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Ready to read・・・・・004 最終話

書類が届く。

書類には、注意事項・服装・就業規則・ルール・就業時間・休憩時間など…記載があり、提出書類依頼書類が、入っていた。

入社日までに、持ち物と書類を準備。上履きや、着替え用衣類など・・・

そして仕事初日

小宝「おはようございます、よろしくお願いします」

総括「事業立ち上げのため、利用者様受け入れ準備をこれからしていきますので よろしくおねがいします みなさん、集まってください

自己紹介、名前、介護職経験あり、なし、その他簡単でお願いします」

提 直之 経験あり、青畑 洋子 経験なし・・・・・小宝 和男 経験なし・・・・20名。

総括「では、みなさま、よろしくお願いします」

備品を揃えたり、片付けたり、パソコン設定、など・・・

準備は少しずつ進んでいった。そんな中、トイレの流れが弱いことに、気づいた、総括長に訪ねた。

小宝「すみません、あのトイレの流れが弱いんですけど、大丈夫ですか」

総括長「確かめます あー、これは何が原因だろう 片山設備に連絡番号これだから、お願いします」

と依頼される。

小宝「はい、わかりました」

連絡すると、"担当が席外しておりますので折り返します"だった。

その日、折り返しの連絡はなかったのである。


小宝は、妙な感じをしていた。帰宅後、何だ、この妙な気分・・・・

ウトウトしているけど、ぐっすり眠れずに過ごす。

翌日土曜日で、仕事は休み。

ふと、あっと、思う。

鉄工所にいたときの俺だ・・・・・


小宝はやっと気が付いたのだった。

俺はこんなことをしていたのか 失礼なことを与えてしまったのだと・・・

会社にも迷惑かけていたのだと、理解した。社長からあの時注意されたのも、警告だったのだと・・・・・

ここのディサービスで 同じことの繰り返しはしてはならないと 心に誓うのだ。


忘れることもあるし、月曜日には返事が届くだろうと、思ったのだ。


そして月曜日。

片山設備から連絡があり、本日月曜日午前中に伺います、とのことだった

小さなきっかけをもとに、小宝は心を取り戻し その後 スタッフとのトラブルも お互いの話し合い 認め合いを取り入れながら 勤勉に勤めている。

介護職経験はなしだが 利用者に寄り添い方がうまくなっていき 人気のスタッフに成長した。

総括長からは、感謝される存在になり、小宝も感謝を取り戻す。

感謝の確保に成功したと言えるだろう。


そして、静かに噂が広がり、このデイサービスは少しずつ業務拡大し 地域密着型の企業になっている。




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