表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したからには楽しまないと  作者: ゆーき
初めての異世界
2/2

#2初めてのパーティー

ギルドへ入ると筋肉ムキムキのおじさんや、いかにも魔法を使いそうなお姉さんまでは様々な人がいた。とりあえず受付に行ってみよう。


「あのー初めてなんですけど……」

「でしたらギルド登録をしますね、名前と生年月日を教えてください」


今更だが僕の名前は山口修斗だ。

だがせっかく異世界に来たのだからそれっぽい名前を使いたい。とっさに僕はオンラインゲームで使っていた名前を思い出した。


「名前はアルマです。生年月日は2000年、5月17日生まれです」


「アルマさんですね、登録完了致しました。こちらをどうぞ。ギルドをご利用の際にはこちらのカードを提示してくださいね。」


受け取ったカードをポケットにしまい、僕は依頼一覧を見た。

まずは難易度の低い奴からだよなぁ。


[東の草原の毒蛇5匹討伐 報酬は銅貨10枚]


正直これが難易度が低いのかどうかは分からないが他の討伐に比べ報酬が少ないのでおそらく難易度は低いのだろう。その依頼に手を伸ばした時右から同じようにその依頼に手が伸びてきた。


『あっ』


僕とその少女が同時に呟く。年齢は十代前半のように見える。いわゆるゴスロリファッションと言う服をきていた。こんな小さな子でも戦うのかぁ……ふとそんな事が頭をよぎった。


「この依頼はあなたに譲るわ。」

見た目と合わない大人っぽい少女は依頼書を僕に渡した。

「いやいやいいよ、僕の方が若干遅かったし」

僕は依頼書を少女に返す。

「じゃあ、パーティー組もうかしら?」

少女の提案に僕はのることにした。

こちらでのことを色々聞けるチャンスだし、正直独りでは心細い。


「僕の名前はアルマ、よろしくね」

「私の名前はリザ。リーって呼んでちょうだいな。」


お互いに軽い挨拶を交わし東の草原へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