へ伸びる。高いものだと渓谷から飛び出しており、崖上から見ても見上げるほどの高さになってるものもある。
幹は、金属的光沢のある焦茶色をしており、葉は、濃い緑色。幹を支えるために、一定間隔ごとに枝を壁面や樹木に絡ませている。そのため谷底にはほとんど光が入らない。
地底の魔力を取り込んでいるので金属の性質を一部持っている。幹の内側は魔力を通すパイプと支えるための柱としての役割に適しており、高い魔力伝導率を持ち、硬く程よくしなる。葉は、光合成の効率は良いが一度に生み出すエネルギーは少ない。
繁殖の時には鋭いタネを高所から降らせることにより深く地面に刺す。繁殖に使うエネルギーが多いため、周期は長い。