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4.

俺とクーラスは一旦王城に戻った。

俺は一応、国王に報告をした。

4つの卵からそれぞれドラゴンが生まれた事。生後数時間でもう人間だと10才くらいの知能を持っている事。4匹のドラゴンは各々ブレスに属性があり、調節練習中だという事。を報告した。

国王に報告したことは世界各国に流されるんだろうか?

龍の谷の場所は報告していない。


「あ、そういえば。龍の背中に乗るのは正直シンドイです。なんかカゴとかないですか?それをクーラスに運んでもらうという形の方が…」

「嗚呼、なんて贅沢なっ!ドラゴンの背中に乗る体験などしたくてもできない世の中だというのに、シンドイなどと!」

国王は永遠フリーフォールを体験してないから余裕なんだよ…俺は余裕ないんだよ、切実なんだよ!


「王、乗馬すると馬の動きに合わせて上下運動しますよね?馬ではなく、ドラゴンでも同様の事が起こります。…ただ…規模が違います。命綱なしのフリーフォールが続く感じです」


「そうなのか…。体験者はリョウだけだからな。うーん、振動など考えもしなかった」


「初めて乗った時は、龍の谷で吐きました。盛大に」


「神聖な場所なんだぞ?」


「酔ったんだから、仕方ないでしょう?」

神聖な場所とか決めたのは人間の勝手で、当のドラゴンはそこで勝手気ままに生活してたけど?


「まぁ、事情はわかった。特性の金属のカゴを用意しよう」

クーラスに持ち運んでもらおう。背中よりはマシだろう。


金属の…?クーラスの属性で金属がめっちゃ冷たくなりそうだな。

あ、ウォーレスに温めてもらえば鉄板焼きができそうだ。

ドラゴンはなぁ、生肉が食べられるだろうけど、人間の俺は生肉は無理だ!


数日後に龍の谷を訪れると、歓迎された。


「リョウ!俺はブレスの調整できるようになった。ほら、きちんと串を残して炎を吐ける!」

…うん、肉は?賞味期限切れだろうけどさぁ。器用になったなぁ。


「俺は対象をしぼって冷たいブレスを吐けるようになった」

…いや、場所も重要だけど温度調節……。


「私は竜巻の規模をつむじ風から大規模災害まで調整できるようになった!トルネ先生のおかげ!」

…それで、ここ最近竜巻の自然災害が多かったのか……。


「俺の毒のブレスはほら、魚の骨だけ残すように吐けるようになった」

…うーん、この練習法を言ったの俺だしなぁ。器用だな。まともなのはこいつと竜巻ブレスの子だけか?


「炎のブレスはもっと調節が必要だな。同様に冷たいブレス吐くやつも後者は自力なんだろ?クーラスに教えを乞えばいいのに」

と言ってもプライド高いのがドラゴンの特長か……。


「炎のブレスはより弱く吐けるように、冷たいブレスは温度調節だな。まぁ、がんばれ~」

とだけ、俺は言った。



事件は前触れもなく起こるもんだ。




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