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志賀公輔は人狼である。  作者: 焙煎豆
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 プロローグ 庶民系人狼の朝は早い

楽しく書いていきたいと思っております。不定期掲載ですがなるべく早めに更新しますのでよろしくお願いします!

人狼、という化け物がいる。昼は人間、夜は狼。

半人半獣の怪物。・・・・ああ、人狼ゲームといえば分かりやすいだろうか。

まあそんなあたりでCO(カミングアウト)させてもらおう。

___________志賀公輔は人狼である。







 昔からボールを追いかけるのは好きだったし、運動を苦だと思ったこともなかったのでさして悩むこともなく中学と同じく野球部に入部した。何の変哲もない一般高校なのだが、必ず一年間の間は部活動に所属していなければならない。結果的には一年時に入部するものが圧倒的多数なため、そのまま三年間を部活漬けで過ごすものがほとんどである。

 何度も何度も木製のバットを振り続ける。俺なにしてんだろ・・・なんて思った日には終わりである。

やる気が面白いくらいに失せていく。

「ふあ」

朝練は割と好きだが、眠気には抗えない。

「さて、朝はこのくらいにして教室に行くか。」

大きく伸びると自前の犬歯をむき出しにして欠伸をかみ殺す。

ブルペンを後にすると、チャイムが鼓膜をつんざくかの如く鳴り響いた。

・・・え?チャイム?

あれ、そういえば気づいたら野球部のやつらいなくね?

・・・・・・ホームルーム。

いやいやいや、つーか


「これ遅刻扱いかあああああ!!??」


こうして俺の朝は始まる。ボルトもびっくりな猛ダッシュで玄関前のグラウンドを突っ切って。







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