消えてしまった幻の詩
とてもいい詩が書けた
と、思ったら
消えた
保存をこまめにしなかったからか、
消えた
哀しかった
この詩は
誰かから評価を貰えたのだろうか
星をもらえたのだろうか
感想を貰えたのだろうか
わたしは呻く
消えてしまった
幻のわたしの詩
せっかくいい詩が書けたのに
自分を恨む
パソコンを睨む
睨んでも、睨んでも、浮かんでこない
思い出せるのに
書き出しても、先程の高揚感は無い
達成感も無い
嬉しさも無い
最早、書いたこと自体が幻か……
良い詩だったのにな