六章予告
「皆さん、こんにちは。
今回、六章の予告を仰せつかったリュービさんの軍師・コウメイです」
「どうも、リュービです。
五章に引き続き六章の予告もやることになったんだけど、いいんだろうか」
「リュービさんはこの『学園戦記三国志』の主人公ですし、いいんじゃないですか?」
「え?
…あ、そうか!
俺がこの物語の主人公だった!
五章の終盤は出番少なかったからすっかり忘れてたよ」
「しっかりしてください。
次の六章ではリュービさんを中心に一気に人員が増強されるんですよ。
何しろ天下を三分するために、リュービさんをソウソウやソンケンさんに匹敵する一大勢力にしないといけないんですからね!」
「コウメイ…だんだん、俺に対してあたり強くなってない?
でも、そうか、今まで主人公なのに活躍地味かなと気にしてたけど、この六章が俺たちリュービ陣営の飛躍の章になるんだね」
「そうです。
これまでは後漢時代の末期でしたが、これからは三国時代の序章です。
ここから時代は三国時代に向けて大きく動いていくんです」
「『学園戦記三国志』ってタイトルなのに、なかなか勢力が三つにまとまらなかったけど、ようやく三国志の時代に入るんだね!」
「まあ、六章ではまだ三国時代には入らないんですが…むにゃむにゃ」
「えっ?」
「と、とにかく、六章では三国志でもお馴染みのあの戦役や人物がどんどん登場します。
おそらくこの六章で三国志前半の主要人物はほぼほぼ出揃うのでないでしょうか」
「それは楽しみだね。
しかし、登場人物が一気に増えるのか。
嬉しいけど、そんなに増やして人の名前覚えられるかな?」
「主人公であるリュービさんがそんな気弱ではいけませんよ。
でも、もし心配なら今のうちに予習しておくのはどうでしょうか?」
「予習って?」
「これは『三国志演義』という本で、これを読めば今後の展開が丸わかり…」
「わー!
コウメイ、なんてもの出すんだ!
それ読んじゃったら完全にネタバレじゃないか!」
「大丈夫ですよ。
赤壁の戦いだって『三国志演義』のものとはかなり違うものになってましたし」
「大筋の流れは一緒だと思うんだけどなぁ」
「この作者も『正史三国志』読むのに手一杯で、『三国志演義』の内容まで逐一確認できてないから、どこまで一緒の流れかよくわからないって言ってますね」
「『演義』も『正史』と同じように枕元に置いとけばいいのに」
「小説の『三国志演義』とはちょっと違う『学園戦記三国志』の今後の展開にご期待くださいね!」
「『三国志演義』やその他の小説・漫画とどこが違ってどこが一緒なのかは自分の目で確かめよう!
元ネタ探しもこの『学園戦記三国志』の楽しみの一つだよ」
「さて、そんなところで宣伝です。
学園戦記三国志第六章『西校舎攻略編』が次回から始まります!
毎週土曜日夜の8時頃に一話ずつ公開予定となっております。
楽しみにお待ち下さい!
諸般の事情で更新が途切れることがあるかもしれませんが、その時は温かい目でお待ち下さい」
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まだ開設したばかりであまりつぶやけていませんが、この小説が好きな方、三国志に興味がある方はよければ覗いてみてください」
「では最後に六章予告絵を公開します。
皆さん、六章でお会いしましょう」
次回は11月19日20時頃更新予定




