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緋色のヒーロー  作者: 神谷 秀一
10/18

災害

「なに?!」

 伏せろバカ!

 地面が波打つような感触が足裏に伝わったかと思えば、視界が激しく上下するような震動に小さく舌打ち。同時に突っ立ったままの緋色と犬子さんを引きずり倒すなり、その上から覆いかぶさった。

 役得かも……なんて思う暇もなく、頭上から降り注ぐコンクリートの粉末に冷や汗を浮かべるが、振動と衝撃は瞬間的なもの。徐々に収まっていく揺れの中で溜息を一つ。

「地震……なのかな?」

 そう呟く緋色はどこか疑わしげだ。

 っていうかまだ動くな!

 言って俺は周囲を見回すが、室内の様子に大した変化はない。多少物が落ちたようだがたいした事はない。むしろ壁などの亀裂などの方が心配だが、それもまた大丈夫なようだった。

 とここで、服の端を引かれる感触に視線を下に向ければ、

「す、優さん・・・」

 思っていたよりも近い距離に犬子さんの顔があった。灰色じみた前髪の隙間から覗く双眸に、小さく可愛らしくまとまった鼻と唇。それがそれこそ目の前にあるのだ。お互いの吐息さえ感じられる眼前の犬子さんと俺に、

「・・・優?」

 緋色の絶対零度な声が突き刺さる。

 いや、違いますよ緋色さん?

「なにが?」

「と、とりあえず!」

 珍しく、犬子さんの慌てたような声が俺の鼓膜を叩く。心なしか顔も赤いようだが、それは気のせいではないのだろう。

「お、重いので離れてください!」

 わかってますよ。

 と言いながらも顔がにやけてしまうのは仕方ない。なんせ、いつも大人びた態度のようなものを気取っていた冷静キャラが頬を染めて慌てるなんてそうそうないのだ。だからこそ、体勢を崩して倒れこむような振りを………

 っ怖! 緋色怖っ! 

 俺こそ慌てて立ち上がると、緋色と犬子さん、それぞれの手を引いて立ち上がらせてやる。っていうか一応とはいえ守ってやったのに、どうして俺は睨まれなければならないのだろう?

「それは優の日頃の行いのせいかも」

 余計なお世話だ。それで二人とも無事か?

 手についた砂粒を払いながら問いかければ、無言で視線だけを飛ばしてくる犬子さんと、ふんと鼻を鳴らしてツンモードの緋色嬢。

 だめだ、こいつ等に任しとくと話が進まない……というわけで、とりあえず目の前にあった扉を開くことから始める。この向こうには確か、蒲原さんと砂皿さんがいたはずだ。

 特に悲鳴などは聞こえなかったけど恐らく無事だろう。まあ、無事でなくともまったく問題はないけどね。

 蒲原さん、砂皿さん?

 若干軋むような音を立てつつも、扉は開いてくれた。そして、開いた先に待っていたのは、

「あ、優くん」

「お、無事だったじゃん」

 二人して膝をついているものの、神原さんと砂皿さんに怪我らしい怪我はないようだ。俺達と同じように身を伏せていただけなのだろう。とはいえ、天井から降り注いだコンクリートのカケラなどで全体的に白く染まっている。そして、足元などを確認した上でどこか納得。

