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01 女

 何でも隠す。何からも逃げる。何にでも気を遣う。

 そんなのは、私にはいらない。そんなの、ツラすぎる。そんなの楽しくない。


 そんな人は、嫌いではない。でも、自分に置き換えると、あり得ない。


 すみませんと謝る人の、何パーセントが本気なのか。考えたくもない。考えるだけ無駄。

 考えずに、大きく進むだけだ。ただ、興味に進むだけだ。




 大学のベンチでぐったりしている。眼鏡をかけて、黒いシャツを着た男子。


 人間関係に、疲れた顔をしている。背景にある、緑の木々たちでも、どうにもならない。

 そんな萎れ具合だ。ストレスに逆らえず、ぐったりしている。


 大学生活に、絶望した。そういう訳ではなく。人生に絶望した。そんな感じだった。


 鳥がチュンチュン鳴く。空が濃い青色をしている。それなのに、その男子には、音も色もない。


 おせっかい。グイグイだね。NGなこと無いのか。それが、よく言われることだ。その通りだから。


 深く考えたくないくせに、お節介する。図々しく、悩みを無くしにいく。それが私だ。

 

 感じるままに生きているから、いい。誰かのストレスが、すごく溜まらなければ、それでいい。それが私の考えだ。

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