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6/10

定期考査の結果はズタボロで...

だだだだ...ダメだ...


俺は頭を抱えた。


刺激が強過ぎる。

俺がもし、陰キャじゃなくて、モッテモテの

プレイボーイとかならは。

こんな状況下に置かれても微動だにせず。

平然としていると思うのだが。


俺は未経験。

女に慣れてない。


そんな訳で。


俺はテスト中。


頭の中は煩悩に支配されて。


ろくに問題も解けずに。


なんともまぁ、悲しい結果に終わることとなった





定期考査から3日後のことだ。


追試会場にて。


俺はろくに勉強しない何人かの不良どもに絡まれていた。


「なんだよ、なんだよ。

おまえさ、学年トップなんじゃねぇのかよ!」


「そんな奴が!どーしてこんなとこで追試受けることに

なってんだよ!」


「あー、そーか!この前のテストはあれか?

カンニングでいい点取っちまったってことか!?」


ガアン...!!と不良のなかで一番、ガラが悪いことで有名な金髪の不良の藤島が。


俺の座る椅子を派手に蹴ってみせた。


「卑怯な真似、すんじゃねぇよ...!」


「ズルして、学年一位とか、やーめろ!

勉強もできない、実は底辺!のおまえはな!」


「今日から俺らのパシリ決定な...!!」


「アハははは!」


そんな笑いの中で。


誰も助けてはくれなかった。


俺は起立させられ、藤島くんに胸ぐらを掴まれていたんだ。


追試の現場を見張る先生はさっきまでいたけど。


その見張っててくれたおじいちゃん先生はいまは

職員室かどこかに行ったのか、席を外していたんだ。


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