「二人とも無事だった?!」

 俺を押しのけて神原さん達の前に駆け寄るのは緋色だ。続いて扉を潜った犬子さんは犬子さんで鼻を鳴らしている辺り抜け目ない。

「ええ、揺れたのもそんな長くなかったし」

「だな。あたしらはともかく港さんとかいう一家の方が心配だ」

「っ!」

 砂皿さんの一言に、緋色は身を震わせ俺へ振り返って一言。

「行くよ!」

 行けよ、俺は俺で確認することあるし。

 結果として問答の時間も勿体無いと判断したのだろう。弾丸の速度で駆け出した緋色が俺の視界から消える。

「優さん」

 わかってますよ犬子さん。この揺れは………この地震は、

「地震じゃない」

 何気ない一言。その言葉に二人の女性は反応する。

「どういうこと? 地震じゃないって、それはつまり・・・!」

「祭、待った待った落ち着けって。それより前髪ちゃん、いきなりしゃべりだしたかと思えば訳のわからないこと言わないで欲しいな。こっちだって色々混乱してんだから」

「火薬の臭いが・・・」

 言いかけた犬子さんの言葉を俺は手で遮る。その行為に犬子さんが不快そうな視線を向けてくるがこの際は黙殺しておく。

 確かに焦げ臭いですね。どこかで火事が起きているかもしれない。

 そんな俺の言葉に、怪訝そうな表情だった二人がどこか納得したように頷く。

「こっちには怪我人もいるし、様子を見に行った方がいいね」と砂皿さん。

「でも、火事だったら大変よ」と蒲原さん。

 そういうことなら手分けして状況を確認しましょう。神原さんと砂皿さんは怪我した人達の安全確保を。

 二人は頷く。

「私は退路の確認をしてきます」

 まあ確かにきな臭いからそういう状況の確認は犬子さんに任せた方が無難だしな。

 それじゃあ、俺は倉庫に行って備品や水などがだめになっていないか確認してきますよ。

 方向性が決まったところでそれぞれが頷きあい、バラけて行動を開始した。そして、これが最大の間違いだったことを今この時点で気づいている者はいなかった。


 やはり大した揺れではなかったのだろう。瀬川さんの殺害された部屋の真後ろに存在していた倉庫の中身はほとんどが無事だった。被害にあったのは陶器製のカップや器などで、元々そこまで必要としていたものなので実質的な被害はゼロに等しい。

 一応細部まで確認していたので時間はかかってしまったが、危険性がないとわかったなら無駄な時間ではなかったのだろう。後は皆と合流して状況の確認でもできれば御の字だ。まあ、最悪の状況も常に想定はしているけどね。

 膝についたほこりを払い落としつつ立ち上がると、そのまま倉庫の扉を閉じて外に出る。この後は緋色辺りを探して話でも聞くとしよう。

 そう思いつつ通路を歩いていれば一つだけ扉が開きっぱなしの部屋に気づく。そして、そこから聞こえてくる声は幼い少女の声と、頭の中身が幼い少女の声だった。

 俺はその声に誘われるようにして部屋の前に辿り着き、その中を覗き込むと緋色と渚ちゃん、そしてその両親の姿があった。

「あ、優お兄ちゃん!」

 緋色に高い高いをされていた渚ちゃんが指差すことによって残った三人も俺の存在に気づいたようだ。

 部屋奥のベットに揃って腰掛けた渚ちゃんの両親は小さく頭を下げて会釈。そして、緋色はまた鼻を鳴らしてそっぽ向く。お前は子供か。

「ふん、渚ちゃんを心配できないような冷血漢な優なんてワンコちゃんとイチャイチャしてればいいんだから」

 いや、別に心配してなかったわけじゃないぞ? 皆は緋色に任せておけば大丈夫だと思ったから、俺は安心して状況の確認にいけたんだよ。

「・・・ホントかなぁ?」

 嘘だけどな。

 とまあ、俺は緋色と渚ちゃんに歩み寄りながら一応状況の報告だけはしとく。

 とりあえず水や食料は無事だったみたいだ。他の人達の確認は蒲原さんと砂皿さんに任せてる。犬子さんは脱出路の確認に行っているからすぐに戻るはずだ。

「ワンコちゃん一人で?」

 まあ、一応女の人だから一人にはしたくなかったけど人手もなかったしな。ましてや変なガスが充満してたら蒲原さん達の場合は危険が高いし。

「まあワンコちゃん一人でも大丈夫だと思うけどね。何だかんだいって護身術の達人だし」

 なぬ? 

「だから、優がワンコちゃんにへんなことしようとしても返り討ちにあうと思うよ?」

 そういうことは事前に言えよ!

 無論、やらしいことするとかそれ以前に、あんとき俺が痛い目見なくてすんだじゃないか!

「優がよわっちぃのが悪いと思うよ?」

 ほっとけ!

「あの・・・」

 その声は若干疲れた響きを伴った男性の声、つまりは渚ちゃんのお父さんだ。気づけば彼はベットから立ち上がり、数歩先にいる俺の前に立っていた。

「改めてありがとうございます渚を助けてくださって」

 いえ、むしろこんな危険なところに連れてきてしまって申し訳ないです。

 身長は180センチくらいだろうか? 痩せている為にあまり大きいと感じられないが、どことなく優しい顔立ちをしている。皺になったスーツがどことなくみすぼらしい印象を与えるが、それは皆同じことだ。

「いやいや、今まで渚の姿がなかったからこそ私達はどうして良いかわからなくなっていましてね」

 そんなことを言いながらお父さんは苦笑している。

「恥ずかしい話しですが、娘の元気な姿を見て生き延びなければならないという気持ちが強くなりました」

 見えない希望よりも見える絶望か。まあ、無事に脱出できる確証もないけど、そこは水を差さないで置こう。

 それで、ええと港・・・

「あなた、自己紹介しないと」

 とはお母さんの方だ。特別美人ではないけれど、優しいお母さんといった印象を受けるボブカットの女性だ。お父さんは茶色のスーツ、そしてこちらはベージュのスーツ。なんと言うか・・・地味だ。

「ああ、そうだったな。私は港 善治。そして、こちらは妻の美代子です」

 意外に地味な名前なんですね。

「優、失礼だよ!」

「ははは、いいんですよ」

 そういって笑う善治さんは大人だ。僕なら間違いなくキレるですです。

「よく言われてるので慣れてますよ」

 そうですか、ところで。

 俺は視線を下に向ける。向ける先は善治さんの右足だ。なにやら脛の位置のスーツパンツの生地が破れている。

 その足大丈夫ですか?

