笑顔という名の便利アイテム
初めまして傘檎です。
この作品は皆さんの
日常で思ってるけど言えない事を
主人公の莉々ちゃんにぶちまけて
貰おうと思ってます。
「あっ早川さん!ちょっとこれ理科室に持って行ってくれない?次理科室だったよね!」
「分かりました。今から行く所だったんですよ。」
「じゃあお願いね!本当にありがとう!」
と言って先生は駆け足で教室へ帰っていった。
あーあれは2組の谷口先生だったか。
誰かと思ったわ。
あーだる。なんで私やねんいつもやんけ。
他の奴にも頼めや。
そう。優等生、愛想が良い、聖人。
等という周りの印象とは裏腹に
早川 莉々は腹が黒かったのだ。
先程の用に実際思っている事が強いのなんて
実際の2割も出てない。
持ち前の愛想と賢さで人を自分の都合の良いように動かしたり、まぁこれも賢さと言えようか。
「あ!莉々ー!!おはよ!」
「ああ、優芽おはよ」
なんやこいつ声でかいし暑苦しいわ。
「ねえ、今度一緒に町の方行かない?」
町、本通りの事か。
そうここは広島県広島市のとある中学校だ。
「ごめん!塾のテスト勉強あるから近いうちは遊べんわ!」
真っ赤な嘘だ。
「じゃあじゃあ!電話しない?」
しつこいわ。食い下がれや。
「ごめんスマホ使用制限あるんよー
本当にごめん!」
まぁこれも嘘だけれど。
「そっか、わかった!荷物持ってんのに引き止めてごめんな!」
本当にその通りだよ。このフラスコ見えてんなら引き止めるなよ重いんじゃ。
「じゃあまたね!」
これで話は終わりや。
「あっうんまたね!」
時間まずいな急がんと。




