水面にあなたを感じて
掲載日:2016/12/28
水面に映る私の顔
波紋が広がり乱される
微かに照らす 月明り
どこか虚しく
この目に映る
あなたの姿を探しては
水面の世界を眺めている
映る姿は私ばかり
どこへ行ってしまったの?
問いかける私に答えるように
水面は揺れた
膝を抱え 耳を澄ませる
ぼちゃんっ
花の夜露が落ち
波紋が広がる
微かな花の香りと共に
あなたの香り
あぁこんなにも傍にいたんだね?
差し出した手はしっかりと握られた
大きい そして暖かなその手
私は確かな温もりを感じ
眠るだろう