「ん? ああ、そうだね。ちょっとぶつけてしまってね」

 そうですか。ところで右利きですか?

「あ、ああ。そうだけれど、それがどうかしましたか?」

 いえ、深い意味はないですよ。それと俺達みたいな年下に敬語はいらないです。もちろん、奥さんの方も。

「ふふ、そうね」

 どこか楽しそうな美代子さん。そして、緋色なぜ睨む? さすがの俺だってこの歳の差でときめいたりはしないぞ?

「それ以前の問題だよ!」

 まあ落ち着けよ。

 ところで蒲原さん達は戻ってきた?

「ううん、多分まだだと思う」

 緋色が言うなら恐らくそうなのだろう。こいつの野生的な勘なら彼女等の足音くらい感知できそうだ。

「あ、でも、戻ってきたみたいだよ」

 ・・・あの足音すら聞こえないんだけど?

 そう思った十秒後、俺の耳にも聞こえ始めた二人分の足音が部屋の前で止まる。

 それを誰と言うまでもない。無論、蒲原さんと砂皿さんの二人のものだ。

「ごめんなさいお待たせしたわね」

 と蒲原さん。とはいえ、特に待っていたということはない。なんせ、俺にとっては意識不明の怪我人二人というのは、まったくもって興味の対象外だからだ。

「二人とも無事だったよ。まあ意識はないんだけどねぇい」

 砂皿さんは言って肩を竦める。

 俺の方も大丈夫と言えば大丈夫でしたね。食器や陶器製の何かが壊れていたくらいで、生活必需品に被害はなかったです。

「そりゃ助かった」

 とはいえ、と砂皿さんは嘆息。

「長期間ここにいるのは、ぞっとしない話しだしねい。ちっちゃい子供や怪我人はできる限り速く外に出してあげたいもんさ」

 連れてきたのは俺達だけどね。

「二人はワンコちゃんには会ったの?」

 緋色の心配げな声に、二人は揃って首を傾げる。蒲原さんに至っては、露骨に嫌な顔をするくらいだ。

「あたし達はそっち方面に行ってないからねぇ。むしろ、坊やと会ってなけりゃ、まだそっちにいるんじゃないかね」

 様子を見に行ったという割には帰りが遅い気がしないでもない。とはいえ、あの人が実況見分に力を入れすぎて時間の経過を忘れているというのもない話ではない。

「・・・優ぅ」

 袖を引かれていることに気づき首を傾げれば、緋色の不安げな顔色が俺の顔を覗き込んでいた。言うまでもなく可愛い仕草なのだが、凶行(愛情)に及ぶには人の目があり過ぎる。

