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恋愛という名の。
麻友が死んでから、一週間経った。もうループしないし、過去には永遠に戻れなくなった。それはつまり、永遠に麻友と会えないということ。心の隙間が出来てしまったけど…あの時の麻友を思いだし静かに微笑む。次の瞬間、僕は飛び降りた。
永遠に続く花畑で、麻友を見つけた。二人でこれからは歩いて行こう。僕は人間の呼びかけを無視して歩き出した…
「先生?いつまで寝てるんですか?早く起きないと。」「あ、麻友…」「何言ってるんですか?私のことは雲母って読んでくださいよね。」ここは…職員室。そうだった…早く仕事を終わらせなきゃ。「待ってますね、先生。」うん、すぐに行くから。あれ?いつか体験した様な…まあ、いいか。
ー終わりー
初めての恋愛小説、ご愛読ありがとうございました。
ループものでしたが、ご満足いただけたでしょうか?
楽しんでいただいた方々、そうでない方々ももう一度感謝を込めてありがとうございました。