「わんこちゃんのこと探しにいこ?」

 ああ、そうしよう。

 何だかんだいって問題なさそうな気もするけど、それで緋色の笑顔が戻るというならお安いご用だ。

 というわけで皆さん、俺と緋色は脱出口に向かってみます。

「二人とも気をつけるんだよ」

 と善治さん。言われるまでもないことだったが、とりあえず頭を下げて応じておく。

「おねぇちゃん、また後で遊んでねー」

「うん、渚ちゃんまた後でね!」

 そして、俺達は戸口の前に立っていた蒲原さんと砂皿さんとすれ違う。

「優くん気をつけてね」

「二人とも怪我しないようにするさね」

 それぞれが俺達の肩を叩いてくれたが、俺を見上げる緋色のまなざしはどこか冷ややかだ。

「・・・優の浮気者」

 誤解だ。

 しかし、横目に蒲原さんを見ればウインク一つ。更に緋色の視線が剣呑さを帯びたが、このまま距離を取って沈静化を待つ。

 そして、ある程度歩き、T字路を曲がって皆の姿が見えなくなった時、ようやく俺達は口を開いた。

「優、ワンコちゃんが言ってたことって本当に・・・」

 それは俺にもわからない。だけど、地震じゃないというなら、爆破による結果ということなら、話は別だ。

 何を目的としてやったかは別として、少なくともやった犯人と言うべき存在がいることになる。

「犯人・・・」

 ガス爆発などならそんなものはいない。だけど、犬子さんは火薬の臭いといったのだ。俺はあの人のことを信用してはいないが、あの人の嗅覚だけは信用している。

 なら、この場合は事故でなく、犯人の存在する事件と見た方が良い。

「それじゃあ、瀬川さんを殺したのはその人ということ?」

 そこまでは言わない。だけど、少なくとも関連性はあるかもしれないね。もっとも、犬子さんにすれば考えるまでもなく犯人がわかってしまうかもしれないしな。

 少なくとも瀬川さん殺しの犯人はわかっているようなことも言ってたし。

 犬子さんと合流さえできれば全ての話は繋がるはずだから、安心すれば・・・

 この時俺は歩きながら違和感を抱いた。

「優?」

 立ち止まった俺に緋色も足を止めて問いかけるが反応するよりも先に周囲に視線を飛ばす。

 薄暗いだけで風景は何も変っていない。壁の亀裂などは増えているかもしれないが、問題はそんなことではないのだ。

 ・・・これは匂い?

 犬子さんみたいなことを言うつもりはないけど、それでもおかしな匂いが鼻をつく。それはさっきも嗅いだことがあるような………

「なんか焦げ臭いけど」

 それもある。だけど、この匂いは嗅いだ記憶がある。しかも、ごく最近に・・・

 っ!

 それがなんなのか理解した瞬間、俺は走り出した。

「す、優!」

 続く緋色。最初は俺の方が大きく前に出ていたが、一瞬で横に並ぶと視線を向けて大声で叫ぶ。

「一体どうしたんだよ優。ボクにはなんなのかさっぱりだよ!」

 いいから走れ! この匂いは……火事だ。


 それからしばらく走っただろう。そして、地下プールの入り口前、つまり、俺達唯一の脱出口が爆砕し燃え上がっていた。原型をなくした扉に、崩れ落ちた壁と天井。少なくともその先に向かうことは不可能だろう。だが、それ以上にあまりの熱気のため近づくことはできない。だけど、問題はその先にあった。

「ワンコちゃん!」

 緋色の叫びの理由は距離にして五メートルほど前方。そこに倒れるのは灰色のスーツ姿の小柄な体躯。言うまでもなく犬子さんだった。

 俺は一歩進み出ようとしたところで、苦鳴を漏らす。

 くそ、火が強すぎる!

 だけど、この距離でこの熱気。その先で倒れている犬子さんの浴びているものは、この比ではないはずだ。少なくともこのままでは命はない。というよりも、すでに生きているのか死んでいるのかもわからない。

「優、ボクが行くから・・・」

 黙れバカ。

「なっ、ボクは!」

 問答は後だ。お前の服は俺のそれより露出が多い。なら、俺が行くのが正解なんだよ。

「優?」

 畜生。本来ならこんなの俺のキャラじゃない。俺は一歩引いた距離で遠目にものを見るクールじみたキャラ設定だったはずだ。

 だけど、これは違う。これは俺の「描いた」物語じゃない。だからこそ、俺は緋色の制止を無視して飛び出した。

「っ!」

 息を呑む緋色に対して、俺はすでに呼吸を止めている。なんせこの熱気だ。ヘタに呼吸しようものなら肺胞を焼き尽くされて丘で溺れる羽目になる。

 二歩目。

 ついた靴底が異音を立てて煙を上げる。同時に服をまとった箇所はともかくとして、むき出しの顔や手の皮膚が燃え上がるような熱気に引きつる。

 三歩目。

 目を開けていることすら困難だ。生理的現象として涙が多量に分泌されて瞳を守ろうとするがそんなのは雀の涙のようなもの。にじむ視界の中で犬子さんの姿を陽炎が泳ぐ世界の中で改めて確認。

 四歩目。

 彼女は炎に背を向けるようにして倒れていた。だけど、死んではいない。体がかすかに動いていたからだ。だけど、それも一秒毎にタイムリミットが迫っているのだ。現に俺の服もじりじりと焦げ付き始めている始末。

 五歩目。

 やっと彼女の元に辿り着く。

 彼女を抱き上げるために膝をついた瞬間、

 っ!!!!!!

 嫌な音を立てて皮膚が焼ける。肉が強張る。わずかに吸ってしまった息に肺が焼け付きそうになる。

 だけど!

 歯を食いしばって犬子さんの首と膝の下に手を差し込み持ち上げた。同時にびりびりという音とは違う生々しい何かがはがれる音と、膝への激痛。どうやら皮膚が剥がれたらしい。

「優!」

 でも、んなこと関係ねぇ!

 煙を生む靴底で地面を蹴る。

 一歩。

 二歩。

 三歩。

 っ。一瞬くらっ、と来たのは酸欠が理由だ。だけど、倒れるにはまだ早い。陽炎とは別の理由で歪む視界を堪えながら俺は、

 四歩目。

 すぐ目の前には緋色がいる。せめて、そこまでいければ、だから、五歩目を・・・


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